「マルチ」がキーワード サロモンの厚底ハイクシューズ「エリクサーGTX」とフィールドへ| Part.1
PEAKS 編集部
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ロードランにおけるトレンドであり、トレランシューズの世界でもモデル数が増えている厚底シューズ。製品による差はあれど、基本的には適度な反発が生まれ、さらに疲労軽減効果を発揮するため、とくに長距離のランやハイクでその恩恵を感じられる。
この秋、フィールドやシーンに合わせたさまざまなシューズを展開するサロモンから、ロードラン、トレイルランに続いて、今度はブランド初のハイキング用厚底シューズ「エリクサーGTX」がリリースされた。
サロモンならではの優れた機能性はもちろんのこと、このシューズには「マルチ」というキーワードが与えられている。
フィールドで自由に遊ぶアウトドアラバーにエリクサーGTXを履いてもらい、マルチの意味を紐解いていこう。
INDEX
山歩きをベースにゆるいアウトドア遊びに夢中な大西土夢さん
最近、登山などのアウトドアメディアで活躍しているアートディレクター・イラストレーターの大西土夢(おおにし・とむ)さん。もともとデザイナーとして広告のクリエイティブなどに携わっていたが、数年前から登山に目覚め、山にまつわるイラストを描き始める。その後、インスタグラムにアップしていたイラストが評判となり、アウトドアメディアでの仕事が一気に増えた。
「高校時代に友達に誘われて北アルプスの五色ヶ原山荘でアルバイトをしていたんです。なので、登山自体には若いころから触れていたんですが、社会人になってからは仕事が忙しくなってきて、山に行くこともほとんどありませんでした。でも、数年前に山のことを思い出し、ひさびさに歩きに行きたいなと思ったんです。それからはいろんな山に遊びに行きました。本当は縦走したり、ロングトレイルを歩いたり、長く山に入りたいんですが、家庭の事情もあるのでいまは日帰りがメインですね」
北アルプスの山々などには登るものの、決して垂直志向ではなく、どちらかといえば水平志向の大西さん。最近は釣りにもハマっていて、今年は南アルプスでテンカラ釣りを楽しんだそう。
今日のフィールドは、関東からフラッと来られて富士山や海の眺望がすばらしい西伊豆の山。さっそくエリクサーGTXを試してもらう。
「パッと見はスニーカーチックというか、街履きが似合うシューズですよね。普段はアースカラーなど落ち着いたカラーのウエアが多いので、相性が良さそうです。トレランシューズでは厚底モデルを履いているんですが、エリクサーGTXはどんな履き心地なのか、山を歩くのが楽しみです」
登山口を出発し、稜線へと向かっていく。道はよく踏み固められていて歩きやすく、シューズ本来のフィーリングを感じるには絶好の場所だ。
「十分な厚みがありますが、フワフワした不安定さはなくて、しっかりと歩ける感じがします。岩に乗っても足への当たりがソフトですね。あと、アッパーがやわらかいので、下ろしたばかりでもしっかり屈曲してくれて歩きやすいです」
しばらく歩いて海が見える稜線へ到着。ウインドシェルを脱いで海風を感じながら、しばし仕事を忘れてのんびりと景色に見入る。
「じつはこのあたりは少し前に日帰りで歩きに来たんですよね。気軽にすばらしい展望を堪能できるから、リフレッシュにはピッタリです」
「まだちょっとしかシューズを履いていないですが、違和感はほとんどないですし、すでに足になじんできた気がしますね。初めてのシューズでちょっと不安でしたが、今日はこのまま快適に履き続けられそうです」
最近のお気に入りはハンモック&タープのリラックスタイム
山歩きを堪能したら、今度は自然が多く残る山のキャンプ場へ。ほどよい樹間を見つけると、最近のお気に入りだというハンモックを木に張り始める。
「キャンプではよくハンモックを使っています。家族でキャンプに行っても、僕以外はテントで寝て、僕だけハンモックで寝るなんてことも。山での実戦投入はまだできていないんですが、これからタープと組み合わせて山でもいろんな場所で使っていきたいですね」
手際よくハンモックを張り終えたら、アルコールバーナーで湯を沸かしてコーヒーを味わう。今日2回目のリラックスタイムに大西さんもご満悦のようす。
「ガッチリとした登山靴だったらキャンプのときはラクなシューズに履き替えたくなりますが、ソフトな履き心地のエリクサーGTXだったら、そのままでもまったく問題ないですね」
