BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

  • FUNQTEN ファンクテン

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ
  • Bicycle Club BOX

子どもと一緒にチャレンジできる、益子・雨巻山|編集部員の山活LOG

地元・栃木の友人たちから届いた、「親子で山歩きに行きたい」というメッセージ。続けて、この山なんてどうだろう?と送られてきたのは、江戸時代から続く陶器のまち・益子にある雨巻山。標高は533mと小さいけれど、県内の数ある名峰のうちのひとつ(だと個人的には思っています!)。今回は、6才から小学校4年生までの子どもたちと一緒に、日帰り親子ハイクに同行してきました。

子どもと一緒にチャレンジできる、益子・雨巻山

名峰の定義や考え方はいろいろとあるけれど、私の中で「いい山だな」と感じるのは、登山道がわかりやすくて(登山者に向けた地図がある)、歩きながら景色や道のようすなど、さまざまな変化を感じられる山。つまりは、辛いだけではなく、飽きさせない山。欲をいえば、登山口に停めやすい駐車場とトイレもほしい。雨巻山は、これらの要素をすべて兼ね備えた、だれかにおすすめしたい“いい山”なのです。

ちなみに、靴洗い場と、おいしいピザの食べられるお店まである!

▲写真は下山ルートに選んだ雨巻山尾根コース。

山頂を目指すルートはいくつかあり、今回は、子どもたちが多いことと、運動不足な大人たちの足慣らしを兼ねて、往路にはできるだけ林道歩きの長い「メインコース」を選択。歩くことに少し飽きてくると子どもたちからは、「まだ?」「あとどのくらい?」「もう歩けないかもしれない」という声が聞こえてきたけれど、一番年上のお姉ちゃんをリーダーに任命したことで、状況は一変することに。

さっきまでの私の行動をマネして、「ここは滑るから気をつけてね」「うしろのチームが見えなくなったので止まります」という新リーダーの声かけに、子どもたちが一致団結。坂道を怖がっていた一番下の子も、そのグループに混ざろうと、ママの手を放してひとりで歩き始める。子どもっておもしろい。

足元に落ちている、お面みたいに大きなホウの葉やドングリの実を見つけたり、登山道脇を流れる川に笹の葉で作った船を浮かべたり。歩き始めておよそ2時間。開けた山頂に到着すると、目のまえの景色に感動する大人たちと、そんなことより早くお弁当を食べようと催促する子どもたち。

自分たちの暮すまちのすぐそばにある、この小さな山を歩いた一日のできごとを、心と記憶の片隅にいつまでも忘れずに持っていてほしいと、おいしそうにお弁当を食べる顔を見ながら、思うのでした。

【今回歩いたルート】歩行時間:約3時間10分
大川戸登山口~林道~メインコース入口分岐~縦走路~雨巻山~縦走路~雨巻山尾根コース分岐~林道~大川戸登山口

SHARE

PROFILE

安仁屋 円香

ランドネ / 編集部(ADDIX)

安仁屋 円香

旅と山歩きをミックスした“山旅”が定番のスタイル。訪れた土地で見つけたお土産(コーヒー、布のもの、クラフトビール、郷土玩具、焼き物など)をたっぷりと買いがち。クルマ、スノボ、白濁した温泉も好き。ホームマウンテンは尾瀬。

安仁屋 円香の記事一覧

旅と山歩きをミックスした“山旅”が定番のスタイル。訪れた土地で見つけたお土産(コーヒー、布のもの、クラフトビール、郷土玩具、焼き物など)をたっぷりと買いがち。クルマ、スノボ、白濁した温泉も好き。ホームマウンテンは尾瀬。

安仁屋 円香の記事一覧

No more pages to load