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すべての製品が2万円以下!高品質で求めやすいシマノのアイウェア|SHIMANO

シマノの自社製品をはじめ、国内で取り扱っているブランド(例:ヘルメットの「LAZER(レーザー)」)のアイテムが豊富にそろうシマノ公式サイクリングオンラインストア。サイトのオープン以来、自宅にいながら商品を手軽に購入できるとあって好評だ。
なかにはオンラインストアでしか手に入らないモノもある。それがアイウェアで、今春に新たに3モデルが加わり、ラインアップが全10種類と多彩な品ぞろえになった。
「シマノのアイウェアってどうイイの?」という方のために、新モデルの紹介と合わせてテクノロジーを見ていきたい。シマノのアイウェアの企画を手がける入江克典さんに話をうかがった。

よりストレスフリーなかけ心地に

編集部(以下、編):シマノの新型アイウェアは「S-PHYRE SL(エスファイア エスエル)」、「EQUINOX(イクイノックス)」「PULSAR(パルサー)」の3モデルです。

入江克典さん(以下、入江):これまでのノウハウを生かしつつ、新たな試みを盛り込みました。その一つが新型フレームの採用です。それぞれ形状は異なるものの実は3モデルともテンプル(つる)の長さを短く設計しています。

編:それはなぜでしょうか?

入江:小顔や女性の方がアイウェアを着用すると、ヘルメットの後ろのバスケット(フィット感を調整するパーツ)に当たってしまう、という声がありました。そこでテンプルをギリギリまで短くして、いままで以上にストレスなくフィットする一本を目指しました。

編:ライディング中にアタマを動かしたときに、アイウェアがヘルメットに干渉してズレてしまうのを防ぐ、と。

入江:はい。S-PHYRE SLとEQUINOXはロード用のヘルメット、PULSARはトレイル用のヘルメットで装着を確認したうえで製品化しています。

編: テンプルの長さというのは一般的に意識しない部分だと思いますが、「より多くの人に扱いやすいものを」と思うからこそのショートテンプルなのですね。

入江:数値としては10mm短くしています。テンプルを短くすると顔に接する面積も小さくなるので、テンプルのたわみ(剛性感)や先端の曲げの角度、滑り止めの素材や配置を見直しながら各部の寸法を最適化しています。

編:小顔でない方がかけても大丈夫なのでしょうか?

入江:まったく問題ありません。従来のモデルと同様にぴったりとフィットするようになっています。

写真奥:S-PHYRE SL。写真左:PULSAR。写真右:EQUINOX
各モデルのフレームは新設計。テンプルを短くしてヘルメットと当たらない工夫が施されているつくりに。写真はPULSAR

環境に配慮したアイウェアを

編:フレームの色味も綺麗ですね。S-PHYRE SLのクリスタル系のカラーは光が当たるとキラキラと透けて見えますし、EQUINOXやPULSARのアースカラー(地球の自然物をイメージした色)はシックで落ち着いた雰囲気があります。

入江:クリスタル系のカラーは、シマノではいままでやっていなかったカラーですね。そういう意味で新鮮に見えると思います。フレームの素材自体の透明度が高いことから実現しました。

編:何という素材でしょうか?

入江:植物由来の原料が46%を占めるアルケマ社のリルザンクリアG850です。サスティナビリティ(持続可能な社会の実現)に向けて採り入れたもので、現在、シマノはすべてのアイウェアをこの素材に切り替えています。

編:アイウェアの開発とともに環境配慮も進める、と。

入江:はい。石油由来のプラスチック削減のために思い切ってハードケースも廃止しました。アイウェアの保管には、販売時に使われているFSC認証紙(適切に管理された森林で生産された木材を使った紙)のボックスを使っていただければと考えています。収納用のソフトポーチは100%リサイクルPET由来のポリエステル素材です。

編:すでにアイウェアを何本か所有している人はハードケースも何かしら持っているもの。無駄をなくそうという提案が定着するといいですね。

入江:多くの方にご理解いただけると大変ありがたいです。

クリスタル系のカラーリングが美しいS-PHYRE SL。左上からピンクサファイア、ブラックサファイア、パープルサファイア

レンズは実績あるRIDESCAPE(ライドスケープ)

