BRAND

  • Lightning
  • 2nd(セカンド)
  • CLUTCH Magazine
  • EVEN
  • BiCYCLE CLUB
  • RUNNING style
  • NALU
  • BLADES(ブレード)
  • RIDERS CLUB
  • CLUB HARLEY
  • DUCATI Magazine
  • flick!
  • じゆけんTV
  • 湘南スタイルmagazine
  • ハワイスタイル
  • buono
  • eBikeLife
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • Kyoto in Tokyo

【Gamakatsu|貫&バーティカルリミット】すべてのジギングの基軸となる普遍のフック

魚種・釣り方・セッティングなど、システムに合わせて無数の選択肢が存在するジギングフック。日本のフィールドに合わせて開発された数々のフックはどれも個性的で、いまやあらゆるニーズを網羅していると言っても良いほどだ。しかしそのなかで基軸となるのはどんなフックなのか? そこを追求して完成した二つのモデルを紹介しよう。

時代や流行に左右されない普遍のフック

一口にジギングと言っても速い誘いがあればスローな誘いもあり、アベレージサイズの数釣りもあれば大物との一発勝負もある。さらに魚の口の大きさ、根の荒さ、ボトム、中層などターゲットや攻める場所まで考慮に入れれば、そのシチュエーションは無限と言える。そのなかでアングラーは、より自分の釣りに適したタックルを求めて試行錯誤を繰り返すのだが、もちろんフックも例外ではない。

釣り鈎はロッドやリールと比べると小さく目立たない存在だが、その選択が釣果を大きく左右することは経験を積んだエキスパートなら誰もが知っている。そして現代のジギングフックには、アングラーサイドのどんな要求にも応えてくれるだけのバリエーションが揃っている、と言っても決して過言ではない。

ではその豊富なバリエーションのなかで、基軸となるべきスタンダードなフックとは何か。エサ釣りで言うなら「伊勢尼」や「袖」のような、押しも押されもしない基本の型。あるいはどんな時でも頼りになる勝負鈎。そこを追求し、時代やスタイルに左右されないジギングフックとして設計されたのが、がまかつの人気アイテム『貫』と『バーティカルリミット』だ。
▲狙う魚の習性やジギングスタイル、アングラーの好みなどによって「良いフック」の条件は変化する。しかしその根本となるのは軽さと強さのバランス、形状保持力、摩耗に対するハリ先の強さなど釣り鈎としての普遍の要素だ。

刺さりやすくキープ力に優れるジギングフック『貫』

最初に紹介する『貫』は、掛かった魚をキープする能力に優れたフック。フトコロまで続く緩やかなカーブと、適度に滑りながらオートマチックに刺さるカーブポイントが特徴で、極端に言えば魚の重さや動きだけで勝手にハリが入っていくイメージだ。

またベンド形状はフトコロの深いリテイナーベンドを採用しており、一旦貫通してしまえば鈎が魚肉から動きにくく抜群のキープ力を発揮する。

線径は太く頑丈だが、3/0以上の番手は大型魚とのやり取りを想定して鈎軸部(シャンク部)に平打ち加工を施してさらに強化。逆に魚肉に接する部分はファイト中の身切れを軽減する丸軸加工にするなど、部分ごとに求められる機能を向上させた「ウィークポイントプレス加工」が施されている(より身切れしやすい小型魚もターゲットになる1/0と2/0は全体が丸軸仕様)。

サイズ展開は1/0、2/0、3/0、4/0、5/0、6/0の6アイテム。タタキ仕様により軽量化されたフックは太軸ながら魚の吸い込みも良く、1/0〜4/0ダブルのアシストも組みやすい設計になっている。

選択肢が多いからこそフックの本質を突き詰めたい

ジギングフック 貫

▲カーブポイントのハリ先と、緩やかなカーブがフトコロまで続くリテイナーベンド形状により高いフッキング性能を実現。合わせた次の瞬間にはフトコロまで貫通し、魚をがっちりキープする。また3/0以上のサイズは形状保持力を上げる平打加工のほか、魚を保持するベンドヒール部には丸軸部を残して身切れしにくさを追求。ファイトに時間を要する大型魚やディープレンジから魚を延々と巻き上げてくる釣りにはその特性が最大限に活きる。サイズ展開は1/0、2/0、3/0、4/0、5/0、6/0の6種類。1/0、2/0はダブルフックセッティングを推奨、3/0、4/0はオールラウンド、5/0、6/0はシングルフックセッティングを推奨している。

