【SEA TO SUMMIT】軽さと保温性のバランスが抜群の定番モデルがラインナップを一新!春夏秋冬、スパークと山へ
PEAKS 編集部
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傷みや劣化があまりなく、山道具のなかでもとくに長く使うことになる寝袋。
国内外の数あるアウトドアブランドのなかでも、際立ってこの寝袋に力を入れているのがシートゥサミットだ。
この春、登山にベストマッチの「スパーク」が一新、より選びやすくなった。
編集◉PEAKS編集部
文◉編集部
写真◉中村文隆
全方位的、まさに「海から山頂まで」カバーする総合アウトドアブランドのシートゥサミット。創業の1990年にリリースしたファーストプロダクトはスリーピングバッグ用ライナーであり、「寝」に対しては当初から並々ならぬこだわりを持ってきた。
とくにスリーピングバッグはブランドにおける重要アイテム。登山に向けては「スパーク」という保温力に対して圧倒的に重量が軽い商品を展開していたが、今季、そのスパークがリニューアルした。大きく変わったのはそのラインナップ。これまでは「Ⅰ」「Ⅱ」などと数字で製品が分けられ、合計5モデルが展開されていたが、今シーズンからは7℃、マイナス1℃、マイナス9℃、マイナス18℃(すべてロワーリミットの表記)の4モデルに整理。これにより、夏山だけなら、秋も行くなら、厳冬期に使うなら……など、使用時期に合わせて商品が選びやすくなった。
同時にウィメンズモデルも「フレーム」から「スパークウィメンズ」へと名称を変更。製品名の数字はメンズモデルとは異なりコンフォートの温度表記としている。女性の身体に合うシェイプ、メンズモデルより保温性が高めという、女性向けの仕様はそのままだ。
他にも細かなディテールをブラッシュアップ。ラインナップにおいても、使い勝手においても、より登山者に優しく生まれ変わった。
シートゥサミット/スパーク -1℃&スパーク ウィメンズ -1℃
(右)シートゥサミット/スパーク -1℃
- ¥51,810
- 快適睡眠温度:4℃(ロワーリミット-1℃)
- 収納サイズ:13.5×19.5×34cm
- 重量:493g
(左)シートゥサミット/スパーク ウィメンズ -1℃
- ¥51,810
- 快適睡眠温度:-1℃(ロワーリミット-7℃)
- 収納サイズ:13.5×19.5×34cm
- 重量:584g
フードとフットボックスは防水透湿素材
テント内壁の結露に触れて濡れやすいフードやフットボックスには、リップストップの防水透湿素材(写真左上部分)を使用している。
生地を噛みにくく丈夫なファスナー構造
開閉時に生地を噛み込みにくい構造のスライダーを採用。ファスナー自体もコイルがより大きく、故障しにくい丈夫なものに変更した。
キルトがずれにくいジョイントシステム
ダウンキルト「エンバー」とのジョイントを考慮し、首の部分にスナップボタンを配して留められるように。寝ているときもずれにくい。
しっかりと使い勝手が考えられた収納袋
半分だけファスナーが開き収納が容易なストレージバッグ、バックルが開閉し入れやすく圧縮しやすいコンプレッションバッグが付属。
ブランド担当者からのコメント
今回、快適温度域が高いモデルは、これまでより少しゆとりがあるシェイプに変わりました。そのおかげで動きやすく、快適に使えると思います。また、中のダウンは変わらず撥水加工が施されたフィルパワー850+、つまり850以上の高品質な物を使っています。
幅広い温度域で使える派生モデルも
シートゥサミット/スパーク プロ -1℃
より幅広い温度レンジで使えるように設計されたモデル。片側サイドにフルレングス、反対サイドにハーフレングス、さらにフットボックスにもファスナーを設け、温度調整がしやすい。中綿には超高品質なフィルパワー950+の撥水ダウンが使用されている。
- ¥63,360
- 快適睡眠温度:3℃(ロワーリミット-1℃)
- 収納サイズ:13.5×19.5×34cm
- 重量:619g
企画協力◉ロストアロー
https://www.lostarrow.co.jp/
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編集◉PEAKS編集部
文◉編集部 Text by PEAKS
写真◉中村文隆 Photo by Fumitaka Nakamura
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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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