軽やかなミラーレス一眼カメラ「OM-5」とともに山のなかへ「OM-5 フィールドアンバサダー」の旅のキロク #8

PEAKS 編集部

2025年01月23日

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オリンパスのカメラ事業を継承し、“どこにでも持って歩ける。感じたものが思ったままに撮れる”というブランドステートメントのもとモノづくりを行なうブランド「OM SYSTEM」。

そんなOM SYSTEMとアウトドアメディアのPEAKS、ランドネ、フィールドライフがタッグを組んだプロジェクト「HIKER’S CAMERA」がスタート！山を歩き、そこで見た感動を記録に残したいハイカーを応援する本プロジェクトでは、10人のアンバサダーの活動をとおして、山で写真を撮る楽しさをお伝えしていきます。

今回は、アンバサダーがOM-5で思い思いに撮影した写真を、山行のようすとともにお届けします。

心強い友達と大キレットへ。ともに刻んだ最高の周遊山行（長野県・槍ヶ岳／北穂高岳）

アンバサダー：Shioriさん（Instagram：＠pink_tshirts1983）

2023年は南岳から大キレットを眺めながら、ここは自分の通る場所ではないな……と思っていたのですが、2024年になり歩いてみたいという気持ちが芽生え、いっしょに行ってくれる心強い友達と大キレットへ。

とはいえ、滑落の危険があるルートなので、カメラを持っていくかどうかさえも迷っていました。持っていくとすればOM-5しかないと思い、かつ、天候にも恵まれそうだったので持っていかないと後悔するとも思い、持っていこうと決めました。そしてそれは大大大正解でした。すべてをカメラで記録をすることができて本当によかったです。

友達にカメラを渡して撮ってもらうときも、オートフォーカスなので間違いないすてきな写真を撮ってもらうことができました。

槍ヶ岳に登っているときも、ゼーゼー言いながら歩いているときも、その軽さやコンパクトさに助けられました。大キレットでは少し危ない箇所もありましたが、なんとか歩ききれました。肩に掛けてることを忘れる軽さ、最高です。そしてその小ささから出てくる写真も最高でした。35mm判換算24-90mmというズーム幅も◎。３泊4日を友達と歩き切れた感動は、一生忘れないと思います。

二度目の正直

2日目、ババ平から登ってきて、なかなかキツかったけど、パッと見上げた瞬間に現れた槍ヶ岳。友達と「あれ槍やん‼槍やで！」と、叫びました。じつは前の年の夏にも訪れていましたが、そのときはルートと荷物の重さと暑さでバテてしまい槍ヶ岳には登れませんでした。今回は身体も心も元気で、本当にうれしかった瞬間でした。この後山頂にも登り、いつもいろんな場所から眺めていた、あのとんがりの上に立てたんだなと感動しました。“二度目の正直”でした。

OM-5　M.ZUIKO DIGITAL 12-45mm F4.0 PRO　焦点距離16mm(35mm換算32mm相当）　絞り値F4　シャッタースピード1/2000秒　ISO200

一生忘れない長谷川ピーク

今回の山行のメイン、大キレットでの撮影です。長谷川ピークに着いたときに貸切状態でしばらく友達と座っていたのですが、そよそよと風が吹くなかでのあの静けさ、そこからの眺めとなんとも言えない気持ち、カメラでは収めきれない感情が溢れてきました。そこからしばらく歩き、振り向いた時の長谷川ピーク。まさかあんな場所に座って感動していたとは！「え？あれが長谷川ピーク？」と思ったのをいまでも鮮明に覚えています。山人生で最高の瞬間でした。