能動的なフッキングが可能なバーティカルリミット

いっぽう『バーティカルリミット』は、ロングテーパー、ストレートポイント、ラウンドベンドを採用し、あらゆるバイトを高確率で捉え、能動的に射抜いてゆくことを目的にしたフックだ。ハリ先の角度を広く取ることで、バイトに対する初期掛かり率を向上させている。

前身となる『バーティカルライト』から改良されたこのモデルは、根強いファンを持つ前作をベースに、アイを菅付きからタタキ仕様へと変更。軽量化を図るとともに、アシスト製作の自由度が増している。また前作には存在しなかった5/0を追加。サイズ・線径ともに今までよりアップした5/0の登場で、ラインナップはいっそう充実した。

形状的には、貫通力にベクトルを置いた前作よりもハリ先の角度を広角にすることで、よりバイトを拾いやすくすると同時に、若干のショートシャンク化など近年のジギングシーンの変化に合わせてフォルムを最適化。魚肉に接する部分は身切れを軽減する丸軸加工、強度の必要な鈎軸部は平打ち加工いう対策は貫と共通だ。

サイズは3/0、4/0、5/0の3種類で、こちらも様々なアシストシステムを組みやすいフックになっている。

バーティカルリミット

▲根強いファンを持つバーティカルライトをベースにユーザーの声を反映し、より現代のジギングにマッチするようチューニングを施したフック。ハリ先の角度を大きく取ったストレートポイントのフォルムは魚の身を直角に捉えるため初期掛かりの率が高く、その後の能動的なフッキングによってガッチリと魚の顎を刺し貫く。サイズ展開は3/0、4/0、5/0で、10㎏クラスのブリに代表される青物、40㎏前後のマグロ類、マハタ、イシナギなどの大型底物に適合。水深30m前後~150m前後にてPE~4号、ドラグ負荷10㎏前後までを想定した設計となっている。

フォルム・ポイント・線径各ファクターの比較

この二つのフックを使い分ける材料として、個々の特性を比較してみよう。

まずカーブポイント(貫)とストレートポイント(バーティカルリミット)を比べると、ハリ先がチモトに向かっているカーブポイントの貫のほうが、よりオートマチックに刺さり貫通力も高いが、ポイントが内側を向いているぶん初期掛かりの確率は若干落ち、場合によっては魚の身を薄く拾ってしまうこともある。

これに対してストレートポイントのバーティカルリミットは、魚の身に対して垂直に、点で突き刺すイメージ。バイトに対して初期のきっかけをつかみやすく、魚の反転を利用するなどしっかりと合わせることで奥まで刺さっていく。

弱点は初期掛かりの性能に優れるぶん、海底の障害物にも掛かりやすいことだろうか。とくにハリ数の多いスロー系ジギングでは根掛かりの確率も高くなるため、スローのエキスパートは根掛かり対策も含めてカーブポイントを選ぶこともある。

線径は、貫の2/0とバーティカルリミットの3/0が同一(Φ1.88㎜)、同じく貫の3/0とバーティカルリミットの4/0が同一(Φ2.00㎜)というように、同じ号数なら貫のほうがそれぞれ一番手ずつ太い設計となっている。ただしバーティカルリミットの5/0に関しては、貫の4/0より若干細く、4/0と3/0の間に設定している。

ちなみに近海エリアのジギングにおいて最もオーソドックスな線径とされるのは1.88㎜前後。つまり貫もバーティカルリミットも、近海エリアのジギング基準で考えればやや太軸の設定ということになる。

貫通後のキープ力に優れる貫と初期掛かりに優れるバーティカルリミット。使い分けはケースバイケースだ

また、太さに関連してフックのベント形状にも言及しておくと、貫はベンドヒール(=フトコロ最深部)がシャンク側に寄ったリテイナーベントと呼ばれるタイプで魚の保持能力に長けているが、たわみにくい形状のため同じ線径で作った場合、スプロートベンドやラウンドベンドより若干ではあるが粘り強さが劣る。それを補うため、太いワイヤーを採用することで強度を確保している。

