BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

ブリ、ヒラマサ、カンパチ 魚種豊かなフィールド 千葉・南房のジギング|Part 1

都心から車で約2時間。抜群のアクセスのよさを誇りながら、ワラサ・ブリはもちろん、30kgオーバーのヒラマサや10kgオーバーのカンパチをはじめ、根魚類など多くの魚たちが泳ぐ豊かな海がある。千葉県の南房だ。

ここでは、この海をホームフィールドのひとつとするルアーメーカー「ブルーブルー」の吉澤竜郎さんに攻略法を教えてもらい、全3回で紹介する。最初に、改めて南房の魅力についてお伝えしておこう。

10kgオーバーはもちろん、30kg超の大物も顔を出す!

千葉県の南房エリアは、その字が表す通り、房総半島の南端に位置する。太平洋に面し、すぐ沖には黒潮が流れている。そのため、ルアーゲームのみならず、周年を通して季節に応じた様々なターゲットが我々アングラーを楽しませてくれる。

たとえばルアーでのターゲットは、ワラサ・ブリはもちろん、ヒラマサ、カンパチ、キハダ、カツオ、根魚などと実に豊富。

▲「ワラサは、しっかりとしゃくれてキビキビとジグを動かせている人によくヒットしている傾向にあります」と吉澤さん。ロッドは硬めがオススメだ。ヒラマサ狙いなど状況によってはこの限りではない。

「ブリの10kgオーバーはもちろん、ヒラマサは30kgを超える魚体も目撃されています。カンパチも10kgオーバーがキャッチされています。都心から2時間程度の距離で10kgオーバーの大型青物が狙えるのは、外房とここ南房ぐらいです。南房はそれほど貴重なフィールドです」

そう話すのは、ルアーメーカー「ブルーブルー」スタッフの吉澤竜郎さんだ。

▲千葉・南房をホームフィールドのひとつとする、ルアーメーカー「ブルーブルー」スタッフの吉澤竜郎さん。ジグは南房の速潮の中でもワラサ・ブリといった青物たちに絶大な効果を発揮する「エスナル」。

カンパチは、同じ千葉では外房や銚子エリアでもショゴ(小型のカンパチ)は狙えるが、10kgオーバーというサイズの可能性が常に高いのは、ここ南房だけだ。

そして、潮の状況にもよるが、キメジ・キハダ、カツオ、ハガツオなども回遊して来る。さらにはカサゴやアカハタ、マハタなどの根魚類、キンメ、クロムツとターゲットは多岐にわたる。

南房はそんな魚種豊かなフィールドでありながら、館山自動車道が南房総市まで通じているため、吉澤さんの言葉にもあるように都心からのアクセスも大変いい。

それでいて、ルアー船が少なく、ポイントなどまだ開発途上な部分が多い。これもひとつの大きな魅力となっている。吉澤さんは、未開のポイントは無数にあるはず、と言う。

「ここは未知なるポテンシャルを秘めています。その可能性は、関東でもトップクラスだと私は思っています」

▲ブルーブルーの「エスナル」「シーライドロング」「コニファー」。吉澤さんがデザインしたジグは独特な造形が特徴で、ここ南房や外房など、常に現場目線で商品開発を行っている。南房布良沖の青物攻略は、この3つのジグの特徴を理解して使い分けることが重要となる。

黒潮洗う魚種豊かなフィールド、南房・布良沖の特徴

そんな南房で数少ないルアーゲームの拠点となっているのが、吉澤さんも足繁く通う布良港の「松栄丸」である。

松栄丸が攻略するのは、港の目の前に広がる布良沖と呼ばれるエリア。

「布良沖のポイントの特徴は、浅根はそう言うだけあって浅いんですが、それが極端に浅いんです。水深10mにも満たない超浅根。ベタ凪のときは根がスリット状になっているのがはっきりと見えます。ここに速い潮がぶつかると、非常に激しい潮波が立ちます。この潮波が激しければ激しいほど、青物は釣れる傾向にあります」

▲房総半島南端に位置する布良港を拠点とする「松栄丸」。「松栄丸」は3隻所有しており、ルアーゲームのみならず様々な釣り物も楽しめ、新しい釣りの開拓にも積極的に取り組んでいる。

潮が速いときは上潮がなんと7ノット以上になることもあり、4ノットや5ノットでは底潮が効いていないこともあるぐらいだという。

一方で、布良沖はそんな超浅根が連続する場所があるかと思えば、岸からそう遠くはない場所で逆に水深が60~70mを超えるような深場もある。ポイントの表情が非常に多岐にわたるのも大きな特徴だ。

【この記事は2019年10月現在の情報です】

ブリ、ヒラマサ、カンパチ 魚種豊かなフィールド 千葉・南房のジギング|Part 2はこちら>>>

ブリ、ヒラマサ、カンパチ 魚種豊かなフィールド 千葉・南房のジギング|Part 2

ブリ、ヒラマサ、カンパチ 魚種豊かなフィールド 千葉・南房のジギング|Part 2

2021年12月19日

ブリ、ヒラマサ、カンパチ 魚種豊かなフィールド 千葉・南房のジギング|Part 3はこちら>>>

ブリ、ヒラマサ、カンパチ 魚種豊かなフィールド 千葉・南房のジギング|Part 3

ブリ、ヒラマサ、カンパチ 魚種豊かなフィールド 千葉・南房のジギング|Part 3

2021年12月20日

出典

SHARE

PROFILE

SALT WORLD 編集部

SALT WORLD 編集部

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

No more pages to load