編集部×Mt.ランドネ会員でつくる編集後記「わたしのピークを目指すまでに感じる不安を聞きました」｜後編

ランドネ /

ランドネ編集部

2022年09月23日

ランドネ11月号のテーマは、「わたしだけのピークを目指して」。今号が完成するまでに、編集部員同士で話しあったことや、Mt.ランドネの会員さんに聞いたリアルな山のお悩みなどを、赤裸々に紹介しちゃいます！今回は、登山口までのアクセスの不安や、ひとりで山を歩くときのお悩みについてです。

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準備から登山口への道のり
そして下山まで、じつは感じている
みんなの不安を聞きました！

登山口までの道の状況、駐車場情報が知りたい

やまさき：先日、家族で山歩きに行ったときに、登山道が通行止めになっていたんです。そんなことがあるなんて想像もしていなくて、事前にインターネットで調べたときに、地元の自治体が推奨しているルートだったので、大丈夫なものだと思い込んでました。
クル：登山口までの道路の情報も、もっと知りたいなと思うことが多くて。車で登山に行くので、どれくらい道がデコボコしているのかや、対向車とのすれ違いはできるか。あとは駐車場スペースにどのくらいの台数が停められるのかは重要ですね。
あにや：道の状況は、いまならグーグルマップのストリートビューを見たり、画像検索をしたりします。細かくルートについてアップしている人が必ずいるので、助かってます。
さとう：ランドネで紹介している登山口までのアクセスは、公共交通機関がメインだから、これからは車を想定した情報もしっかりと紹介していくのはいいかもね。シェアカーを利用するケースも増えてきているし。
クル・あにや：助かります！

Answer:ランドネ本誌でのアクセス情報をわかりやすく掲載します！

いままで最小限で紹介していた登山口までのアクセス情報を、文字数を増やして、よりていねいにお伝えすることにしました。見やすくするため、車の場合と公共交通機関の場合、それぞれのアイコンを記載。駐車場に停められる車の台数や有料なのか無料なのかなども紹介します！（ランドネ編集部）

ひとりで山を歩くことが怖くて抵抗がある

あにや：今号の取材で八ヶ岳に行ってきたときに、下山後、薄暗くなったころに車でふもとの町まで下りていくと、野生のシカの群れが道をふさいでいて。シカの数って本当に増えているんだなと。
ゆうこ：ひとりで山を歩いていると野生の動物、とくにクマに出会ったらどうしようって、いつも考えています。ハチとかも怖いなって。
かとう：山でクマと鉢合わせになったら、目を合わせず静かに立ち去る、とかも聞くけど、身動きとれないんじゃないかな。
ゆうこ：あと女性は、単純にひとりってことで不安になりますよね。なるべく人の多いルートを選んでますが、万が一のときや、不安を打ち消す方法があれば、知りたいです！

Answer：いつも以上に万が一に備えた準備を！

クマへの対処法としては、人気のないエリアや見通しの悪い場所では、笛をならしたり、手をたたいたりして自分の存在をクマに知らせるようにしています。ハチへの対処法としては、攻撃を誘発してしまう恐れがあるといわれる黒いウエアや香水、整髪料など、強い香りのものを避けること。ポイズンリムーバーも持っておくと安心です。ひとりで山へ行くときには、人気の多い山域やルートを選ぶことをおすすめ。ただ、ひとりでどの山に来ているのかが特定されるようなリアルタイムでの発信には気をつけましょう。（SUNDAYスタッフ／功刀真由）