そう語ると、大西さんは身体をハンモックに預け、さらなるチルタイムに没入し始めた。
シーンを選ばず使えるマルチなシューズ
大西さんは普段、登山用にはトレランシューズ、アプローチシューズなどを使い分けているそうだが、それでも選ぶ際は頭を悩ませているという。
「山のシューズって本当に選び方が難しいなと思います。場所によってベストなシューズが違いますが、だからといって何足もシューズを買って使い分けるというのもあまり現実的ではないですよね。なので、いろんなシーンで使えるシューズを選びたいなと思っています。正解はわからないので、試行錯誤しないといけないですが」
「このエリクサーGTXは、厚いミッドソールが衝撃を吸収してくれるので疲れにくく感じますし、船底のようなソールの構造で足が運びやすい気がします。ソールも適度なグリップ力があるので山のいろんなシーンで活躍してくれそうですね」
「山用のシューズだとカラーリングがビビッドなものも多いですが、エリクサーGTXは落ち着いた色味なので、街歩きでそのまま使えるのも良いですね。シーンを選ばずに家からフィールドまでずっと履き続けられそうです」
エリクサーGTXのポイント
厚いミッドソール&アールキャンバーのソール
見た目にもインパクト大な厚いミッドソールが大きな特長。足への衝撃を吸収し、さらに適度な反発を生み出してくれる。ミッドソールには「オレフェン」という素材が配合されており、これにより復元力がアップし、さらに耐久性も向上するという。また、ソール自体がつま先とカカトが反り上がったアールキャンバー形状となっており、スムーズに足を踏み出すことができる。
着地時にはカカトのカーブがスムーズな着地と重心移動を、さらにつま先のカーブが蹴り出しに向かう際の自然な足の動きを促してくれる。
足の安定を生み出すセンシフィットとアクティブシャーシ
高いフィット性を生み出すサロモン独自のアッパー構造「センシフィット」の役割を果たすのが、サイドにある大きな三角のパーツ。シューレースを締めた際にアッパーがグッと引き寄せられ、中足部を包み込むようにしっかりフィットする。
カカトに近い部分に配置されたEVAのパーツは「アクティブシャーシ」と呼ばれる補強。足の横ブレを防ぎ、歩行時の安定感をアップさせる。
適度なグリップ力と推進力を両立させたアウトソール
オールテレインと呼ばれる適度なグリップ力と推進力を両立させたバランス型のアウトソールは、サーフェスを選ばずさまざまな路面で活躍してくれる。全面がラバーで覆われているので、他のモデルのように底部分に露出したミッドソールが削れる心配もない。
エリクサーGTX メンズ
- 価格:¥29,700
- カラー:バニラアイス×ファントム×レモン、他2色
- サイズ:25.0~31.0cm
- ドロップ:7mm
- 重量:385g(27cm/片足)
エリクサーGTX ウィメンズ
- 価格:¥29,700
- カラー:カーボン×パールブルー×フリントストーン、他1色
- サイズ:22.0~25.0cm
- ドロップ:7mm
- 重量:336g(24cm/片足)
山歩き重視ならミッドカットモデルも
足首までホールドしてより安定性が高いミッドカットも展開。街歩きまで含めた使い勝手重視ならローカット、山歩きを重視するならミッドカットを選ぶと良いだろう。
エリクサーミッドGTX メンズ
- 価格:¥33,000
- カラー:ブラック×ドライハーブ×サザンモス、他2色
- サイズ:25.0~31.0cm
- ドロップ:7mm
- 重量:474g(27cm/片足)
エリクサーミッドGTX ウィメンズ
- 価格:¥33,000
- カラー:バニラアイス×ファントム×メタル、他1色
- サイズ:22.0~25.0cm
- ドロップ:7mm
- 重量:402g(24cm/片足)
企画協力◉アメア スポーツ ジャパン
TEL.03-6631-0837(サロモンコールセンター)
https://salomon.jp/
- BRAND :
- PEAKS
- CREDIT :
-
文◉泥谷範幸
写真◉宇佐美博之
取材協力◉CAMP BEAN
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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