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ネギング専用カスタムモデル ホライゾン・プログレッシブHPG632S-ML見参!【ソルトワールド編集部おすすめ製品インプレッション】

山陰エリアを発祥に全国に広まりつつあるネギング。その攻撃的なスタイルはこれまでの根魚ゲームを一変させる爆発力を秘めている。このほどテンリュウから、まだ市場ではレアなネギング専用カスタムモデル、ホライゾン・プログレッシブHPG632S-MLがリリースされた。開発の経緯、秘話を掘り下げるとともに、カスタムモデルならではの研ぎ澄まされた性能を紹介しよう。

攻撃的なスピニングタックルでのネギング

ネギングというフィッシングスタイルをご存知だろうか? 知名度はまだ全国区とまでは言えないが、山陰エリアでは、近年、非常に人気の高いスタイルとして定着している。シーンの牽引者、松江市・瀬崎漁港「龍勢丸」、磯見政斗船長にネギングとは何ぞや? という素朴な疑問を投げてみた。

「根魚ジギングの略ですかね。基本的には底物全般をターゲットにしています。マハタ、アオハタ、キジハタ、ヒラメ、チカメキントキ、イサキ、マダイ、レンコダイ、チダイ、アマダイなどなど。青物は狙っているわけでないですが、普通に1mクラスのブリ、ヒラマサが喰ってきます。そういう大型魚が喰ってきたときにしっかり獲れるようなタックルセッティングで楽しんでいるのが特徴だと思います」(磯見船長)

ネギングはスピニング、ベイト、両タックルで楽しめる。しかし、磯見船長自身が試行錯誤の末に辿りついたのは、スピニングタックルでのネギングだ。

「ガンガン攻めていけるスピニングタックルのほうが自分には合っています。船が流れにくいときでもアンダーハンドでキャストして広く、効率的に探っていくことができますし、活性が低いときほど、真上に上げていくより斜めに上げていくほうが効果的なことが多く、スピニングタックルだとこれに対応しやすい。この2点でベイトタックルよりスピニングでのネギングは有利だと思いますよ」(磯見船長)

テンリュウの舟木雄一さんがネギングで仕留めたナイスサイズのマハタ。ライトタックルでこのクラスの根魚と対等以上に渡りあえるのはネギングの魅力だ。

ネギングタックル&ノウハウの全体像

磯見船長が使用するタックルはスーパーライトジギング(SLJ)用タックルを全体的に少しパワーアップしているイメージだ。SLJ用タックルとの最大の違いはライン。つまり、PEラインとリーダーの太さだ。PEは1.5号から2号。リーダーは35~40lbを使用する。リーダーは約4.5m、大型魚とのやり取りで効果を発揮するショック吸収性を重視し、ナイロン製を使用しているのが特徴だ。使用ジグのウエイトは100~150g。潮に合わせて使い分けることが多い。

ネギングは、一般的な根魚ジギングから連想されるイメージより、はるかに攻撃的な釣りだ。磯見船長の基本パターンは1/2ピッチでのワンピッチジャーク。リールのハンドルを半回転するごとにロッドを1回ジャークするパターンだ。ハンドルは上、下の位置で止めるようにジャーク、1/3ピッチにするバリエーションもある

「リールはシマノ製の4000番、XGモデルを使っています。スピードは速めが基本。渋いときは少しスピードダウンします。活性が高いときは速めのほうがサイズアップを狙えます。ジグのリアフックがリーダーを拾うギリギリまで跳ねさせるアクションをイメージしています。ポーズを入れるようなことはまずしません。基本的に同じピッチで誘い続けます。元気なベイトフィッシュをイメージし、追わせて、追わせて、喰わせるという感じですね」(磯見船長)

水深やその日の状況にもよるが、ボトムから15mまでを探るのが基本。活性が低いときほどボトム付近を丹念に狙うことが多くなる。

専用ロッド、ホライゾン・プログレッシブHPG632S-MLの登場により、ネギングタックルはほとんど完成の域に達したと言っていいだろう。

ネギングで驚異的なスコアを記録したロッドとは?

磯見船長がホライゾンLJ HLJ63S-Lで仕留めた20kgのヒラマサ。研ぎ澄まされたタックルセッティングとファイト技術がなければ、ライトタックルではなかなかキャッチできないサイズだ。
ネギングの本場、島根半島沖では10kgアップのヒラマサ、ブリがゲストとして登場する。これらを主導権を握ってキャッチするのがネギングの醍醐味だ。
異変を感じたら即アワセ。ネギングはとても攻撃的な釣りだ。

ネギングで多くのアングラーから圧倒的な支持を受けたロッドがある。それは10年以上前にリリースされた、テンリュウのホライゾンLJ HLJ63S-Lだ。現行のホライゾンLJシリーズの一世代前のモデルになる。

「衝撃的でした、あのロッドを見つけたときは。ネギングも最初はアジングロッドとかバスロッドを使っていたんですが、どうにも求めているものではなかった。そこで釣り具屋に行くたびにいろいろ探していたんですが、HLJ63S-Lを握った瞬間にこれだ! と感じました。発売直後に入手しました。12年前に発売されたということなので、そのくらい使ってきたことになりますね。ネギングがある程度確立できたのが10年くらい前なので、その前から使っていることになります」(磯見船長)

