ガーミン、4Kカメラ一体型自転車用ヘッドライト『Varia Vue』を発表｜GARMIN

Bicycle Club編集部

2025年04月24日

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ガーミンジャパンは、4Kカメラと高輝度ヘッドライトを一体化した自転車用フロントデバイス『Varia Vue（ヴァリアビュー）』を発表した。サイクリストの安全性を高めるとともに、万が一の事故発生時に鮮明な映像記録を提供する。2025年4月24日(木)より予約受付を開始し、5月1日(木)に発売予定。

高性能ライトと4Kカメラで「前方」の安全を確保

これまで後方の安全確保に貢献してきた「Varia」シリーズに、待望のフロントモデルが登場した。『Varia Vue』は、最大600ルーメンの明るさを誇るヘッドライト機能と、4K解像度に対応した高画質カメラを統合。夜間や薄暗いトンネル内はもちろん、日中でも最大1.6km先から視認可能なデイフラッシュモードを備え、対向車や歩行者への存在を強力にアピールする。

カメラは、走行中の風景や万が一の事故状況を鮮明に記録。衝撃を検知すると自動的に事故発生前後の映像をロック・保存するインシデント検出機能を搭載し、決定的な瞬間を逃さない。電子式手ブレ補正や内蔵マイクによる音声録音にも対応し、より詳細な状況証拠を残すことが可能だ。

Variaレーダーとの連携で前後同時記録も

特筆すべきは、リアビューレーダー付きテールライト『Varia RCT715』（別売）との連携機能だ。専用の「Varia アプリ」を通じて、『Varia Vue』のフロント映像と『Varia RCT715』のリア映像を同期記録できる。これにより、前方からの飛び出しや後方からの追突など、事故状況を包括的に記録・検証することが可能となり、検証精度が大幅に向上する。

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スマート機能と拡張性

互換性のあるGarmin Edgeサイクルコンピューターと連携すれば、速度や走行状況に応じてライトの輝度やモードを自動調整したり、手元でカメラ操作を行ったりすることが可能。録画データは最大512GBのmicroSDカード（別売）に保存でき、Wi-Fi経由でスマートフォンアプリ「Varia アプリ」に転送、編集や共有も容易に行える。さらに、サブスクリプションサービス「Garmin Vault」に登録すれば、録画データをクラウドに自動アップロードして安全に保管することも可能だ。

バッテリーは、デイフラッシュモード（1080p録画時）で約7時間、4K録画時でも約5時間の連続使用が可能。長時間のライドにも対応し、充電しながらの使用もできる。

サイクリストの安全を多角的にサポート

サイクリング人口が増加する中、自転車と自動車・歩行者との事故リスクは依然として高い。『Varia Vue』は、視認性の向上による事故予防と、万が一の際の客観的な証拠記録という二つの側面からサイクリストの安全をサポートする。都市部の通勤・通学から、見通しの悪い峠道、早朝・夜間のトレーニングまで、あらゆるシーンでサイクリストに安心感をもたらすデバイスと言えるだろう。

Varia Vue（ヴァリアビュー）

価格：84,800円（税込）

サイズ：92 × 60 × 33mm
重量：200g
輝度：最大600ルーメン（デイフラッシュ）
ライトモード：高、中、低、ナイトフラッシュ、デイフラッシュ
カメラ解像度：4K/30fps, 1080p/30fps
主な機能：インシデント検出、電子式手ブレ補正、音声録音、Varia RCT715連携（前後同時録画）、Edge連携（スマートライト/カメラ制御）、Wi-Fi（5GHz）、Garmin Vault対応、IPX7防水
記録媒体：microSDカード（最大512GB / 別売）
稼働時間例（1080p録画時）：デイフラッシュ約7時間、高約1.5時間、カメラのみ約9時間
稼働時間例（4K録画時）：デイフラッシュ約5時間、高約1.25時間、カメラのみ約6時間
同梱品：USB-C充電ケーブル、マウント＋アダプター、クイックスタートマニュアル、製品保証書