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玄界灘のヒラマサキャスティングゲーム! 2人のエキスパートが魅せるヒラマサ攻略【PART2】

屈指のヒラマサフィールド、玄界灘。一年を通して、大型ヒラマサを狙うアングラーが集結する、人気フィールドでもある。
ここでは2人のエキスパートアングラーの、2日間の釣りを全3回にわたって紹介する。
ひとりはご存知、鈴木斉。もうひとりは、「サンライズ」の名キャプテンとしても知られる、田代誠一郎だ。

今回は初日の釣行を終えて、2人がタックルに対して抱いた印象やその特徴を紹介する。(文中敬称略)

玄界灘のヒラマサキャスティングゲーム! 2人のエキスパートが魅せるヒラマサ攻略【PART1】はこちら>>>

玄界灘のヒラマサキャスティングゲーム! 2人のエキスパートが魅せるヒラマサ攻略【PART1】

玄界灘のヒラマサキャスティングゲーム! 2人のエキスパートが魅せるヒラマサ攻略【PART1】

2021年11月24日

最先端を走るロッド&リール それぞれに2人が出した評価

ヒラマサアングラーにとっては注目のニューモデル(取材時点)、オシアプラッガーBGシリーズ、そしてステラSW18000HG。初日の釣りを終えた鈴木、田代の両氏に、それぞれの印象を尋ねてみた。
 
まずロッド、オシアプラッガーBGフレックスエナジーシリーズ全体については鈴木の言葉を紹介しよう。

「まず全体的に非常に軽い。そして粘り強い印象があります。繊細なティップのため、ルアーの操作性が高く、掛けてからは曲げて獲るというタイプのロッド。粘り強いバットが最大の特徴です。無理をせずともロッドが魚の引きを吸収して、上げてくれる。そんなイメージですね。
 
前作よりパワーも増した印象です。大型や根ズレの危険性があるポイントでも、アングラー有利のファイトを展開できます。振り抜けもいい。小型のルアーから大型のルアーまで、操作性がもの凄く向上している。力をそれほど入れなくてもロッドが曲がってルアーを飛ばしてくれるので、一日振っていても疲れにくい。無理にアワセを入れなくてもロッド自体が、魚のバイトを吸収してフッキングまで持ち込んでくれるので、掛かりが浅い状態でも、しっかり掛かりやすいと思います。繊細なティップを備え、スムーズにバットに乗ってくる調子なので、いつもより安心してゆっくり落ち着いてファイトできたと思います」(鈴木)

 
S83HとS710XH。それぞれの使い分けの基準は田代に訊いた。

「S83HはメインラインにPE6〜8号を使用することを前提に、飛距離をある程度出して探り、ロッドを曲げて、少し水深があるところでファイトするイメージで使いたいですね。1日振り続けて楽しめるのはこちらでしょう。ティップが繊細でよく曲がるので、ルアーの重さを乗せやすい。自分は思い切りキャストするほうなので、ベリー部まで曲げてルアーの重みを乗せてキャストしますが、とても投げやすいですね。掛けてからも、まずティップが入ってくれるので、体勢を整えやすい。全体に硬いと衝撃が吸収されずに体を持っていかれることもありますが、グッと入ってからもバットにスムーズに力が移行する。ヒラマサ狙いではレギュラーロッドに位置づけられますが、パワー的にも申し分ない。大型にも十分に対応できるパワーもあります。実釣テストで24㎏のヒラマサを12㎏のドラグ設定で釣りましたが、まだまだバットに余裕があった感じです。
 
S710XHはメインラインにPE8〜12号を使用し、デカいルアーを使うようなときに活躍すると思います。200〜250g のルアーをキャストしても、よく飛びました。とてもシャキッとした感覚があり、ティップもよく入って追従するのでルアーの操作性はとても高いです。ティップが入らないとルアーを弾いてしまい、アクションエラーが多くなりますからね。
 
大型のヒラマサを根から引き離すためには、高いドラグテンションが必要です。これに耐えられる強靭なバット、魚をリフトできるバットの性能が非常に高いので、浅瀬のガチンコ勝負にはこちらをおすすめします。大型魚への対応力は非常に高いので、マグロでも全然イケちゃうと思いますね」(田代)

