大阪湾のタチウオ&青物ジギング 連続釣果、サイズアップはジグの動きとシルエットが重要!!【PART2】
SALT WORLD 編集部
- 2021年12月16日
2019年秋、大阪湾でのタチウオと青物狙いの釣行で面白い発見をしたというスミスのテスター・中村豪氏。
それはジグのシルエットと動きの重要性であった。
これにより他の同船者よりも釣果を叩き出し、しかも良型を連発したのだ。
その様子と、タックルセレクトについて全3回にわたってお伝えしたい。
ジグ選びの際はカラーよりもアクションとシルエットを重視するという中村氏の考えを実証するかのような釣果を得た前回に続き、同じようなアクションをする別のジグ、ウォブリンを試してみるところからスタート。
大阪湾のタチウオ&青物ジギング 連続釣果、サイズアップはジグの動きとシルエットが重要!!【PART1】>>>
多彩に変化するヒットパターン 有効なジグを探す
同じように横向きにスライドフォールするウォブリンを試してみると、こちらもバイトが連発した。この日のパターンは、上向きにジャークしている時やストレートフォールより、ジグが横を向いてから、その姿勢でスライドフォールしていく時に圧倒的にヒットが集中していた。
このパターンは大阪湾ではよくみられるヒットパターンで、私は意識してこの姿勢になるように心掛けることが多い。ところがウォブリンではヒットは同じようにするものの、なぜか型が小さい。他のジグを使ったアングラーとの釣果を比べると、この2日間は、ムラマサ3Sでの上記のアクションに良型が集中しているように感じた。ウォブリンとムラマサ3Sとの違いは、シルエットの他にスライドフォールに入るタイミングが、ムラマサ3Sよりウォブリンのほうが早いことだ。つまり横向きに漂うタイミングが長いムラマサ3Sが、この日のこのタイミングでは型のいいサイズに有効だったという確信に近いものを得た。そう感じ、もう一度ムラマサ3Sに付け替えると、やはりいいサイズのタチウオがヒットした。
同行のそらなさゆりさんは、メタルフォーカス150gでいろいろなパターンを試し、ジャークから止めるタイミングやフォールの瞬間にバイトを得ていたものの、やはり型が小さかった。そこで同じくムラマサ3Sにチェンジすると、これまた絵に描いたような、この日の最大サイズがヒットした。シッポが切れていたが、まさにドラゴンサイズといえる体高で、その重量は1.27㎏。3日前に行われた100名規模の大会・ウェストジャパンサーベルトーナメントで釣れば、優勝となっていたサイズだった。
もちろん先に述べたようにタチウオのヒットパターンは多彩に変化する。この日このタイミングでは、ムラマサ3Sパターンがもの凄く良かったということだけだが、ぜひ一度ムラマサ3Sを試していただきたい。
【この記事は2020年1月現在の情報です】
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SALT WORLD 編集部
近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。
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