質実剛健なマックパックが世に送る アルパインパック サミット22&パーシュート40
PEAKS 編集部
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シンプルで長く使えることで定評のあるバックパックブランド「マックパック」が、本格的なアルパインパックを新たに発売した。
精鋭クライマーと共同で開発したその中身は。
編集◉PEAKS編集部
文◉森山憲一
写真◉熊原美惠(製品)
ニュージーランドが誇る登山家たちとコラボレーション。
マックパックというと、日本ではバックパッキングのイメージが強いが、本国ニュージーランドではアドベンチャーレースブランドとしての知名度も高い。そして国内には「サザンアルプス」と呼ばれるアルパインエリアが広がっている。そこには、最高峰のクック山(3754m)をはじめとして、アスパイアリング山(3033m)など、アルパインクライマー憧れの山が連なっている。そうした環境で歴史を紡いできたマックパックは、アスリートブランドとしての一面ももっているのだ。
そのマックパックから、新しいアルパインパックが登場する。容量22ℓの「サミット22」と同約40ℓの「パーシュート40」がそれだ。
軽量ながらも非常に高強度な素材を採用し、アルパインクライミングでの酷使にも耐える作り。それでいて、パーシュート40でも最大890gとかなり軽く仕上がっている。クライミングパックらしくシンプルな作りなので、用途を問わない汎用性の高さも魅力だ。
このふたつのパックは、ニュージーランド・アルパイン・チーム(NZAT)の全面的な協力のもと開発された。NZATは、優れたアルパインクライマーの育成を目的とした、世界的にも数少ない先進的な組織。メンター(講師役)には世界中での登攀経験豊富なアルピニストが並び、なかには、オーストラリアのレジェンド、ティム・マッカートニー・スネイプなども含まれている。
彼ら彼女らの豊富な経験に基づくアドバイスを取り入れて開発されているだけに、まさにプロユース。シンプルに見えて、ギアキャリーの機能性は高く、登山スタイルに応じてさまざまにカスタマイズが可能だ。アルパインクライミングはもちろん、沢登りや雪山登山など、バリエーションルートなどを指向する登山者にはとても使いやすいバックパックになっている。
NZATとは
ニュージーランド・アルパイン・チーム。優れたアルピニスト育成を目的にしている。マックパックのアルパインパックはNZATと共同で開発されている。
サミット22&パーシュート40
(右)パーシュート40
マルチデイのクライミングに対応する先鋭パック。
複数日山行にも対応するアルパインパック。ロープキャリーやアックスホルダーのほか、フロントのデイジーチェーンを利用してクランポンやスノーシューも固定可能。背面は雪が付着しにくいスムースサーフェスのバックパネルになっている。
- ¥59,400
- 容量:38ℓ(S2)、42ℓ(S3)
- サイズ:S2、S3
- 重量:約850g(S2)、
- 約890g(S3)
(左)サミット22
スピード重視のワンデイクライミングに最適な22ℓパック。
ギアのキャリングシステムなどの多彩な機能はパーシュート40そのままに、容量をさらに小さくして、背面パネルとウエストベルトを簡易仕様にしたモデル。600gとかなり軽量なので、ワンデイクライミングに最適。ハイキングパックとしても◎
- ¥38,500
- 容量:22ℓ
- サイズ:ワンサイズ
- 重量:約600g
耐摩耗性に優れた軽量素材を採用。
競技用ヨットにも使われている軽量で強度の高い素材「チャレンジウルトラ100」を本体生地に採用。耐水性とリサイクル性にも優れた素材だ。
緊急ビバークにも対応できる。
荷室内部に仕込まれている背面パッドは、取り外すとビバークマットとして使える。ビバークを余儀なくされたときなどの緊急時にはありがたい。
小物が取り出しやすいトップポケット。
パック最上部にはファスナーポケットが付いている。行動中に頻繁に出し入れする物の収納場所として便利。ポケット内にはキーリングも装備。
多目的に使えるデイジーチェーン。
パック前面に設けられたデイジーチェーンにストラップやバンジーコードを取り付けることで、さまざまなギアを外付けして持ち運ぶことが可能。
アズテックモデルも!「パーシュート」
基本機能はパーシュート40とほぼ同等で、本体素材に「アズテック」を採用したモデル。アズテックはコットンとポリエステルを混紡した同社独自の素材。コーティングなしで高い耐水性を発揮し、経年劣化も少ないことで知られる。
- ¥33,000
- 容量:37ℓ(S2)、40ℓ(S3)
- サイズ:S2、S3
- 重量:約1,010g(S2)
企画協力◉ゴールドウイン
0120-307-560(ゴールドウインカスタマーサービス)
https://www.goldwin.co.jp/macpac/
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- PEAKS
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編集◉PEAKS編集部
文◉森山憲一 Text by Kenichi Moriyama
写真◉熊原美惠(製品) Photo by Yoshie Kumahara
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PROFILE
PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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