幅広い山岳アクティビティに対応するハーフジップモデルも登場。ミドルレイヤーの決定版! ザ・ノース・フェイスの エクスペディショングリッドフリースコレクション
PEAKS 編集部
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アクティブシーンのミッドレイヤーとして、圧倒的な存在感を示す定番シリーズに、ニューアイテムが加わってさらに充実度がアップ。
3人のアスリートがそれぞれのモデルをレビューする。
編集◉PEAKS編集部
文◉小川郁代
写真◉熊原美惠(製品)
ブランドの最高峰、サミットシリーズのテクニカルフリース「エクスペディショングリッドフリース」は、アクティブシーンのミッドレイヤーとして、エキスパートからも信頼の厚いアイテムだ。8本の突起をもつ中空繊維を、内側に長い毛足をもつグリッド状のフリースに編み上げることで、保温性と通気性をバランスよく両立。気温や行動量によって変化する、「ちょうどいい」着心地をつねに提供し続ける。
このフリースウエアに、待望のハーフジップタイプが追加された。効率的な換気ができる大型フロントファスナー、首元を冷気や日差しから守るスタンドネック。ギアラックの肩掛けやロープの振り分けなど、クライミングシーンでは、フードがないことが役立つ場面も多い。
ニューモデルの追加でさらに充実したコレクションから、3人のアスリートに、それぞれが選んだアイテムの感想を聞いた。クライマーの馬目さんは、6月中旬の宝剣岳で新作のハーフジップを、布施さんは、厳冬期でも愛用中のフルジップフーディを、春の山岳ルートで試した。髪が長く、首回りに違和感があると登りに集中できないという石井さんは、クルーネックを着て6月のボルダリングへ。それぞれのコメントが、選択肢が多すぎてどれを選べばいいかわからないという、ぜいたくな悩みを解消するヒントになるだろう。
EXPEDITION GRID FLEECE
■吸水速乾性の中空糸で作られたフリース
ふわりと軽く、ソフトで心地よい肌触り。細かい毛足が汗を吸い上げ、グリッドの通気性がすばやく拡散して、べたつきの不快感を防ぐ。防風シェルを重ねて保温力アップも可能。
エクスペディショングリッドフリースジップアップ
■幅広い山岳アクティビティに対応するハーフジップモデル。
オーバーヒート時の換気に役立つ大型フロントファスナーと、首回りの保護性を発揮する立ち襟仕様。アクティビティを選ばず使え、1枚で完結する使い勝手のよさも魅力。
- ¥18,700
- サイズ:WS~WL、S~XXL
- カラー:ティングレー、アンバーグリーン、ブラック
- 重量:190g(L)
- 女性用品番、サイズあり
comment
気温10℃以下、微風の穏やかな天気で、「アウターを着るほどではないが動かないと寒い」「クライミング時に動きやすくビレイ中は暖かく」という希望に応えてくれる着心地でした。ファスナーで温度調節ができ、肌触りもよく伸びがいいので、ストレスなくクライミングできました。
エクスペディショングリッドフルジップフーディ
■幅広く着回せて着脱もしやすいフルジップスタイル。
ベーシックで使いやすいフルジップタイプ。適度な伸縮性と柔らかな素材感のフードが顔回りにやさしくフィットし、気温や天候、体温の変化に合わせて手軽に着脱できる。
- ¥19,800
- サイズ:WS~WL、S~XXL
- カラー:ティングレー、
- アンバーグリーン、ブラック
- 重量:210g(L)
- 女性用品番、サイズあり
comment
抜けが抜群によく、汗をかいてもすぐに乾くので、厳冬期のバックカントリーでは毎回着ています。この日は少し肌寒い雨上がりの早朝でしたが、朝のウォーミングアップにちょうどいい着心地でした。ストレッチ性があって、フードが頭にフィットするので降雪時にも助かります。
エクスペディショングリッドフリースクルー
■リラックス感のある着心地と着回し力のクルーネック。
シンプルで使いやすく、幅広いレイヤリングに組み入れやすいクルーネックモデル。薄くて軽く、動きやすくて暖かい着心地のよさは、季節やシーンを超えて広く活躍する。
- ¥16,500
- サイズ:WS~WL、S~XXL
- カラー:ティングレー、アンバーグリーン、ブラック
- 重量:185g(L)
- 女性用品番、サイズあり
comment
昼間は暖かく、夕方は肌寒い日でしたが、薄いのに暖かくて、汗のべとつきもなく、これ1枚で快適にすごせました。生地は薄くてとても軽く、ストレッチ性もあるので大きく動いてもツッパリ感がありません。首回りがすっきりしていてストレスがなく、集中して登ることができました。
企画協力◉ゴールドウイン
70120-307-560
https://www.goldwin.co.jp/goldwin/
※この記事はPEAKS[2024年11月号 No.168]からの転載であり、記載の内容は誌面掲載時のままとなっております。
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編集◉PEAKS編集部
文◉小川郁代 Text by Ikuyo Ogawa
写真◉熊原美惠 Photo by Yoshie Kumahara
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PEAKS 編集部
装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。
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