今季好調! 九州玄界灘の夏ヒラマサキャスティング【SALTWORLD Field Report】
SALT WORLD 編集部
- SPONSORED
INDEX
呼子港・サンライズから出港し、男女群島を目指す道中で挑んだヒラマサキャスティング。今季好調の玄界灘で、夏ヒラマサならではのエキサイティングなバイトシーンと強い引きを味わうことができた。
進化を続けるヒラマサキャスティング
九州北部の玄界灘、ヒラマサキャスティングが急速に発展したのが、もう10年以上前のことであるが、日々開拓・研究を怠らないサンライズさんにお世話になった。
ヒラマサキャスティングが急速に広まる起爆剤となったのは、エイ出版社のヒラマサキャスティング完全解説のDVDであったのは間違いない。映像当時から比べ、現在のタックルの変化は多々あるが、基本的な楽しさ面白さが色あせることなく、未だ進化し続けているのは、この釣りの奥の深い難しさにある。可能であれば最新のタックルを用いて、サンライズ田代船長と再び映像化できればと願っている。
シイラパターンに象徴される夏ヒラマサの魅力
初夏からのヒラマサは産卵後体力が回復し活発に餌を追い、引きも強烈で、春のヒラマサのパワーと比べ2~3割力強く感じる。夏マサの代表的なパターンと言えばシイラをベイトとしたシイラパターンであるが、今回も数か所のポイントで30cmほどのシイラが大群で追われ逃げていくエキサイティングなシーンが何度も見られた。
しかしシイラが追われ派手さはあったものの意外と難しく、ポイントによって反応するルアーアクションに違いが出た。理由はベイトがシイラとは限らず、小型のトビウオやイワシを捕食している可能性があったから。そのため小型のペンシルに反応が良いポイントもあった。
男女群島への往路と復路でヒラマサを狙う
今回の釣行は男女群島を初日に目指し、行きにヒラマサポイントを回っていくプランで、初日に西尾さんがTWZ200Fで15.5kgをキャッチアンドリリース。
二日目、男女群島から戻って最初のポイントでドシャ降りのなか、フラップベイト22cmで、西尾さんはTWZ200FでWキャッチ。
好調が続く玄界灘のヒラマサ。ぜひチャレンジを!
三日目、田代船長の絶妙なポイントの組み立てで、最初のポイントで中村さんが15kgをキャッチ、大型に狙いを絞っている中村さんはPE10号を用いて余裕のキャッチだ。
その後も田代船長が絶妙な読みでポイントを移動し、それにアングラーが応える形になり各々ヒラマサをキャッチ。
最後のポイントで西尾さんがTWZ165Fで9.8kgをキャッチし、今回の釣行は終了となった。
今年の夏のヒラマサは玄界灘、五島列島の各地で遊漁船の好調が続いている。体力の回復した夏マサを狙いに行ってはいかがであろうか?
タックルデータ
ロッド:FC84H、FC83MH、FC84M
ルアー:TWZ200F、TWZ185F(プロト)、TWZ165F、フラップベイト22cm、フラップベイト25cm(秋発売)
フック:アシストフックフィネス プラグシングル2/0相当~5/0相当
ライン:YGK フルドラグ6号、8号
リーダー:YGK キャストマンアブソーバー130lb
メロン屋工房HP
サンライズHP
https://sunrise.genkainada.jp/
SHARE
PROFILE
SALT WORLD 編集部
近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。
近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。