磯見船長がネギング用ロッドとして求めた条件はいくつかある。まず、魚を掛けたときに、しっかり曲がり込むこと。しかし、曲がるだけでは魚は浮いてこない。曲がることに加え、魚を浮かせるための反発力を備えたバットセクションが必要だった。バットからベリー部にかけての張り、反発力はジグの操作性もアップしてくれる。ティップの追従性はそれほど意識しなかった。バットからベリーの部分でジグを正常に操作できていればティップは勝手についてくる、というイメージだ。グリップはロンググリップが理想。脇にフィットしやすくて安定感があるからだ。大型魚がヒットしたときはストレートポンピングでの勝負を展開する。脇の下でスライドさせやすい形状のロンググリップが理想だった。

龍勢丸でのネギングによるヒラマサレコードは135cm、20kg。船長自身も20kg、134cmをキャッチしているし、20kgに近いサイズは何本もキャッチされている。早いものは5~7分で仕留められている、という。10kg前後のヒラマサは数知れず、クエもかなりキャッチ率が高い。クエのレコードは34kgというから驚きだ。

「大型がヒットした、と思ったら瞬時に綱引きします。相手の顔をこちらに向けて、少しでも寄せてくる。ここでモタモタしていると根に入られたり、リーダーを擦られたりしてしまいます。ドラグのセットも大切。20kgのヒラマサが来て、ガチガチのドラグで勝負したらすぐに切れてしまいます。PEの限界値くらいにドラグをセットしておくことが大切。引っ張るときにスプールを押さえることもありますね」(磯見船長)

ネギングで大型魚キャッチの実績が高い事実には、ロッドの性能とファイトスタイルの完成が大きく貢献しているようだ。

アマダイもネギングでは人気のあるターゲットのひとつ。
テンリュウスタッフの松本さんがキャッチしたのは主役のひとつ、良型のキジハタ。
龍勢丸ではエア抜きにストローを使う。リリースしたい魚、リリースできる魚は可能な限り元気に放している。

満を持してのスペシャル仕様、ホライゾン・プログレッシブ HPG632S-ML

多くのアングラーから支持され、他を圧倒する釣果を記録してきたホライゾンLJ HLJ63S-L。しかし、この名作ロッドはネギング用に作られたわけではない。改良の余地が残っていたし、12年という年月の間にロッドのマテリアルやロッド製作テクノロジーは大きく進化してもいた。さらなる理想形を求め、磯見船長のリクエストを取り入れてリリースに至ったのが、ホライゾン・プログレッシブ HPG632S-MLだ。

「ネギング専用のカスタムモデルとして誕生したのがホライゾン・プログレッシブ HPG632S-MLです。基本的なアクションはHLJ63S-Lを踏襲しています。ジグの操作性に特化し、ティップを含め全体的に張りがあってレギュラースローに曲がるロッドに仕上がっています。ホライゾンのライトジギングモデルの特徴でもあるマグナフレックスは採用していません。ブランクは細身であって曲がるロッドですが、ピンッとしている。HLJ63S-Lよりもはるかに張りが強くなっています」(テンリュウ開発担当・舟木雄一さん)

張りのあるシャープなロッドだが、それだけではないのが特徴。大型魚とのファイトに求められる「粘り」と操作性をより向上する「軽量化」を実現しているのだ。粘りはテンリュウのお家芸であるC.N.T(カーボンナノチューブ)を採用することで、軽量化はチタンフレームのKガイド、トルザイトリングを採用することで達成している。

「ネギングでは4000番以上のサイズのリールを使用するアングラーが多いんですが、そうしたサイズの装着を想定していなかったHLJ63S-Lのガイドセッティングでは、ラインが暴れて抵抗になることがありました。そこを改良するため、採用したKガイドの高さや位置のベストなセッティングを追求しました。また、脇抱えでのファイトをより展開しやすいよう、グリップは他のホライゾンのライトジギングモデルより50mm程度長くしています。ブランクとEVAの段差をなくすため、リアグリップを細身にしてもいます。これはストレートポンピングの際に、服などに引っ掛からないようにして、前後に出し入れしやすいようにするためです」(舟木雄一さん)

微に入り細に入り。ネギング専用アイテムとして、死角なし、という印象だ。

「たしかにHLJ63S-Lよりバットに張りがあるように感じますね。凄くシャープな感じでジグの操作性も上がっています。ガイドへのラインの干渉が少なくなったので、ブルブル感がほとんどなくなったのも嬉しい改良点です。ジャーク中に手元に余計な抵抗が伝わってこないのでより感度がアップ、ダイレクトにいろいろな情報が伝わってくる印象。使い心地は凄くいいですよ」(磯見船長)

その釣獲力の高さゆえ、さらなるターゲット、そしてフィールドの拡大が予想されるネギング。全国的なブレイク間近、と思われるこの時期に、高性能な専用ロッドが登場したことは、その伝播に拍車をかけることは間違いないだろう。読者のみなさんにもぜひ体験していただきたい釣りだ。

写真上がベースとなったHLJ63S-L 、写真下がHPG632S-MLのバットガイド。リールシートの位置を揃えてもこれだけの差が出ている。
張りを持たせながら粘りと軽量化を実現している「C.N.T(カーボンナノチューブ)」
ホライゾン・プログレッシブHPG632S-MLのバットが粘る! 根魚であればほとんどが支えているだけで浮いてきてしまう。
ホライゾン・プログレッシブHPG632S-MLの詳細はこちらから

ホライゾン・プログレッシブHPG632S-ML

実釣の様子は天龍Youtubeチャンネルにて!

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株式会社 天龍
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TEL : 0265-26-8880
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受付時間 : 9:30~17:30(土日・祝祭日 定休)
https://fishing.tenryu-magna.com/

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近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

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