▲細身の長身をバネのように使い、軽快にキャストを繰り返す田代。曲がり込むことでパワーを溜め、弾き出すように飛距離を伸ばすオシア プラッガーBG フレックスエナジーS83Hの特性を良く引き出していた。

▲年齢不相応だが、野生児という言葉がぴったりの田代。自船のどこからでもキャストしてしまう。

 
続いてリールについて。玄界灘のヒラマサキャスティングゲームにおいてスタンダードなリールサイズは14000番というのが一般的な認識だろう。では、より大型である18000番の優位性はどこにあるのだろうか?

「大型プラグはアクション時の水の抵抗が大きい。こうしたルアーを遠投、速い潮のなかで動かしやすいという意味で、大型リールならではの巻き上げの強さ、トルクはとてもありがたい。疲れも軽減できるので、ルアー操作に集中できますしね。掛けてからも根ズレをかわしながらも、しっかり巻き取れるという点が最大の利点。負荷が掛かっている状態でも軽く巻けるインフィニティドライブの恩恵は大きいですね。とくに大きなヒラマサが掛かったとき、これまではポンピングを繰り返さなければ巻き取れなかった状況でも巻ける。トルクが違う。ガチンコ勝負のときにゴリ巻きできることは、キャッチ率に影響すると思います。
 
ドラグも前作に比べ、ヒートシンクドラグなどの改良がなされているので、より扱いやすく、強く、滑らかになっていると思います」(鈴木)

「18000番サイズが必要な時はけっこう多いですよ。基本的には大型ヒラマサを狙うとき、大型ルアーを使うとき、太いラインを使うとき、などですね。潮の流れがすごく速いときも助かります。
 
とにかく安心感が半端じゃない。どんなヒラマサがヒットしても大丈夫、という感覚があります。巻き上げも軽い。14000番でも感じていたインフィニティドライブの凄さですが、18000番もとても軽いです。3日間釣り続けて、疲れが溜まっているときなどは、巻き上げの軽さはより重要になりますからね。
 
ヒラマサゲームでは掛けてから主導権を握ることが大事。大型ヒラマサに主導権を握られるとやられちゃうよ、といつもお客さんにも伝えています。もともと根性がある魚なので、主導権を握られると調子に乗られ、走られてしまう。相手が本気を出す前に、こちらで少しでも先に主導権を握る必要があります。ヒラマサが本気を出し切る前にキャッチしてしまうことが大事。ロッドを立てて思い切り曲げ、その状態でもどんどんリールを巻くことができる力強さはとても大切です。
 
高負荷、スムーズさがあるドラグもありがたい。滑らかさがないとどうなるか分からない不安が生じます。もしドラグがロックしたらロッドが折れるかもしれないし、ひっくり返ってケガをしてしまうかもしれない。こういう不安を感じながらファイトをしたくはないですからね。すべてにおいてステラSW18000HGは心強い味方になってくれると思いますよ」(田代)
 
鈴木、田代とその評価において共通するところも多い。それはつまり、ステラSW18000HGに対する評価の高さを裏付けていよう。

▲大きく息を吐く鈴木。ヒラマサのキャスティングゲームは終日ロッドを振り続けなければならないハードな釣り。パワーだけでなく、適材適所のタックルバランスが求められる。

▲「大事なことは外れないこと。いったん掛けて外れるともっと危ない、フィッシュグリップはガッチリキープしてくれるのがありがたい」。新作のフィッシュグリップは船長としてのマストアイテムと田代。

【この記事は2020年1月現在の情報です】
玄界灘のヒラマサキャスティングゲーム! 2人のエキスパートが魅せるヒラマサ攻略【PART1】はこちら>>>

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2021年11月24日

玄界灘のヒラマサキャスティングゲーム! 2人のエキスパートが魅せるヒラマサ攻略【PART3】はこちら>>>

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玄界灘のヒラマサキャスティングゲーム! 2人のエキスパートが魅せるヒラマサ攻略【PART3】

2021年11月24日

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近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

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