BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

【ジープ・ラングラー】 人生を変えるクルマ選び

まだ2ドアモデルのみのラインナップだったころ、ラングラーは現在よりもずっとプリミティブなモデルだった。荒野の奥深くで対処不可能な故障を避けるため機械式制御にこだわり、ABSすら装備されていなかったのだから。それは泥遊びのための専用ツールといった存在で、だからこそ多くの人が強く憧れても、とくに家族持ちが手に入れるにはハードルが高かったのも事実。しかし4ドアのアンリミテッドが登場してからは、もう言い訳の必要はなくなった。

リアドアを備えてリアシートのサイズもスペースも大きくなり、ホイールベースが伸ばされたことで乗り心地も格段に向上している。それに現行モデルに切り替わってからは、時代が進み信頼に足るようになった高度な電子制御デバイスをドライブトレインや安全装備を採用し、軍用モデルだった初代から連綿と受け継がれてきたワイルドさを維持しながらも、もはやラグジュアリーSUVの世界へと足を踏み入れつつある。

ラングラーシリーズのなかで双璧を成す「サハラ」と「ルビコン」

とくに日本に導入されているラングラーはアンリミテッド・サハラとアンリミテッド・ルビコンの2モデルとなり、いずれもラングラーシリーズのなかで双璧を成すトップトリムといえるモデルだが、そのどちらにも4WDシステムの中核となるトランスファーケースに、本国ではオプションとされているセンターデフを備えたフルタイム4WDシステムをスタンダードで装備する。

サハラは多くを都市部で過ごし、たまにキャンプやスノーボードなどで未舗装路や雪道に踏み入れるオーナーにオフロードでのイージードライブや安心感を提供し、それでは飽き足らず、より本格的なオフロードに踏み込みたいオーナーにはルビコンがチャレンジスピリットを提供してくれる。

なにしろルビコンにはサハラよりも大きな駆動力を得られるローギアが与えられ、センターに加えて前後のディファレンシャルにもロック機構を装備、1輪でも駆動力が得られれば前に後ろに進もうとする。さらにオンロード走行ではハンドリングに安定性をもたらすスウェイバーもキャビンからスイッチひとつで解除でき、サスペンションの動きの自由度を増してサハラよりも高さのある段差に対応可能となる。

かつてのV6エンジンに匹敵する最新の2.0Lターボエンジン

一方、現代のラングラーはワイルドさだけではなくスマートさも併せ持っている。サハラもルビコンも、搭載するのは2.0Lの直4ターボエンジンだ。この最新の2.0Lターボエンジンは回転数が上がりターボが効きはじめてからパワー感を大きく増すようなタイプではなく、もっと大きな排気量のエンジンのように低回転時からフラットにトルクを出力する。その最大トルクは数値上もかつてのV6エンジンを上回り、発生回転数も低くなっているのでオンロードでもオフロードでも扱いやすい。おまけに燃費でも上回って税金も安いのだから、至れり尽くせりだ。

アメリカン・モデルが図太いエンジン音をドロドロと響かせていたのは、もう遠い過去の話になっている。このクリーンなパワーユニットは爽快なオープントップとの相性もいいし、例えば早朝の閑静な住宅街やキャンプサイトでも余計な気を使わずに済むだろう。

ラグジュアリーの意味には豪華の他にも贅沢や高級など微妙に異なるニュアンスがあるが、ラングラーはオフロードパフォーマンスにおいて間違いなく高級品であり、普段使いのパッセンジャーカーとして最高の相棒であり、オーナーの人生において華となるに違いない。

 

「LOVE WRANGLER 最大100万円をサポート」詳しくはこちら

SHARE

PROFILE

PEAKS 編集部

PEAKS 編集部

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

PEAKS 編集部の記事一覧

No more pages to load