反対にバーティカルリミットは、フトコロの中央部で魚を保持するラウンドベンドに近い形状。この形状はハリ先角度を広く取っているぶん、ショートシャンクにすればするほどフトコロが開こうとする力が働く。それによって力が逃げると貫通しにくくなるため、そのたわみを抑制する目的で太軸にしている。同じ太軸でも、貫とバーティカルリミットではその意図が微妙に異なるのである。

いずれにせよジギングフックの理想は、軽さと強さのバランスに優れ、形状保持力に優れること、ハリ先が摩耗に対して強いことなど。そうした要素を少しでも理想に近づけるため、様々な工夫が凝らされている。

貫とバーティカルリミットの使い分け

ではこれらのファクターを踏まえたうえで、どちらを使うのがベターなのかと考えると、究極は好みも含めてどちらが自分の釣りに適しているかということ。ただしそこはあまり決めつけず、ケースバイケースで使い分けることも必要だ。

一例としてがまかつでは、より大型狙いの場合には貫、小型〜中型サイズがメインの場合はバーティカルリミットという使い分けの他に、掛かってからの「キープ力」を重視する場合は貫、細かいバイトもすべて拾っていくような「掛け」を重視する場合はバーティカルリミットという使い分けも考えて設計しているとのこと。

もちろんどちらのフックもヒラマサ、カンパチ、マグロ類など各種大型魚に対応する強度を備えていることは言うまでもない。しかしあえて分けるなら、ファイトに時間を要する大型魚や、ディープレンジから魚を延々と巻き上げてくる釣りにはキープ力という貫の特性が活き、逆に浅場のヒラマサジギングなどで初期掛かりを重視し、強気のファイトで勝負に出たいという場合は、バーティカルリミットのほうがより強みを発揮するということだ。

自分なりの「勝負バリ」を探すのもジギングの奥深い楽しみ貫とバーティカルリミットはその基軸となるフックだ

▲貫、バーティカルリミットともにハリ単体のみならずアシストフックの完成品も発売している。完成品はシングル、ダブル、アシストラインの長さ違いなどから選択できる。バーティカルリミットは中型青物や5㎏までの底物狙いの場合は3/0のシングルまたはダブル、4/0シングルセッティングがおすすめ。大型青物、15㎏までの底物狙いなら4/0ダブル、5/0のシングルまたはダブル。30㎏のキハダ、ビンチョウなら5/0のシングルセッティングが標準となる。

また大型のハタ類のように口周りがゴツイ魚を釣るケースでは、バイトを浅く拾ってしまう可能性があるカーブポイントに対して、貫通力のあるストレートポイントで深くガッチリと刺し込んでしまうという選択もあるが、釣り場が根の荒いボトムであれば、前述の通りカーブポイントの根掛かり回避性能も活きてくるだろう。

フックの使い分けには「これが絶対」という唯一無二の基準はないが、いろいろなファクターを総合して自分なりの「勝負バリ」を煮詰めていくのも釣りの面白さ。貫とバーティカルリミットは、そんな奥深い世界の入り口であり、ゴールにもなり得るフックと言えるのではないだろうか。

▲バーティカルリミットのアシストフックに使用している「アシストライン480(ヨンハチマル)」は、ジグのシルエットと合わせることで遠くの魚を呼び寄せるアピール力を持つ。その秘密は水中で最も色が届きやすいと言われる可視光線480nm付近にカラーチューニングを施したこと。中芯入りとノットタイプがあり、張りのある中芯フロロタイプ(フロントに推奨)は10号から25号までの4サイズに3mと10mを展開。吸い込みの良いノットタイプ(リア及びシングル仕様に推奨)は10号から30号までの5サイズにそれぞれ3mと10mを設定している。

商品詳細はこちらから!

株式会社がまかつ

問い合わせ

株式会社がまかつ
TEL:0795-22-5910
フリーダイヤル:0800-222-5895
https://www.gamakatsu.co.jp

SHARE

PROFILE

SALT WORLD 編集部

SALT WORLD 編集部

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

No more pages to load