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NIKE/AIR 180(ナイキ/エア 180)1991|ランニングシューズの礎を築いた“名作”たち

エア容量の50%アップとアウトソール側からのビジブル化に成功

エアマックスを超えるクッション性を発揮!

1987年にスポーツシューズ業界で初めてテクノロジーの可視化に成功したナイキのエアマックス。マックスは英語で、Maximum(最大)の省略形であるMAXと綴るように、基本的にはそのシーズンのラインアップで最もナイキエアのエア容量の多いモデルに与えられる称号であったが、ひとつの例外が存在している。

それが1991年にリリースされたエア 180である。このモデルの外見上の最も大きな特徴は、従来のビジブルエアがミッドソールのウインドウからナイキエアが視認できたのに対し、このエア 180ではサイドからに加えてアウトソール部分にクリアラバーが使用。アウトソール側からもエアユニットを視認することができたことから、180度のビジブルということでエア 180の名称が与えられた。そしてこのエアユニットは、前年にリリースされたエアマックスの第3弾、現在はエアマックス’90の愛称でも呼ばれるエアマックスIIIと比較すると、エアの容量を50%アップさせることに成功しており、この大容量のエアユニットは着地時の衝撃の75%を吸収することに成功していたという。

この当時、エア 180と同じく1991年にリリースされ、カカト部分のビジブルウインドウを拡大し、後年エアマックスBWのニックネームが与えられたエアマックスの第4弾となるエアマックスIVや、従来のエアマックスよりも安定性を向上させ、1992年にデビューしたエアマックスSTといったエアマックスのモデル名を継承するモデルも登場したが、エアの容量に関してはこのエア 180のほうが多かった。この大容量エアユニットは、ランニングカテゴリーにラインアップされたエア 180だけでなく、元NBA選手のチャールズ・バークリーが着用したバスケットボールシューズのエアフォース 180にも搭載されることとなった。

エアマックス 180の名で復刻モデルが登場

そしてこのモデルには1992年のバルセロナ五輪男子バスケットボールのアメリカ合衆国代表、通称ドリームチームモデルも登場。星条旗と同じホワイト/ネービー/レッドのカラーコンビネーションを採用したスペシャルモデルを履いたチャールズ・バークリーは、アメリカ代表の金メダル獲得に貢献。限定販売されたエアフォース 180のドリームチームバージョンは、バスケットボールファン、スニーカーフリークの両方から大人気となり、リリース即完売となった。

1993年になるとウレタンフィルムの中にエアを注入しながら膨らませるブローモールドという新たなナイキエアの製造方法が開発され、このユニットを搭載されたエアマックスが登場。かかとの後ろ方向にビジブル面積を拡大し、270度のビジブルを実現。このエアユニットはエア 180のユニットよりも35%多いエア容量を誇り、名実ともに”エアマックス”となった。

エア 180は実質2年間という短い展開期間であったが、その高いクッショニング性能は数多くのランナーを魅了。ナイキエアの可能性を飛躍的に向上させるきっかけとなったモデルとして評価する専門家は少なくない。そして現在のスニーカーヒストリーではエアマックスファミリーの系譜に組み込まれ、復刻モデルではエアマックス 180の名前が与えられるなど、その進化に欠かすことのできない存在として知られている。

column

このエアユニットはチャールズ・バークリーが履いたバスケットボールシューズのエアフォース 180にも搭載。写真はバルセロナ五輪のドリームチームカラーである。

NIKE(ナイキ)を歴史や名作、テクノロジーから振り返る|ランニングシューズブランド名鑑

NIKE(ナイキ)を歴史や名作、テクノロジーから振り返る|ランニングシューズブランド名鑑

2020年03月16日

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RUNNING style 編集部

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ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。

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