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この冬、雪山を遊びつくすために。『PEAKS No.169』は2024年11月15日(金)発売!

四季折々、それぞれに色づく日本のフィールド。
豊富な積雪があるエリアを各地にもつこの国の冬は、世界的に見てもとてもめずらしいもの。
だからこそその恵みと豊かさがあります。

冬の山もそう。
基礎知識と最適なギアを身につけることで、分け入っていけるフィールドも広がり、山遊びもさらにバラエティに富んだものになっていくはず——。

そこで今号に組んだのは、これからの雪山を遊びつくすための特集!
そもそも雪山はどんな自然環境なのか、押さえておくべき知識はなにか、どのギアを選べばいいのか、そしてどんな魅力や遊び方があるのか……。
雪山にはじめて踏み出すために、知識をおさらいするためにほしい情報を凝縮してお届けします。

この一冊を片手に、冬の雪山を遊びつくす第一歩をともに踏み出しましょう!

編集◉PEAKS編集部

 

「PEAKS 2024年1月号(No.169)のAmazonでのご購入はこちら

 

雪山のアクティビティって、そもそもどんなもの?その魅力と遊び方を見取り図でご案内!

PEAKS 雪山

雪山登山にバックカントリースキー、スノーシュートレッキング&ハイキング、BCクロカンにアイスクライミング——登ったり、歩いたり、滑ったり——。
そう、雪山の醍醐味といえば、まさに全方向に向かってフィールドを全身で遊びつくせること!

というわけでまずは、雪山の深~い魅力といろいろな遊び方をまとめてみました。

冬のシーズンだからこそ味わえるアクティビティの楽しさ、夏山にはない自由さ、そして雪化粧と銀世界の美しさを、各地の遊び手とともにご紹介。
特集の手はじめとして、フィールドとしての雪山を魅力を見取り図でわかりやすくご案内します!

雪山を快適かつ安全に楽しむために。必修の基礎知識とレイヤリングをレクチャー

雪山 注意点

ほかのシーズンにはない魅力のつまった雪山。
そのフィールドを安全に楽しむために必要不可欠なのが、雪山の基礎知識です。

「新雪期、厳冬期、残雪期ってどう違うの?」「夏山にはない、雪山ならではの天候はどんなもの?」「はじめるにあたって、新調すべき道具は?」

などなど押さえておきたい雪山の“キホンのキ”を、山岳ガイドがQ&A方式でレクチャーします!

もうひとつ欠かすことのできないものが、レイヤリングの知識。
正しいウエアの選定が夏山以上に大切になってくる雪山でのレイヤリングも、しっかりと押さえておきましょう。

教えてくれるのは、雪山事情に精通するアウトドアショップスタッフ。
寒いフィールドなので保温のことを一番に考えがちですが、それ以上に汗をかかないことが大切」なウエア選びを、環境別に分けた3つのケースのレイヤリング例とともにご紹介します。

雪山を快適に、そして安全に楽しむための第一歩は、正しい知識を身につけること。押さえておくべき必修科目を読んで、見て、学べるセクションになっています。

 

雪山 レイヤリング

 

【紀行記事】スノーシューで絶景のなかへ。厳冬期の深雪に分け入る山旅

窓明山 スノーシュー

雪山のいろはを学んだところで、いよいよフィールドへ。

ライター吉澤さんが向かうのは、福島県にある日本百名山、会津駒ヶ岳と稜線で繋がる窓明山(まどあけやま)。
両足にはスノーシュー。降り積もった雪をかき分け、道をつけて登っていきます。

「ひと気の少ない雪山はこれがいい。そして、この静けさと美しさがあるからこそ雪山登山はやめられない」

底深い白色の世界に、ひたすらに繰り返される代わる代わるのラッセル。
厳冬期の深雪に埋もれたルートを抜けた先には——。

絶景に出合うためのスノーシュー山旅、チームで登る雪山の醍醐味をきっと追体験していただけるルポをどうぞ。

スノーシューのギアカタログ&フィールドガイドも!

スノーシュー とは

吉澤さん一行が履いていた道具、スノーシューってどんなもの?
ということでスノーシューについて、また機種についてご紹介。

ギアの基本構造に、各ブランドのモデル、スノーシュー登山におすすめの山ガイドも。
深雪ハイクを楽しむために、ぜひご一読ください!

だれでも遊べる新感覚のスノーアクティビティ、スキーハイキングの世界って?

スキーハイキング アクティビティ

“スキーハイキング”という雪山遊びをご存じでしょうか?

こちら、雪景色の森や野山の雪上をスキー板で“歩く”のがメインのスノーアクティビティで、斜面を滑り降りるいわゆるスキーが滑れなくても遊べるといいます。

スノーシューよりも軽快な移動感覚があり、行動範囲もより広く遠くまで、斜面では滑走も楽しめる——という新感覚アクティビティを体感すべく、戸隠山の麓で行なわれたツアーに参加し、スキーハイキングを体験。

そのレポートや遊び方を、スキーハイキングの魅力を知りつくしたツアーガイドのレクチャーとともにお届けします。気軽に参加できるツアーも掲載していますよ!

