東京湾口&相模湾の冬場のブリ|Part 1
SALT WORLD 編集部
- 2022年01月02日
東京湾、相模湾でもブリはいる。ワカシ、イナダクラスはそれこそ沢山おり、小型ジグで気軽に楽しめるターゲットだが、ワラサ、ブリクラスとなると、あまりメジャーではない。だがシーズンによって狙うことができるのだ。場所は東京湾湾口、そして相模湾の東側と西側・大磯沖だ。
今回、そんな東京湾と相模湾での冬の大物狙い撃ちの様子を3回に渡って紹介する。
大型、良型は水温が下がる季節
都心に住むアングラーにとって身近な海といえば東京湾と相模湾だろう。どちらもアクセスしやすく、エサ釣りも含めれば様々な遊漁船があり、それぞれの釣りのシーズンに入ると、多くの釣り人が押し寄せる。
東京湾内においてのオフショアゲームは、タチウオ、シーバス、そしてタイラバなどが人気。相模湾においては、シイラ、キハダ、カツオ、アオリイカなどを楽しんでいるアングラーが多い。そんな中、メジャーとは言えないが、夏から水温が落ちはじめると、一部のルアー対応の遊漁船がブリを狙い始める。ポイントは東京湾口、そして広い海域を持つ相模湾では三浦半島側と大磯沖だ。どちらも「まとまった釣果で大騒ぎ」という状況にはならないが、少なからずブリと呼べるサイズの釣果があるのだ。他の釣り場と比べて、「挑戦!」といった感じが強い釣り場だが、釣果を得たときの満足度は大きい。
シーズンは、どのエリアも釣果が良いのは秋から冬にかけて。イナダクラスに関しては、東京湾、相模湾ともに夏から釣果が聞こえ、小型のジグで狙う船もあるが、ワラサ、ブリクラスを狙うとなると涼しくなってきてからだ。
▲ワラサクラスはキャッチされることが多い。ブリクラスとなると、簡単ではない。
ちなみに東京湾、そして三浦半島の東側エリアは、ブリ、ワラサ狙いを行う際、サワラの存在が大きい。サワラが入り始めると、遊漁船、アングラーは盛り上がり、出船となる。そしてその時、サワラの表層の反応が乏しい時間帯にジギングで探っていると、ワラサやブリが釣れるのだ。東京湾の横浜鴨下丸では、サワラの気配が無くてもブリ狙いで出船しており、この記事を読みブリにチャレンジしたいと思っている人におススメである。
▲東京湾では横浜鴨下丸が湾口の青物狙いで出船。相模湾では大磯・邦丸が仕立船、または泳がせ釣りの便乗でブリを狙える。邦丸の仕立船で、キャスティングとジギングを組み合わせ、サワラ、ブリ狙いをするのも面白い。
【この記事は2019年10月現在の情報です】
東京湾口&相模湾の冬場のブリ|Part 2はこちら>>>
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SALT WORLD 編集部
近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。
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