BRAND

  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • NALU
  • BLADES(ブレード)
  • RIDERS CLUB
  • CLUB HARLEY
  • DUCATI Magazine
  • flick!
  • じゆけんTV
  • 湘南スタイルmagazine
  • ハワイスタイル
  • buono
  • eBikeLife
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • Kyoto in Tokyo

アカムツゲームの愉しみ方 中深海&深海ゲーム入門者に西本康生が指南!【Part3】

中深海&深海ゲームは誰もが楽しめる釣りへと変貌を遂げている。ディープゾーンへの入門に最適なアカムツゲームの魅力、そして釣法に関する全体像を、マスターアングラー、西本康生が紹介する。デビューに二の足を踏んでいる人は必読だ。

アカムツゲームの愉しみ方 中深海&深海ゲーム入門者に西本康生が指南!【Part2】はこちら>>>

アカムツゲームの愉しみ方 中深海&深海ゲーム入門者に西本康生が指南!【Part2】

アカムツゲームの愉しみ方 中深海&深海ゲーム入門者に西本康生が指南!【Part2】

2022年01月01日

試行錯誤を繰り返すのが、船上での正しい愉しみ方

「順番に投入の指示を出してくれる船の場合はトラブルは少ない。一斉に投入する船では、合図と同時にみんなで一緒に投入することを心掛けたいですね。これは船長へのお願いでもあるんですけどね」

準備に時間が掛かり、投入の合図に遅れることがないようにするのが原則だ。もし、遅れた場合は細心の注意を払い、オマツリを避けるよう潮上に入れるなど、ほかのアングラーのラインの入り方を見て投入することが大切だ。細く、高価なラインを使用する釣りなので、可能な限りオマツリは避けたい。

ジグウエイトを揃えることも重要だが、「ジグウエイトに関してはその地域で自然と決まってくる。だからその重さに合わしていけばいいと思います」とは西本の弁。

着底して糸フケを取ったら、すぐにアクションをスタート。ロッドをジャークしてジグを上げ、ジグの重さで曲がっていたロッドティップがまっすぐになってから、ロッドを下げていく。ジャーク&フォール、これがひとつの基本動作になる。

「ティップが真っすぐに返って、初めてジグが仕事をしてくれる。返る前にロッドを下げてしまうとジグに不用意な、大きいフォールアクションが生まれてしまいます。本来の、魚が喰ってくるいいジグの姿勢を作り出すことができない。ただ暴れるだけで、いい動きが出ないんです。ロッドティップが返ってから、手首を固定したまま、ラインを張らず緩めず、ロッドを下げてジグを落としていきます」

ジグを落としきったら、リールをハンドル1/4回転、もしくは1//3回転して次のジャーク&フォールに移る。この動作を繰り返し、海底から3mを目安に探るのがアカムツ狙いのベーシックだ。

西本の使用タックルを前提にすると1/4回転で探る場合は約12回、1/3回転で探る場合は約9回のリーリングが、3mを探る場合の目安となる。アカムツに食い気があれば、ハンドル3回転までで釣れることが多い。本当の勝負は底から1m以内と心得ておくとよいだろう。

「海底が平らですよ! というアナウンスであれば1/4回転を基本にします。カケアガリですよということであれば1/3回転、それでも底を引きづるようであれば1/2回転までピッチを上げることもありますね」

ロッドの振り幅は感覚、慣れてもらうしかない、と西本。潮がほどよく効き、いい動きが出ていれば小さく振るだけでよいが、大型を狙う場合などは大きく振ったほうがよい。このあたりも感覚に頼るほかない。

▲ライン、ロッド、リールを通して伝わってくる感触を頼りにアカムツに近づいていく。

明確に出るアタリからランディングまで

「アタリはガタガタガタっと明確に出ることが多いですね。ロッドでアワせるとバレやすいので、巻きアワセが基本です」

ジャーク後のフォール、落ち始めが一番ヒットしてくる確率が高い。フォール中にヒットというのはすでにハリ掛かりしていることが多いのでは、と西本。

本当に喰いがいいときは上げているとき、つまりジャーク中に喰ってくることもあるし、止めていて喰ってくることもある。これらのときはフロントフックに掛かる場合もあるが、多くの場合はリアフック、つまり落ち始めからフォール中のフッキングが多い。意識しておくとよいだろう。

ジャーク&フォールを繰り返し3mほど探り上げてから、底を取り直すという動作を繰り返すなかで、ときおり10mくらい巻き上げて落とし直すとよい。周囲の魚にアピールして集めることができ、ヒットに結びつくことがある。とくに潮が流れていないときは、着底ポイントから異なるところにジグが入ることで、新たなアカムツにジグを発見してもらえる可能性が大きくなるからだ。

意外に同じ場所ばかりを攻めてしまいがちなのが、ドテラ流しだ。船は流れているが、ラインを出して落とし直していると常に同じところに着底してしまう。注意が必要だ。

ヒットしたアカムツはユメカサゴなどのゲストよりもしっかり重み、引きも感じることが多い。十分に堪能しながら、速くもなく、遅くもなく、波の上下に合わせて巻いてくればOK。ランディング時は、ネットですくってもらうと安心。ハリが外れると潜っていってしまうので要注意だ。

「食べるのもアカムツの大きな魅力のひとつです。刺身もいいですが、皮をつけたまま炙るのも美味しいですよ。煮つけ、炊き込みご飯もおすすめですが、僕が一番好きなのは塩焼き。

少し水っぽさを感じたら塩をあてて水を抜いたり、昆布で締めたりするといい。地域によっても異なりますが、5~6月、駿河湾奥でサクラエビを食べているアカムツは抜群に香りがいい。ぜひ食べてみてほしいですね」

味わうにはまずキャッチすることが必要なのは言うまでもない。ぜひ、ここまでの内容を参考に実戦に挑んでいただきたい(文中敬称略)。

▲40cmを超えれば十分に満足できる。帰宅後の愉しみも大きいのがアカムツの魅力のひとつだ。
▲ユメカサゴは定番ゲストのひとつ。明らかに抵抗感が違うので、それと分かるはずだ。
▲ジャークし、ジグの重みで曲がっていたロッドティップが真っすぐになって初めてジグがいい動きを出してくれる。ここはキモとなるので常に意識しておきたい。

出典

SHARE

PROFILE

SALT WORLD 編集部

SALT WORLD 編集部

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

近海から夢の遠征まで、初心者からベテランまで楽しめるソルトルアーフィッシングの専門誌。ジギングやキャスティング、ライトゲームなどを中心に、全国各地の魅力あるソルトゲームを紹介しています。

SALT WORLD 編集部の記事一覧

No more pages to load