【salomon】サロモンらしさが光るニューウェポンで山遊びをもっと軽やかに、もっと自由に。

PEAKS 編集部

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ブランドのコアであるシューズを中心にアスリート向けから一般ユーザー向けまで、豊富な製品ラインナップを展開するサロモン。
今季もさまざまなシーンにピタッとマッチする多くのニューモデルが登場しているので、注目アイテムをピックアップしてご紹介しよう。

文・編集◉PEAKS編集部
写真◉中村文隆

岩も、トレイルも。山を駆けるためのハイブリッドシューズ。

アクティビティやシーンに特化した、革新的なアイテムを生み出すレーベル「S／LAB（エスラボ）」。このエスラボの〝尖った〞アイテム群に新しい仲間が加わった。

一般的には難所とされるような岩場を駆ける遊び、スクランブリング。このスクランブリングのために生まれたのが「S／LAB アルパインウェイ」である。普通の登山者には無縁なのでは……と思うかもしれないが、アプローチシューズのように岩場を登れて、トレランシューズのように走ることもできるハイブリッドな性能は、山登りでも活躍してくれる。

パーツの素材から設計、ラストに至るまで、各要素の融合によってその性能が生み出されているのだが、なかでも見逃せないのはアウトソールとミッドソールだ。

アウトソールにはサロモン史上もっとも粘着性の高いラバーが使用され、さらに4つのラグパターンを使い分けることで機動力や安定性なども生まれるようにバランスを取っている。また、ミッドソールには前足部に硬め、後足部はそれよりソフトな2種類の素材を使用。これにより岩場での安定性と歩行時の衝撃吸収性を両立させた。

アイコニックであり、実用性も備えているこのシューズには、サロモンの本気が詰まっている。

S/LABとは

ラボでの開発から製品を生み出す先鋭的レーベル

エスラボは、ブランドのDNAでもある“やってみよう”の精神でアイテムを創造するレーベル。研究開発機関「アネシー・デザイン・センター」を拠点に、先鋭的で革新的なアイテムを生み出している。

S/LAB ALPINWAY（S/LAB アルパインウェイ）

￥35,200（2024年4月下旬発売予定）
サイズ：22.5 ～ 28.5cm
カラー：ホワイト×ブラック×トランセンドブルー
重量：360g（片足／ 27cm）

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登るときも前足部がずれにくい

シューレースはアプローチシューズのようにつま先側からスタートしており、足を前足部からしっかりホールドさせることができる。

思わぬ引っ掛かりを防ぐ

壁から出ている小さなスタンスに立つ際など、ミッドソールやアッパーが引っ掛からないように90度の切り立った作りになっている。

大胆に素材とパターンを使い分け

アウトソール前足部と中足部の内側には粘りが強くグリップ力が高いラバーを使用。4つのラグパターンと相まって歩行、走行性にも優れる。

2種の素材で安定性と衝撃吸収性を両立

ミッドソールをよく見ると前足部は黒、途中から白に切り替わっている。前は硬め、後ろは少しソフトにしてハイブリッドな性能を持たせた。

［S/LAB アルパインウェイ取り扱いショップ］
・ハイカーズデポ（TEL. 0422-70-3190）
・さかいやスポーツシューズ館（TEL. 03-3262-0433）
・山の店デナリ（TEL.03-3353-6197）
・サロモンストア東京渋谷（TEL. 03-6712-5720）

S/LAB パルサー3

船底のようなロッカー形状が特長の超軽量トレランシューズ。耐久性とフィット性を兼ね備えるメッシュ素材が使われており、ストレスの少ない走りを叶える。

￥27,500
サイズ：22.5 ～ 28.5cm
カラー：レッド×フィエリーレッド×ホワイト
重量：205g（片足／ 27cm）

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S/LAB ジェネシス

不安定な場所も含めて、あらゆる山のフィールド、サーフェスでスピーディに行動することを目指して設計されたオールラウンダー。登山シーンでも活用できる。

￥29,700
サイズ：22.5 ～ 28.5cm
カラー：ブラック×ホワイト×トランセンドブルー
重量：258g（片足／ 27cm）

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トレイルを長く、快適に歩き続けるためのパートナー。

アルプスのロングトレイル「ツール・ド・モンブラン」の踏破を目指して作られたのが「Xウルトラ」。2012年に誕生したこのシューズは日本でも愛用者が多く、アップデートを繰り返しながら、現在では「Xウルトラ4」がリリースされている。

4になって大きく変わったのはシャーシの構造。中足部を足裏からコの字のように包む新しい補強のおかげで捻挫などを抑制する効果が高まった。一方、ラクに長く歩けるという従来のモデルも人気が高く、その系譜で今年新たに登場したのが「Xウルトラ360」（以下、360）だ。この360は前モデルである「Xウルトラ3」のカカト周りの安定性を高めるシャーシ構造を踏襲。同じローカットで比較すると4の390gに比べ、360は372gとより軽量に仕上がっており、足への負担も少ない。

兄弟のような2モデルだが、よりハードな山岳地帯にフォーカスしたのが4、歩きやすいトレイルのような水平方向の歩行に向くのが360と、シーンに合わせて選びやすくなった。最後に、街歩きにも360のほうがマッチする、ということも付け加えておこう。

X ULTRA 360MID GTX＆X ULTRA 360 GTX

（上）X ULTRA 360MID GTX（Xウルトラ 360 ミッド GTX）

￥20,900
サイズ：メンズ25.0 ～ 28.5cm（ブラックのみ29.0、30.0、31.0cmあり）、ウィメンズ22.0 ～ 25.0cm（ブラックのみ25.5cmあり）
カラー：メンズ全3色、ウィメンズ全3色
重量：メンズ393g（片足／ 27.0cm）、ウィメンズ345g（片足／ 24.0cm）
※ウィメンズモデル/サイズあり

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（下）X ULTRA 360 GTX（Xウルトラ 360 GTX）

￥18,700
サイズ：メンズ25.0 ～ 28.5cm（ブラックのみ29.0、30.0、31.0cmあり）、ウィメンズ22.0 ～ 25.0cm（ブラックのみ25.5cmあり）
カラー：メンズ全4色、ウィメンズ全3色
重量：メンズ372g（片足／ 27.0cm）、ウィメンズ320g（片足／ 24.0cm）
※ウィメンズモデル/サイズあり

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圧倒的に蒸れにくく、細部にもこだわった、雨でも快適にすごすための〝ギア〞

今シーズン初登場したウエアシリーズ「アウターパス」。このシリーズのレインウエアが一番こだわったのは蒸れにくさだ。4 0 000g／㎡／24hという非常に高い透湿性を備える「アドバンストスキンドライブレス」という独自素材を使用し、ゆっくりでも、運動強度が高いときでも湿気をすばやく逃してくれる。さらに「アウターパスジャケットウォータープルーフプロ」には脇下にピットジップ、「アウターパス2・5Lウォータープルーフパンツ」にはサイド全面にファスナーを設け、蒸れを感じたらすぐに換気できる。

それ以外にも注目したいのは、ジャケットのディテール。のれんのように持ち上げるフラップが付いたポケットが左胸にあり、こちらにはスマホなど細かいものが入れられる。さらに前身頃下部の両サイドに付いているポケットも大型で、ボトルのようなかさばるものも余裕で入る。つまり、ジャケットを着たまま、バックパックも下ろさずに行動しやすいようになっているのだ。使い勝手にもとことんこだわって作られている。

雨だって晴れのときと同じように快適に―― そんなコンセプトが感じられ、おまけに価格も魅力的なこのシリーズ。注目せずにはいられない。