熊野古道・高野参詣道を快適に旅するプランニングのコツ
ランドネ 編集部
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せっかく歩くのなら、安全かつ快適に、そして実りあるものにしたい。出かける前に知っておきたいあれこれを紹介します。
歩きやすい服装ともしもに備えた持ちものを
町と山との距離が近いいっぽう、舗装されていない古道を長く歩くパートも多々ある。登山に行くときと同様に速乾性に優れた服や雨具、グリップ力や耐久性のある靴を履くのが無難。また、山でのリスクに備え、救急セットや多めの水分、日焼け対策グッズなども忘れずに。
体力や楽しみ方に合わせてルートを選ぶ
それぞれのコースを一度の滞在ですべて歩き切るのではなく、自分の体力や目的、持ちものなどと相談して部分的に歩くという楽しみ方もある。周辺のお立ち寄りスポットと併せて楽しむのも旅の充実度が上がっておすすめ。
四季を感じられる季節に訪れるのがおすすめ
歩くのにおすすめの季節は、桜と社寺の美しいコラボレーションが楽しめる春、青々とした新緑がきれいな初夏、和歌山らしいみかん畑の景色が広がり次第に紅葉の見ごろを迎える秋から澄んだ空気のなかを歩ける冬など。比較的雨が降りやすい地域でもあるので、雨対策もぬかりなく。
コースマップは事前に手に入れておこう
コースマップで歩くルートを把握し、通行止めなど最新情報は公式サイトで確認を。和歌山県公式観光サイトにアクセスすると各種マップがダウンロードできるほか、電話で取り寄せることも可能。現地でも手に入るが、旅に出かける前に入手しておくと安心だ。
押印帳があると古道をめぐる楽しみが広がる
熊野古道・高野参詣道をめぐる楽しみ方のひとつとして押印帳の活用もおすすめ。和歌山県内の「高野七口」「熊野古道紀伊路」「熊野古道中辺路」「熊野古道大辺路」をそれぞれ踏破した人には県から証明書が発行される。
より深く歴史や自然に触れるなら語り部とのガイドウォークも
熊野の歴史や文化を深く知りたい人には、語り部と歩くのがおすすめ。ただ歩くだけでは見落としがちな歴史の足跡や和歌山特有の自然環境について、わかりやすく案内してくれる。エリアごとに語り部組織や個人の語り部がいるので和歌山県公式観光サイトを検索してみて。
2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された熊野古道・高野参詣道。その道に一歩ふみ入れると、人々の祈りが息づいた道や自然の壮大さに魅了されます。
ご紹介した道以外にも、熊野古道・高野参詣道には魅力的な道がもりだくさん。詳しくはこちらから▽
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自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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