雪上歩行の感覚がハマるアクティビティ、この冬にどうでしょう?

スキーハイキング おすすめ

【カタログ】バックパック&ブーツ

雪山 バックパック おすすめ

雪山ギアのカタログパートではまず、バックパックとウインターブーツをご紹介しています。

バックパックは、雪上でのアクティビティ全般で使いやすいオールラウンドモデルと、BCスキー/スノーボードに特化したBCモデルのふたつのカテゴリーを設定。さらに中型(30~40ℓ)と小型(20~30ℓ)の容量別にわけたうえで、合計15モデルを掲載!

ウインターブーツは、3,000m級の本格的な雪山登山にも対応するアルパインブーツ、軽さや保温性に優れたゲイターブーツ、雪の少ない標高帯やスノーシューハイクなどで使いやすいスノーブーツというカテゴリーのもと、合計17足。

一人ひとりのアクティビティ強度や用途によって、ふさわしいモデルも変わってくるバックパックとウインターブーツ。自分の志向や目的地と考えあわせて、最適なひとつ/一足を探してみてはいかがでしょうか?

【カタログ】アイスアックス&クランポン

アイスアックス クランポン おすすめ

続いては、アイスアックスとクランポン。

ともに夏山ではご縁のない、雪山ならではのアイテムです。「はじめて比較検討してみる」といった方にもわかりやすいよう、それぞれの構造やパーツの機能、種類の違いなども詳しく解説。

また、アイスアックス用のリーシュと刃先のプロテクター(カバー)、クランポンのケースやチェーンスパイクも掲載しています。

【紀行記事】かほさんと山の上でゆく年くる年。年忘れは七丈小屋、甲斐駒ヶ岳で山はじめ

年越し登山 おすすめ

「いやあ、おいしいお酒だなあ。瓶が空けば、また別の人が担ぎ上げた酒の栓が開く。ああ、これもおいしい」

大晦日の山小屋。一年を締めくくる美酒のうまみに浸っているのは、登山YouTuberのかほさんとライター阿部さん。

「甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根にある七丈小屋で年越しをし、元旦に甲斐駒ヶ岳で初日の出、山はじめを迎える」という計画を立てたふたりは、持ち寄るためのお酒を担いで登ってきたのです。

ふだんは早めに床に就く山小屋も、この日は特別。みなで分け隔てなく語らい、お酒を酌み交わし、山の上に宴を張ります……そして年が明け、夜が明け、積もった雪を踏み締めながら山頂を目指す——。

年末年始をすごせる山小屋リストもまとめたので、年越し山行にお役立てください!

アラフォー4人は、今回も山あり谷あり。徒歩&パックラフトで熊野の古道をたどるものの……

熊野川 パックラフト

40がらみの編集長と山仲間による、ドタバタ珍道中連載。
今回は、世界遺産として知られる熊野古道を参詣道にもつ熊野三山を人力でめぐろう!というアイデアで意気揚々と現地入りするまではよかったのですが……。

初日夜に発生したトラブルにより、当初のプランは完遂不可能に。泣く泣く行程を短縮し、日帰りのショートルートに落ち着くのでした。
気を取り直し、パックラフトで熊野川に漕ぎ出す一行。しかし、川幅が広く流れの緩い“トロ場”に入ると、漕げども漕げども思うようには進めません。

まさに受難の道行き。古来、この道をたどって参詣してきた先人に思いを馳せつつ、トラブルに対処しながら相変わらずなドタバタぶりで熊野をめぐります。

そのほかにも内容盛りだくさん!!PEAKS No.169は2024年11月15日(金)発売!

登山雑誌 連載

小誌おなじみの連載のほか、ほかにも内容は盛りだくさん!
雪山をはじめるときに、ギアの選定で頼りになるのがアウトドアショップ。今回は、雪山用アイテムの品揃えが充実するなかで、経験豊富なスタッフにも登山の相談ができるショップを全国各地からピックアップし、掲載しています。

また、細かすぎるレビューでおなじみ、ポンチョさんはBOAフィットシステムを搭載したシューズを、高橋庄太郎さんは“槍”と“剣”をテーマに、槍ヶ岳や剱岳などを連載でご紹介しています。

 

雪山 美しい

登山好きなら欠かすことのできないウインターシーズン。
少しずつトライしていけば、確実に行けるフィールドが広がるとともに、その魅力も深まること間違いなしです。
せっかく雪の豊富な国に生まれたのですから、登山が好きであれば雪の山もぜひ楽しんでください!

発売は2024年11月15日(金)。Amazonをはじめとしたオンライン、または全国の書店でお買い求めいただけます。

次号、「PEAKS No.170」は2024年1月15日(水)発売予定です。

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PEAKS 編集部

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装備を揃え、知識を貪り、実体験し、自分を高める。山にハマる若者や、熟年層に注目のギアやウエアも取り上げ、山との出会いによろこびを感じてもらうためのメディア。

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