冬の日帰り低山ハイクを快適にするウエア選び|暑がりさんのコーディネート
ランドネ 編集部
- 2022年12月31日
ふもとはぽかぽか陽気でも、山頂には冷たい風が吹きつけていたり、立ち止まるとすぐに汗冷えしてしまったり。寒暖差には注意が必要な冬の山。ちょうどいい塩梅がわからず我慢をしたり、寒い時期は外遊びをお休みしている人も多いのでは?
現在発売中のランドネ1月号のステップアップ連載では、「秋冬の山コーディネート」をテーマに、低山ハイク時の重ね着の考え方や、快適かつ安全に楽しめる秋冬ウエアカタログ、食事や生活で寒さを改善するための情報をお届けしています。
今回は、そのなかから、冬の低山ハイク時の暑がりさんのコーディネートをご紹介。体質に合わせたコーディネートで、山登りをさらに快適に楽しみませんか?
蒸れを軽減する通気性の良さを重視
筋肉質で体が温まりやすく、歩いているとすぐに汗をかいてしまう暑がりさんは、保温力と適度な通気性を兼ね備えたベースレイヤーに、ベストを重ねるのがおすすめ。少し寒いなと感じるときはレインウエアを羽織って調節しましょう。アウタージャケットの上に羽織れるサイズのオーバーダウンを休憩時用としてバックパックにしのばせておくのが◎
コーディネートのポイント
アウターにはレインウエアを
軽量かつソフトな着心地のレインジャケットを選べば、雨天時以外の行動中に着用してもストレスフリー。用途を分けずに一枚を着まわすことで荷物も少なくできる。ベンチレーション付きであれば蒸れも軽減されて◎。
キャップで温度調節を
暑がりさんは、通気性がよく蒸れにくいキャップを選ぶのがおすすめ。ナイロンやメッシュだけではなく、フリースやコーデュロイ素材を使用した保温性の高いものもあるので、自分の体質に合わせて選んでみては。
メリットだらけの五本指ソックス
一本ずつ指を覆う五本指ソックスは、汗をかきやすい指と指の間の熱がこもりにくく、蒸れを防ぐことができる。また、指を動かしやすくなることで、バランスのいい歩行が身に付きやすいというメリットも!
教えてくれた人
スタイリスト/近澤一雅さん
アウトドア関連のスタイリングを中心に活動する。公私ともにアウトドアを楽しみ、ブランドの企画発案や製品開発にも携わる。好きな言葉は「代打八木」
- BRAND :
- ランドネ
- CREDIT :
- コーディネート/スペリオダウン ラウンドネックベスト Women’s¥9,570(モンベル/モンベル・カスタマー・サービス)、ホールガーメントワッフルウールクルーW¥14,300(ミレー/ミレー・マウンテン・グループ・ジャパン)、テクニカルストレッチパンツw’s¥16,500、G-TX パックライトプラスジャケット¥36,300、ワッフルネックウォーマー¥4,070(すべてカリマー/カリマー インターナショナル)、デイブレイクキャップ¥6,600(フーディニ/フルマークス)、メリノタッチライナーグローブ¥3,520(エクストリミティズ/ケンコー社)アウトドアミッドウェイトクルーウール¥3,080(インジンジ/ケンコー社)
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PROFILE
ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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