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目指せ10kgオーバー! 中村豪の鳥羽沖ブリ攻略 |Part 2

鳥羽沖のブリ族は、サイズを問わなければ夏頃から釣果が出始めるが、サイズ、数ともに本番となるのは、秋から冬。シーズン中には10kgオーバーもキャッチされ、ブリ狙いの遊漁船は、それまで以上の賑わいをみせる。エキスパートアングラー・中村豪にとって、そんな鳥羽沖は地元の海。シーズン中は足しげく通う。

そこで今回は、そんな鳥羽沖のブリの攻略法についてまとめ、全3回で紹介。Part 2ではジャーク、そしてタックルセレクトについて解説する。

外海の攻め方とタックルセレクト

外海エリアでのジャークパターンは、ほとんどの場合、ワンピッチを繰り返すか、ある程度速いアクションで誘って止めたり、フワフワしたタイミングを織り交ぜるようなコンビネーションジャークの実績が高い。引きつけて、誘って狂わせて食わすイメージだろう。

よほど潮が効かずに群れがバラけていて、ボトムのみでしかヒットしてくれないような状況だったら、スローピッチ系で、短いレンジの中でネチネチと上下するジャークがいいようにも思う。だが、たまに出くわす食い気のある群れに当たったときには、スローピッチ系の動きだとハイピッチ系のジャークをしているアングラーのジクに魚を持っていかれる。

▲ボトム周辺だけでなく、中層でヒットすることもある。状況によって、広く探っていきたい。

そのため、一概に渋いからといってどちらが正解とも言えない2018年シーズン、南側で僕が良い釣果を出したジグアクションは、ウォブリンのワンピッチ5~10回からのロングフリーフォールによるバックスライドフォールアクションと、メタルフォーカスのジャカジャカストップ、メジュームのワンピッチか、ジャカジャカストップなど。これらの実績が高かったので参考にしてほしい。

▲ビートのデュアルスターで、渋い日にブリを釣った蒼井さやさん。渋くても、諦めずに探っていくことが大切だ。

北側では、タチウオがベイトになっていたことから、私の釣友は安定のナガマサのロッド下向きワンピッチ(鳥羽ジャーク)でヒットさせていた。

そして2018年シーズンは、私はジグ・ムラマサ3Sの効果の検証に少しこだわりをもって足を運んだ。セミロング系ということで、結果的には南側でも北側でも、渋い日も食いが良かった日も、どの釣行時にも好反応を得た。

本来ムラマサ3Sは、大阪湾でボトム周辺を探る時や、短いレンジ内で「横向き姿勢」の長いスローピッチでの誘いに対応できるよう開発されたものだが、ハイピッチではグリングリンと大きな波動を生んで魚を誘ってくれる。

ゆっくりとした鳥羽ジャークでも、ナガマサと比べて横向き姿勢になりやすくアピールは大きい。それでいてフワリと漂う間を入れられるので、鳥羽ブリにも相性がいい。2018年のシーズンは大型のアジもベイトになっていたようで、シルエットや波動の大きいジグに反応することが多かったようだ。

▲そらなさゆりさんが、ムラマサ3Sのレーザータチカラーでワラサをキャッチ。

外海エリアのタックルは、小型のジグを選択しなければならないことが少ないため、PE2号前後のしっかりとしたタックルを選択できる。

ロッドは、ムラマサ3Sやメジュームを使用して上げで誘うパターンだと、PE2号にスミスのアーマーナノックスグラファイト採用のスーパーライトモデルがいい。2018年にラインナップされたモデルだ。リールはベイトならC61SLにオシアジガー1500HG、スピニングならS62SLにステラSW5000HGの組み合わせが良い。

▲中村氏のラインセレクト。スピニングタックル:サンラインPEジガーULT8本組1.5~2号、ベイトタックル:サンラインPEジガーULT4本組1.5~2号、リーダー:サンラインシステムショックリーダーFC30~40lb。

ウォブリンのようなフォールを多用するパターンや、150gまでの少し小型のメタルフォーカス等を使用するなら、PE1.7号に、ハイパーフルソリッドカーボン採用のスミスのHSJシリーズで、ベイトならC511にオシアコンクエスト300HGとなる。

またメタルフォーカスはマックスでも150gになるため、小型スピニングと組み合わせることもあり、S510にステラ4000MHGが相性良く感じている。ちなみに昨今は、ハイエンドモデルの小型スピニングリールのトルクには驚ろかされる。そのようなモデルなら、十分ブリでも釣りが成立する。

▲2018年のJIGGING CUP in 石鏡の最大魚は、長谷川崇さんの10.5kg。狙いたいサイズだ。

TACKLE

【外海エリア用】
タックル(1)
ロッド:スミス・AMJX-C61SL
リール:シマノ・オシアジガー1500HG
タックル(2)
ロッド:スミス・AMJX-S62SL
リール:シマノ・ステラSW5000HG
タックル(3)
ロッド:スミス・HSJ-C511
リール:シマノ・オシアコンクエスト300HG
タックル(4)
ロッド:スミス・HSJ-S510
リール:シマノ・ステラ4000MHG

【内海エリア用】
タックル(1)
ロッド:スミス・AMJX-C61SL
リール:シマノ・オシアジガー1500PG
タックル(2)
ロッド:スミス・HSJ-C511
リール:シマノ・オシアコンクエスト300PG
タックル(3)
ロッド:スミス・HSJ-S510
リール:シマノ・ステラ4000

LURES & HOOKS SELECT

(写真右上から)
CB.ナガマサ200g+アシストフックつらぬき(貫) 6/0
ムラマサ3S180g+アシストフックつらぬき(貫) 5/0
ムラマサ3S150g+アシストフックつらぬき(貫) 4/0
ムラマサ3S180g+アシストフック近海MS 6/0ダブル (サワラ対応)

(写真左上から)
ウォブリン185g+アシストフックつらぬきショート(貫) 4/0
ウォブリン160g+アシストフック近海MS 4/0ダブル (サワラ対応)
メジューム165g+アシストフックつらぬき(貫) 3/0
メタルフォーカス150g+アシストフックつらぬき(貫) ダブル2/0ショート
TGチビマサムネ120g+アシストフックつらぬき (貫) ダブル1/0ショート

【この記事は2019年10月現在の情報です】

目指せ10kgオーバー! 中村豪の鳥羽沖ブリ攻略 |Part 1

目指せ10kgオーバー! 中村豪の鳥羽沖ブリ攻略 |Part 1

2022年01月03日

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SALT WORLD 編集部

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近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

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