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カンパチにハマダイも! 沖縄本島&離島のスロージギングゲーム【後編】

前編に引き続き、沖縄県の離島でのスロージギングゲームの模様を紹介。後編では、チームXESTAに同行し、離島泊しながらの釣り三昧の様子をお伝えする。

多くの可能性を感じたXESTA粟国島釣行

ソルトワールド本誌では2016年の春、粟国島釣行を敢行したチームXESTAに同行した。3日間を予定した実釣は、悪天候に阻まれて2日間に短縮。しかも、強風とうねりに翻弄されるシビアな状況下で、期待していたポイントにも入れずじまい、という釣行だった。それでもスロージギングを武器に挑んだ面々は、レギュラーサイズのカンパチやイソマグロなど、水深200mラインまでの本命魚をきっちりキャッチ。中深場は探り切ることこそ出来なかったが、それでも350mラインではビッグバイトを得た(惜しくもラインブレイクで終了)。

▲7~8kgといったところだろうか? いつも近海で使用しているタックルで挑むには、十分な好敵手だ。

▲カンパチ、ハタ系狙いでは、ボトム付近でのフォールアクションを、いかに魅惑的に演出できるかが、キーワードとなる。

▲いきなりモンスターに襲われることもあり! 沖縄本島周り&離島の大きな魅力でもある。獲れるかどうかはアングラー次第だ。

遠征釣行ならではのビッグワンの夢。そして近海用タックルでも十分に楽しめる10kg以下のファイター。粟国島は2つの異なる釣りを楽しませてくれた。

限られた時間のなかではあったが、いずれの手応えも得ることができた釣行だった。以下に参加メンバーの感想を記しておく。

「天候が不安定なこともあって、やりたいポイントに入れなかった、ということが大きなマイナスでしたね。それでもカンパチ、イソマグロと遊ぶことはできたし、なんとかなったかな? という感じ。地元である伊豆海域で実績が出ているジグを試しましたが、十分に好反応が得られたのは嬉しかったですね」(XESTAブランドディレクター・宇都宮基浩さん)

「沖縄ということで、もう少しやさしく釣らせてもらえるかな、と思っていたけれど、そこまで甘くはなかったですね。カンパチに効くはずの速巻き&フォールはいまひとつでしたし。もう一度チャレンジしたいですね」(XESTAフィールドテスター・田中清和さん)

「全体的に潮が流れていませんでした。シャクったあとにストンと落ちてしまう。それでもポイントに入って最初のうちは何かしらの魚がちょっかいを出してくるので、これをいかに釣るか、というイメージでした。一発デカいのに切られましたが、ちょっと相手がデカ過ぎたという感じ。フレアを中心に使いましたが、600gは青物狙いのアピール重視の釣りに、400gは潮が流れない状況での根魚狙いに威力を発揮してくれたと思います」(XESTAディベロッパー・奥津剛さん)

以上、釣行時の参考になれば幸いだ。天候にさえ恵まれれば、より以上の釣果を得られたもの、と思われる。まだまだ可能性を秘めた海域であることは間違いないだろう。

▲使用ジグはヘビーウエイト化しているのが現状。400g以上のジグを使用するメリットは大きい。写真はXESTAメンバーが多用していた、フレア、フラップなどのプロトモデル。

▲XESTAフィールドテスター、田中清和さんの粟国島釣行での使用タックル。獲ることを考えれば、全体的には、以下のパワーバランス程度は考慮しておきたい。写真左からスローエモーションB684+オシアジガー3000HG。メインラインは2.5号、リーダーはフロロカーボン10号。スローエモーションPPJ5+ブルーヘブンL-50 Hi。メインラインは3号、リーダーはフロロカーボン14号。スローエモーションPPJ2+マーフィックスN4。メインラインは3号、リーダーはフロロカーボン12号。

▲夜の宴も遠征釣行の楽しみのひとつ。粟国島では当日釣ったイソマグロ料理に舌鼓。想像以上の美味しさに大いに盛り上がった。

▲ハタ類は種類も多く、魅力的なターゲット。ただし、節度を持った楽しみ方を心掛けていきたいものだ。

▲いつでも南国のイメージがある沖縄だが、いざ沖へと出れば悪天候に見舞われ、タフな思いをすることも少なくはない。季節によっては防寒対策も必要だ。

釣行予算について

「むるぶし」乗船料金は、エリアごとに細かく設定されている。たとえば、西海岸近海エリアは1日45,000円、本島南部・前慶良間エリアは50,000円。粟国、渡名喜、伊江島エリアは75,000円など。離島泊は各チャーターコースに、50,000円を加算した料金が一泊二日の総合計料金となる。たとえば粟国島コースの場合は、75,000円+離島泊費50,000円、計125,000円となる。詳しくはHPの料金表を確認してほしい。

沖縄本島へは飛行機を利用するのが一般的だ。日本各地の空港と那覇空港とは、多くの便で結ばれている。料金に関しては季節変動も大きいので、各航空会社のHPで確認を。沖縄本島での宿泊料金は1泊5,000円から10,000円程度、レンタカーは1日5,000円前後が目安。

日帰りから離島泊でのプラン、カヤックを利用してのプランまで、多彩な楽しみ方を提供してくれる「むるぶし」。エサ釣りでは流し釣りや深場のマチ(ハマダイ系の魚の総称)釣りにも対応する。

【この記事は2017年2月現在の情報です】

沖縄本島&離島のスロージギングゲーム!【前編】はこちら>>>

カンパチにハマダイも! 沖縄本島&離島のスロージギングゲーム【前編】

カンパチにハマダイも! 沖縄本島&離島のスロージギングゲーム【前編】

2021年08月07日

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SALT WORLD 編集部

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近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

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