“肺活”で体のコリを撃退|芥田晃志の体も心も痛めないスゴ技炸裂塾!
RUNNING style 編集部
- 2021年01月25日
整体院でほぐしてもらったり、セルフマッサージをしてみても、筋肉に “コリ” や “痛み” を感じるのは “筋肉疲労” が原因だから。じつは、日々の姿勢や呼吸法が原因で、筋肉へ十分に酸素が行き渡らず、疲労している可能性が……。だからこそ、“肺活” はじめましょう!
肺機能アップで血の巡りを改善
肺活とは、姿勢や呼吸法を改善し、肺の機能をアップさせて血液循環をよくすること。血の巡りをよくすると、酸素を体内に取り入れやすくなり、コリや痛みの解消につながります。とくに猫背になると、背骨のS字バランスが崩れ下半身の上にアンバランスに上半身が乗っている状態になり、腰を痛める原因にも。さらに猫背は肺の容積を小さくし、呼吸を浅くしてしまいます。右の「肺活実験」を実践してもらえればわかるはず! そして呼吸法のポイントは、腹式呼吸と肺呼吸を交互に行うこと。息を吸うとき “鼻” から、吐くときは“口” から深く呼吸しましょう。
人は仕事中や車の運転時など、何かに集中している時は呼吸が浅くなりがち。日常から脳や体に酸素が行き渡らないと、疲労や老廃物が溜りやすくなります。そのため、ちゃんと肺活ができているか意識することが大切ですね。私も肺活に取り組み、40歳の健康診断で7mm身長が伸びました(笑)。みなさんも「改善法」を参考に、疲労を溜めない快適な体をゲットしてください!
肺活実験
- 椅子に座り極端に猫背にする(頭を下げた状態)
- 肺いっぱいに空気を吸い込む
- 息を止め、そこから背筋を伸ばし、もう一度空気を吸う
【結果】
猫背のときよりも肺の容積が広くなる!
日常でできる姿勢改善法
・こまめに“伸び”を行い深呼吸
・猫背になっていないか、つねに気にかける
・椅子に座るときは、背もたれに尻をつける
・車のシートは背もたれを直角に立てる
・ストレッチポールを活用して肩や背骨を開く
教えてくれた人
テーピングトレーナー/芥田晃志さん
ニューハレテーピングトレーナー。マラソンやトレランなどの市民ランナーからトップアスリートまで、幅広い層のボディケアを行う。
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PROFILE
RUNNING style 編集部
ランニング初心者から、サブ4を目指す中級者まで楽しめるランニング専門マガジン。トレーニングやアイテムの紹介、トレイルラン、イベントまでさまざまな情報をお届けする。
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