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裸足に近い構造がナチュラルムーブメントを呼び起こす。“自然な歩き方”へと導くオリンパス6

年々進化を遂げ、多種多様になってきているトレランシューズ。それだけに、マニアでなければ選びにくくもなってきている。登山で使いたいと思ったとき、なにをポイントに選べばよいのだろうかーー。

ひとつのキーワードとなるのが設計思想。登山用品店でも扱いが多く、目にする機会も少なくないアルトラのシューズは、ひとつの大きな哲学を持って作られている。それは「ナチュラルムーブメント」。裸足のような人間本来の状態の身体の動きを理想とし、シューズを履いても、自然な動きを極力妨げないような構造となっている。そのための大きなポイントがふたつ。ひとつは足の指がしっかり広がるスペースを確保する前足部の形状「フットシェイプ」。

もうひとつは、つま先とカカトの高さが同じ状態の「ゼロドロップ」である。このふたつの構造が、自然な歩き、走りを促し、結果としてヒトが本来持つ身体機能を呼び起こし、身体への負担を減らす。

数あるアルトラのトレイルシューズのなかでも、一番クッション性に優れ、登山に向くのが最新バージョン「6」となった「オリンパス」。ロングトレイルハイカーや尾瀬の歩荷など「歩く」を日常とする人にも信頼を得ているモデルである。迷いがちなトレランシューズ選びの有力な選択肢のひとつとなるだろう。

オリンパス6

アルトラのトレイルシューズで一番厚底でありクッション性に優れるモデル。カカト外側からつま先内側へ自然な重心移動を促す機能「ガイドレール」が安定性を高める。アウトソールはヴィブラム・メガグリップ。

  • ¥25,300
  • カラー:メンズ全4色、ウィメンズ全4色
  • サイズ:メンズ25.0 ~ 31.0㎝、ウィメンズ22.5 ~ 27.0㎝
  • 重量:345g(28.5㎝)

POINT 1:ゆったりとしたつま先のシェイプ

一般的なトレランシューズやハイキングシューズに比べ、つま先にゆとりがある形状となっている。親指から小指まで足が自然に解放され動かしやすい状態になるので、着地時のバランスが良くなり、身体のパワーを地面に無駄なく伝えることができる。

POINT 2:つま先とカカトの高低差が0mm

たいていのシューズは、前方向へ重心移動がスムーズにできるように地面に対してつま先側よりカカト側の方が数ミリ高くなっている。対して、アルトラはつま先とカカトの差が0㎜の「ゼロドロップ」。裸足感覚で身体を自然な動きへと導いてくれる。

▲(右)ブラック×ブラック(中)レッド(左)ブラック×グリーン

商品の詳細はこちら

企画協力◉ロータス
https://altrafootwear.jp

 

※この記事はPEAKS[2024年11月号 No.168]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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