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【ビッグアグネス】自然への感謝+遊び心がキーワード。BIG AGNES のモノづくり

米国コロラド州北部、広大な原生自然が広がるスキータウンに本拠地を構えるビッグアグネス。
2023年の春夏シーズンは、遊び心満載の彼らならではの新作が目白押しだ。

山旅を支えるユニークなギア。

ビッグアグネス社内には、とにかく遊び好きなスタッフが集まっている。彼らの本社は、まるでおもちゃ箱をひっくり返したかのようなにぎやかさで、オンオフを問わず、アウトドアでもインドアでも楽しむことをモットーとしている。本拠地とするスティームボート・スプリングという田舎町は、自然豊かなコロラド州のなかでも、とくに手つかずの環境が広がるエリア。そんな環境を前に、「自分たちの遊びにあった道具がほしい」という思いで作られているのがビッグアグネス製品なのだ。

同社を代表する「フライクリーク」は、彼らのライフスタイルを反映したようなウルトラライトテントシリーズだ。この春に発売の「ゴールドキャンプ」シリーズもまた、スキータウンの背後に広がるバックカントリーエリア、夏のキャンプや大人数での登山で人々が集うために考えられたフロアレスシェルターだ。

彼らにとってまったく新しいカテゴリーとなる「スカイラインULスツール」は、ブランド名の由来となったビッグアグネス峰の山麓をはじめとしたウィルダネスエリアで気ままにすごすための超軽量チェアとなる。重さは、わずか500g程度。意外なほど上質な座り心地で、夏の北アルプス縦走などに持っていってもいいかもと感じるような出来映えだ。

ビッグアグネスの製品は、高峰や極地などでの登山活動はもちろん、もっと自由に自然と触れあい、友人たちと気軽にアウトドアを楽しみたい、デイハイキングからロングトレイルバックパッキング、バイクツーリングへと幅広く遊びたいといった人たちに向けて作られているモデルが多い。ちなみに、ブランド名は日本人には少し理解しにくいのだが〝おデブなアグネスちゃん〞といったニュアンスを持っている。一般的なアウトドアメーカーの力強い名称とは距離をおいた、これもまた彼ら独特な遊び心いっぱいのネーミングなのだ。

【TENT】フライクリークUL1ソリューションダイ

ビッグアグネスのウルトラライトテントが細部を見直してさらに使いやすく、居住空間もボリュームアップ。本体素材は糸の段階で着色するソリューションダイ素材を採用し環境負荷を大幅低減している。

  • ¥63,360
  • 収容人数:1人
  • サイズ:W97×D218×H102mm(収納時:φ13 ×47 mm)
  • 最小重量:765g(パックウエイト907g)

▲細部の使い勝手のよさがビッグアグネスの特長
天井部に加え、両サイドにも備わるポケット。ヘッドランプやスマートフォンなどの小物を収納するとき、非常に使いやすいと感じるのも同社製テントを所有する喜びを得る要素。

 

▲徹底的な簡素化を果たした半自立式テントの代表作
軽量化のため足元側の室内は低く抑え、テントポールも1本で立たせるなど構造を簡素にしている。こうした取り組みによって、最小重量765gという超軽量化を実現した。

 

【STOOL】スカイラインUL スツール

非常に軽量でシンプルな構造ながら、驚くほど座り心地のいいスツールが誕生した。耐荷重は100kgまで。組み立てと収納もあっという間に終えることができる。縦走登山にも持っていきたくなってくるほど魅力的だ!

  • ¥15,400
  • サイズ:W53×D34×H38mm(収納時:φ9×30mm)
  • 重量:482g(収納袋込み539g)

快適性はユニークな設計から生まれたもの

▲弧を描いたフレームによって、軽量性と耐久性を両立。

▲折りたたむと非常にコンパクトになる。

▲ロゴマークのある後ろ側が深くなった生地により、従来モデルにはない優れた座り心地を提供する。

 

【SHELTER】ゴールドキャンプUL3タープ

もっとも注目したい新作として、フロア形状を効率的な室内空間に作る正方形としたフロアレスシェルターが登場。3人が横になることができ、専用ポールが付属する。別売りのインナーテント「ゴールドキャンプUL3メッシュ」を併用すればダブルウォールテントとしても活用できる。

  • ¥53,680
  • 収容人数:3人
  • サイズ:W229×D229×H168 ~ 203mm(収納時:φ13×52mm)
  • 最小重量:1.22g(ポール込み)

出入りしやすく配慮したフロントファスナーを採用

▲同様のシェルターには直線的なファスナーが採用されることが多いが、カーブを描くことで出入りしやすく設計されている。

 

▲天頂部にはベンチレーションが備わる。

 

【SLEEPING PAD】ツイスターケインバイオフォーム

同様の快適さを備えた独立気泡素材を使ったモデルよりも小さく収納でき、暖かな空気を閉じ込めるダイカット形状を採用することで、R値1.7を確保。素材はCO2排出削減をめざした再生可能素材でサトウキビ樹脂を60%以上含むEVAフォームだ。

  • ¥8,360
  • サイズ:W51×D183×H13 mm(収納時:φ18×51mm)
  • 重量:397g

コンパクトさと保温性を両立する波形の表面加工

▲2層構造素材は耐久性に優れ、波形の表面加工によって高いクッション性とコンパクトさを両立させている。なお、使用時はどちらの面を上にしても同様の断熱性が得られるという。

 

 

企画協力◉ケンコー社
TEL.06-6374-2788
https://kenkosya.com

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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