ふたご座流星群を見る山歩きへ 12月13日(金)夜から14日(土)明け方がチャンスです
ランドネ 編集部
- 2024年12月06日
見えるチャンスあり、バッチリ見える太平洋側
夜空に輝く星々のなかでも、流れ星を見つけたときの感動は格別。そんな魅力的な天体ショー、ふたご座流星群が12月13日(金)夜から14日(土)明け方にかけて極大を迎えます。そして、なんと太平洋側の山々で観測チャンスがあるという、多くの山好きさんにとって絶好の機会となっています。
ウェザーニュースによると、今回の気象条件は、西高東低の気圧配置となっており、太平洋側での観測チャンスが高まっているとのこと。
「太平洋側を中心に流星観測が期待できるものの、複数のシアーラインが予想されるため“バッチリ見える”エリアは北日本太平洋側や九州太平洋側など一部の地域に限られる予想です。
また、日本海から寒気の影響で発生した雲が流れ込む日本海側のエリアでは雨や雪が降りやすくなり、
気圧の谷が近づく東シナ海側、北西の風が抜けやすい豊後水道周辺、高気圧の縁辺流の影響で沖縄も雲が優勢になる予想のため、流星観測は“難しそう”です」。
※本予報は6日時点のものです。最新のマップはアプリ「ウェザーニュース」の『星空 Ch.』、またはウェザーニュースのウェブサイト「ふたご座流星群」でご確認ください。
明るい流星を見つけるコツは「空全体を広く見渡すこと」
国立天文台によると、東京では13日(金)夜18時ごろ、ふたご座が東の空に昇りはじめ、21時頃から流星の数が増加。今年のピークは14日(土)の明け方。とくに、3時~5時頃には1時間あたり最大40個以上の流星が期待されるとのこと。ただし月明かりの影響があるため、明るい流星を見つけるコツは空のあちらこちらに出現するため「空全体を広く見渡すこと」だそう。
おうちで楽しむなら、「ウェザーニュースLiVE」で
24時間生放送の気象情報番組『ウェザーニュースLiVE』では、12月13日(金)21時から、ふたご座流星群のようすを生中継する特別番組を配信します。
ふたご座流星群2024特別番組
ふたご座流星群の観測も山歩きの楽しみをさらに深める機会です。太平洋側の山々で、壮大な自然を背景に流れ星を眺め、日常を離れた特別な時間、体験をぜひ楽しんでみてください。
また、夜間の山歩きには危険も伴います。十分な準備と安全対策(防寒対策、ヘッドライト、地図とコンパス、緊急連絡手段など)はしましょう。
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ランドネ 編集部
自然と旅をキーワードに、自分らしいアウトドアの楽しみ方をお届けするメディア。登山やキャンプなど外遊びのノウハウやアイテムを紹介し、それらがもたらす魅力を提案する。
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