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佐野ヒロム・キハダキャスティング超実践テクニック【テクニック編】

キャスティング、ジギング、ビッグゲームからライトゲームまで、様々なオフショアルアーゲームに精通するエキスパート、佐野ヒロム。毎年この時期になると、相模湾行脚が始まる。ここでは、そんな彼がこれまで培ってきたキャスティングキハダゲームの超実践的ノウハウを公開。今回は、タックル&ルアー編に引き続き、テクニック編をご初回しよう。

佐野ヒロム・キハダキャスティング超実践テクニック【タックル&ルアー編】はこちら>>>

佐野ヒロム・キハダキャスティング超実践テクニック【タックル&ルアー編】

佐野ヒロム・キハダキャスティング超実践テクニック【タックル&ルアー編】

2021年10月18日

3種を使い分け、左右できれば完璧

「キャスティングは、周りの人(同船者)に怪我させることなく、狙ったところに投げられることが最重要です。したがって、オーバーヘッドでキャストするときは必ず後方を確認すること。バーブレスフックの使用同様、これも絶対です」

佐野はなんと4つのキャスティング方法を使い分ける。キハダゲームで行うのは、その中の3種類である。

1.ロングディスタンスキャスト 飛距離を出したいときに行う方法。ややスリークォーター気味で、体でひねりを入れて行う。最も多用するベーシック。
2.アキュラシーキャスト(コントロールキャスト) 剣道の面の要領で、真正面に真っすぐ中距離&ショートでキャストする。飛距離よりも、正確に撃ち込みたいときに。
3.アンダーハンドキャスト モーションが小さく、オーバーのように後方確認が必要ないので、中距離、近距離をクイックに攻めたいときに。
4.パワーキャスト 遠くに真っすぐ、さらにスピードも上げるキャスト方法。誰よりも遠くに投げたいときに。

相模湾キハダでは、状況に合わせて1~3を使い分ける。

「これらを、左右両方でできるように練習します。キャスティングを上手になるためには、練習あるのみ。スマホで動画を撮ってチェックするといいと思います。私も時間があればやっていますよ」

▲キャスティングゲームゆえ、キャスティングが出来なければ釣りは始まらない。キャスティング上達の道は、練習あるのみ、だ。佐野でさえ、今なお時間さえあれば練習している。

▲ヒットしたらまずは魚に走らせるキハダゲーム。ドラグの設定も予めきちんと行っておきたい(右)。スペアスプールを持参したとしても、現場で素早く確実にノットが組めるよう、常日頃から練習しておこう。

着水点とルアーアクション

「ルアーを落とす位置は、基本的には自分の正面のナブラの向こう側。乗合など多くのアングラーが乗っている場合はなかなか難しいとは思いますが、可能であればナブラの進行方向の向こう側です」

ナブラの奥にルアーを落とせば、たとえミスしてしまってもそのまま引いて来ればナブラの中にルアーを入れられる。手前にルアーが着水してしまうと、それ以上はどうすることもできない。回収するのみだ。

「向こう側を狙って投げても、だいたいは真ん中に落ちてしまいます」

逆にもし飛びすぎたな、と思ったら、サミングして手前に落としてやればよい。

「ルアーのアクションは、フローティングの場合は頭を少しお辞儀させたり、テーブルターンのような感じでアクションさせたり、泡を絡めたりしてアピールし、基本はほっとけでそこに置くようにします」

このとき移動距離は短くすることが大切で、あまりガチャガチャ引いてしまうと逆に魚が散ってしまうことが多いという。

シンキングはテンションフォール。ルアーは手前に泳いで来るので、そういった意味でもナブラの奥に着水させることが重要となる。

「誘い出しは、ロング気味で見切られない程度の速さでアクションさせます。ポーズは入れるときもありますが、基本的には連続して引いています。ヒラマサを狙うときのようなあまり速いアクションは行いません」

▲「右からも左からも、同じようにかつ正確にキャストできれば完璧です」と佐野。これはキハダ以外にヒラマサなどでも有効、まさにあらゆるキャスティングゲームで使える超実践的テクニックだ。練習して、ぜひマスターしたい。

後悔しないようアワセは必ず入れる

「アワセは、フックがカンヌキに入っていると想定し、確実に入れます。そうしなければ、後で必ず後悔します。なんでアワセを入れなかったんだ……って。もしファールフックで口以外のところに掛かり、それで外れてしまったのなら、それは仕方のないことです。諦めます」

とくにフローティングの場合、ヒットした瞬間はラインがたるんでいることが多いため、アワセが効きにくいという。よりしっかりと行う必要がある。

「アワせた直後はロッドは脇に抱えていますので、まずはそのままファイトします。巻けるようならそのまま巻きます」

注意したいのは、ロッドをギンバルに入れるとき。このときラインを緩めてしまうとバレてしまう。佐野によると、コツは左手でリールを巻く人は、右手を伸ばした状態で行うとよいという。一歩下がりながら行うことができれば、なおよい。

佐野のドラグの設定は、リールからラインを直接引っ張った状態で、PE3号なら初期値は3㎏、ファイト6㎏。マックス9㎏。4号なら初期4㎏で、ファイト8㎏、マックスが12㎏。つまり、初期はラインの号数、ファイトは2倍、マックスは3倍ということだ。

「このマックス値は、ライン強度のおおよそ50%です。したがって、通常のファイトで切れることはありません。これはあくまでも目安ですので、自分の体力に合わせて、各自で調整してください」

初期設定では魚が大きいと浮いて来ないことがあるので、ファイト中にドラグを締める必要がある。そんなとき、ノブを半周もしくは一周回したらどれぐらい締まるか、ということを覚えておくと便利だ。

まだまだお伝えしたいことはあるが、スペースの都合でここまでとさせていただく。ショップやイベント等で佐野のセミナーは随時開催されている。機会があれば、ぜひ参加していただきたい。トップを走るエキスパートアングラーの話は、タメになることばかりだ。

▲「ファイト中は息を止めないで、常に呼吸をしながら行うようにしましょう。ポンピングは大きく行うのではなく、1巻き2巻きを連続するように行います」
▲「アワセは、シンキングの場合はキハダが食うとグンと重みが加わって持っていくので、そのまますぐに行います。フローティングは、ラインがたるんでいることが多いので、ルアーが消えた瞬間に巻きながら電撃で入れます」

▲キハダの姿が見えたらロッドは脇抱えにして、ロッドは少し曲げてテンションを掛けながら最後のツメへ。リーダーまで巻き込み、ネットに魚が入った瞬間にベイルを返す。最高の瞬間だ。
▲超がつくほどの激戦区である相模湾。だからこそ、一尾が貴重であり、嬉しい。

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SALT WORLD 編集部

SALT WORLD 編集部

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

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