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アウトドアタウンときがわで里山遊び #6|NONIWAのサマーキャンプ

「アウトドアといえば、ときがわを思い浮かべるような”アウトドアタウン”にしたい!」。そんな思いを抱き、地元の人を巻き込みながら日々さまざまな活動を行なう、野あそび夫婦のアオさんこと青木達也さんが、ときがわの自然の楽しみ方や、そこで暮らす魅力的な人たちなどを紹介します。

NONIWAのサマーキャンプ

キャンプ民泊NONIWAでずっとやってみたかったことがあった。それは、夏休みに子どもたちだけで過ごすサマーキャンプの開催だ。親元から離れて子どもたちだけで料理をしたり、テントに泊まったり、遊びを考えながら数日間を過ごす。NONIWAのキャンプ講習で初めてのキャンプを経験した子どもたちを見ていると、たった1日で大きく成長する姿にいつも驚かされる。それならば、サマーキャンプのような経験であればもっとたくさんの成長があると常々感じており、ようやくこの夏に開催することができた。

せっかくならキャンプ場だけで完結するのはもったいないと思い、ときがわの里山を活かしたサマーキャンプにしたいということで、さまざまな里山あそびをプログラムに組み込んだ。カヤックツアーに参加したり、ブルーベリーを収穫してみたり、ナイトハイクしながら虫トラップを仕掛けてみたり、濾過装置を作って川の水を浄水してみたりと、どれもNONIWAからアクセスしやすい身近な自然がコンテンツの中心となっている。

なかでもチーム対抗でのフィールドビンゴはとても盛り上がった。フィールドビンゴとは、五感を使って自然にあるものを探し当てるゲームで、たとえば「ふわふわしたもの」や「あまいにおいがするもの」などのお題を自然のなかから見つけ出して、マスを埋めていくゲームだ。じつは子どもたちだけのキャンプを実現してみたいと思いはじめてから、個人的に勉強したりNEAL(自然体験活動指導者)やネイチャーゲームリーダーの資格を取得してみたりもした。そのなかで定番のゲームが、このフィールドビンゴである。子どもは遊びの天才なので、何もなくても勝手に遊びを作り出すことができるが、ちょっとしたヒントを与えることで、より深い気づきや好奇心を刺激することのサポートができたりもする。

120%の力で2泊3日を過ごした子どもたち。最終日は泣きながらのお別れ会となった。また同じく120%の力で体力の限界まで挑んだインストラクターやサポートメンバーの目にもうっすら涙が浮かんでいるのを見ると、きっと大人も一緒に成長させてもらってるんだなぁとつくづく実感した。終わったばかりだが、すでに来年のサマーキャンプが待ち遠しい自分がいる。

Profile|青木達也(アオ)

レンタル・レクチャー付きでキャンプ体験ができる施設「キャンプ民泊NONIWA」と、暮らしとアウトドアをテーマにしたお店「GRID」を埼玉県ときがわ町で運営。「野あそび夫婦」という夫婦ユニットでキャンプインストラクターとしても活動。監修「ソロキャンプ大事典」。https://noniwa.jp/

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ランドネ 編集部

ランドネ 編集部

自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。

ランドネ 編集部の記事一覧

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