【ニーモ・イクイップメント】ブランド30年目へ向けての一歩は、環境配慮も妥協なく進める。

2002年にアメリカで誕生したアウトドアブランド。創業者のカム・ブレンシンガーが、ワシントン山の中腹で安っぽい作りのビビィサックの中で5時間眠れずにすごした嵐の夜、ブランドのコンセプトは生まれた。

ニーモ初の製品はテントだ。空気のフレームで支える「エアサポーテッドテクノロジー（AST）」や、極限下での使用を想定した「エクストリームコンディションズテクノロジー（ECT）」で、アウトドアマーケットから注目を集めた。2005年には、世界中のアウトドアギアのなかでもっとも革新的なものにだけ与えられる「ISPO Brand New Award」最優秀賞をはじめ、数々の賞を受賞し、ブランドは急成長。いまではさまざまなアウトドア用品を展開している。

2023年は新たな節目となる次の10年への始まり。最優先の課題は環境配慮だ。専門部署を設置して自社製品のサステナビリティを評価して改善。そうして開発されたのが、機能と環境配慮を両立する100％リサイクル素材「オズモファブリック」だ。今シーズンから、ブランドの代表的な山岳テント「タニ」シリーズについに採用された。環境に配慮しながら機能を妥協しないニーモの技術開発力が今後も楽しみだ。

タニオズモ 2P

日本の山岳シーン専用設計モデルが、風や雨への耐性が高いオズモファブリックにアップデート。広い居住空間と効果的なベンチレーションで快適にすごせる。

• ¥82,500
• サイズ：220×130×H104cm
• 重量：1.24kg

▲機能と環境配慮を両立した独自開発素材
雨などに濡れたときでもたるみにくく、悪天候時の耐性が高いオズモファブリックは、100%リサイクル素材。

▲だれでも簡単に素早く立てられる設営システム
スピーディな設営と高い耐久性を実現するポールとテント本体を固定するアクシアルコーナーアンカー。

アトムオズモ2P

オズモファブリックを採用した山岳テントのエントリーモデル。多くのシチュエーションでも対応する高い耐久性のフロアを備え、ゆとりある居住スペースと前室を備える。

• ¥59,400
• カラー：マーシュ、他1色
• サイズ：213×130×H112cm
• 重量：1.59kg

リフM’s 30

ひと晩中快適に睡眠できるスリーピングバッグ。ヒジとヒザ回りに余裕をもたせて寝返りも楽なスプーンシェイプに、800FPの撥水ダウンを採用して軽量コンパクトさを両立。

• ¥38,500
• サイズ：〜 183cmまで
• 重量：825g

トレーサー

ニーモ独自のスリーピングバッグ形状、スプーンシェイプに合わせた寝袋ライナー。ブルーサイン認証を得たポリジン加工の抗菌防臭機能で、いやな臭いを抑制。

• ¥6,380
• サイズ：〜 183cmまで
• 重量：234g

【COMMENT】
ニーモ・イクイップメント担当　金牧秀明さん
素材だけではなく生産工程から環境配慮を見直しています。パートナーシップを結んでいるポールメーカーのDAC社と、テントの生産工程からビニール袋の使用を排除する活動に取り組み、ごみの発生や二酸化炭素の発生を抑制。現在ではその取り組みは業界全体に広がりを見せ始めています。

◯お問い合わせ
イワタニ・プリムス
TEL.03-3555-5605
https://www.iwatani-primus.co.jp/products/Nemo/