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ターゲットはキハダ&カツオ! 相模湾ジギングチャレンジ【後編】

本誌が発売された7月中旬、相模湾では例年通りであればキハダやカツオの姿があちこちで見え始めているはずである。昨年秋口、VARIVASではキャスティングでのアプローチが定着している相模湾キハダをジギングでチャレンジしたが、ヒットは得たもののキャッチまでは至らなかった。そこで今年は、シーズンの開幕に合わせてラインテストも兼ねて釣行を計画。その模様を前後編でお届けする。

後編の今回は、タックルセレクト、そして実釣の様子を紹介する。

狙いはシーズン初期!? 粘り強く探りたい

この日、今回の釣行メンバーは、ラインはバリバスのアバニジギング10×10マックスパワーPEをセレクト。

「ジギングPEラインでは、最高ランクのラインだと思います。モデルチェンジなく、現在でも多くの人が愛用しているのは、その証しでしょう」(横島)

「10×10は、10色のカラー展開なので、5色展開よりも、どこにジグがあるのか把握しやすいです。タナボケしにくいです。初心者によりオススメです」(モーリススタッフ斎藤)

▲使用ラインはバリバス・アバニジギング10×10マックスパワーPE。3号をメインにセレクト。10色のカラー展開で、中層を探るキハダ狙いにおいてタナボケしにくい。初心者からエキスパートまでオススメのラインだ。

▲今回は新しいPEラインのテストも兼ねていた。写真は、キャスティング用PE。ヒラマサキャスティングでの使用を前提に開発したモデル。

▲ファンの多いVARIVASのグローブ。9月発売予定の新製品。より滑りにくく破れにくくなっているという。手の大きい横島さんでも装着可能なXXXLまでリリースされる。

船長は、東側の黒潮分流が入り込んでいるエリアをくまなく走り探してくれた。時間だけが過ぎていく。そして終盤、僚船からの無線で「カツオとキメジが流木の周りにたくさんいる」という情報を得た。

すぐにその場所へ向かう。そしてそこには、情報どおり水面でカツオが跳ねていた。すぐにジグを投入。カツオの下にも反応があるという。

水深は40mほど。しかししゃくり続けるが、簡単には喰わない。そんな中、カツオは速いジグの動きに喰いついてきた。そしてモーリスの斉藤さんがラインテストで持ち込んだキャスティングタックルには、キメジ、カツオとヒットしてきた。

▲キハダの泳層を読み、棚をしっかりと取ってしゃくり続ける横島さん。この日は、水深40m、30mほどが船長からの指示ダナだった。

▲横島さんは、ジグは200~300gをメインに用意。巻き上げメインで誘うスキルジグ、フォールメインで誘う2WAYスパイキー、2WAYスパイキー・タフを使用。

▲モーリススタッフの斉藤さんは、キハダとカツオの反応が見られる中、浅い場所にカツオの姿が見えたのを確認し、すかさず上の層までしゃくり、しっかりとジグでキャッチ。

▲斉藤さんがキメジをキャッチ。前にめいっぱい出しても、やはり見た目はキメジ(笑)。キハダサイズを、ぜひキャッチしたい。

だがその後、すぐに群れは散り、残念なことに帰港の時間となってしまった。下でも上でもキハダサイズのヒットは得られなかった。もう少しの間、同エリアでキハダの回遊を待ち、粘りたかったが、帰港時間の決まりがあり仕方がない。

この原稿を書いている7月上旬の時点で、湾内ではカツオの釣果が聞こえてきている。本誌発売の7月中旬から末にかけて、例年通りであれば、キハダサイズが入ってくる。その頃、雨が少なく湾内の環境がキハダにとって良ければ、湾内に留まってくれる。そうなればチャンスだ。

そして8月からはコマセのキハダ船がスタートする。コマセにキハダが完全に付いてしまうと、キハダは止まるが、ルアーでは簡単ではなくなる。コマセに完全に付いてしまう前の、8月半ば頃までがジグのチャンスかもしれない。また沖から次々と新群れが入れば期待できる。

▲横島さんはカツオ。まだまだ相模湾キハダジギングへの挑戦は続きそうだ。

いずれにしても、キャスティングゲームのように走り回らずに、ソナーや魚探の反応を見ながらに粘り強く探り続けることが必要だと思う。それには、船をチャーターして船長にお願いしてやってもらうしか現在のところ方法はないが、釣果をコンスタントに出せるようになれば、各船の船長も興味を持ち、キャスティングの合間にやってみたり、もしかしたらジギングの乗合船なども出てくるかもしれない。いずれそうなることを信じ、モーリススタッフ、横島さんは挑み続ける。

【この記事は2021年7月現在の情報です】

ターゲットはキハダ&カツオ! 相模湾ジギングチャレンジ【前編】はこちら>>>

ターゲットはキハダ&カツオ! 相模湾ジギングチャレンジ【前編】

ターゲットはキハダ&カツオ! 相模湾ジギングチャレンジ【前編】

2021年09月24日

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SALT WORLD 編集部

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近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

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