編:現在、シマノのアイウェアは大きめレンズが主流です。今回の3モデルもそうですね。

入江:採用の理由は広くてクリアな視界と目の保護の両立です。そのうえで重量が軽く、フィット感が良く、長時間かけていてもストレスのないアイウェアを理想としています。

編:かけてみると包まれるような安心感がありますね。まつ毛や頬もレンズに干渉しにくいように感じます。

入江:シマノには各国のグローバルスタッフをはじめとする多くの人の顔やアタマを3Dスキャナーでスキャンしたデータが蓄積されています。そのデータを生かしてテンプルのカーブを工夫してフィットを高めています。

編:レンズは見え方に定評のあるRIDESCAPE(ライドスケープ)レンズですね。

入江:ロード用にHC(ハイコントラスト)、RD(ロード)、オフロード用にGR(グラベル)OR(オフロード・トレイル)、曇り空用にCL(クラウディ)の全5種類があります。それぞれのモデルのキャラクターに合わせて使っています。

編:レンズのコーティングはどうでしょうか?

入江:レンズを守るキズ防止コーティング、光を反射するミラーコーティング、水をはじく撥水コーティング(エスファイアシリーズには油分をはじく撥油コーティング)などを施しています。

RIDESCAPEレンズを通して見える景色と、そうでない場合の違いは過去記事『価格以上の品質を。見えやすく、使いやすいシマノの新型アイウェア|SHIMANO』をチェック。対象物がより鮮明にくっきりと認識できるのがわかる。

ライド中に多くの情報を得られる大きめのレンズを採用。写真はS-PHYRE SL
RIDESCAPE RDレンズ。オールラウンドタイプで赤色から紫色に変わるマルチレイヤ―コーティングが施される。可視光線透過率(光線が通り抜ける割合)21%
RIDESCAPE GRレンズ。グラベル(砂利道)からダート、アスファルトなどさまざまな路面に適応。レンズのベースカラーがグリーン系で、ミラーコートはブルー系。可視光線透過率21%
RIDESCAPE ORレンズ。日なたと日陰を交互に駆け抜けるようなトレイル向き。レンズのベースカラーがピンク系で、ミラーコートはブルー系。可視光線透過率35%

EQUINOXとPULSARには、RIDESCAPEレンズとは別に周囲の明るさに応じてレンズの色が変わる調光レンズ、PHOTOCHROMIC GRAY(フォトクロミック グレー)も用意されている。

PHOTOCHROMIC GRAYレンズ(調光レンズ)。昼夜を問わずに使える。可視光線透過率は17%-85%

S-PHYRE SL(エスファイア エスエル)

シマノのアイウェアのなかで最も軽量なS-PHYRE SL
S-PHYRE SLのパッケージ内容は、アイウェア、ノーズパッド(Lサイズが装着され、鼻の高さが足りない人用にXLサイズも付属)、100%リサイクルPET由来のポリエステル素材の収納ポーチ、FSC認証紙のハードケースボックスの4点。価格:15,400円(税込)

▼「S-PHYRE SL(エスファイア エスエル)」の詳細はこちらの記事をチェック!

さらなる軽さを追求! レーシングスペックのS-PHYRE SL|SHIMANO

さらなる軽さを追求! レーシングスペックのS-PHYRE SL|SHIMANO

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EQUINOX(イクイノックス)

トレンドを抑えながらも自由な発想から生まれたEQUINOX
EQUINOXのパッケージ内容は、アイウェア、クリアレンズ(PHOTOCHROMIC GRAYレンズのモデルの場合は付属せず)、100%リサイクルPET由来のポリエステル素材の収納ポーチ、FSC認証紙のハードケースボックスの4点。価格:RIDESCAPEレンズ13,200円(税込)、PHOTOCHROMIC GRAYレンズ15,400円(税込)

▼「EQUINOX(イクイノックス)」の詳細はこちらの記事をチェック!

走りが心地よくなる粋なデザイン。レースもファンライドもいいEQUINOX|SHIMANO

走りが心地よくなる粋なデザイン。レースもファンライドもいいEQUINOX|SHIMANO

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PULSAR(パルサー)

フルリムとハーフリムの2つのスタイルが楽しめるPULSAR
PULSARのパッケージ内容は、アイウェア、クリアレンズ(PHOTOCHROMIC GRAYレンズのモデルの場合は付属せず)、100%リサイクルPET由来のポリエステル素材の収納ポーチ、FSC認証紙のハードケースボックスの4点。価格:RIDESCAPEレンズ9,900円(税込)、PHOTOCHROMIC GRAYレンズ12,100円(税込)

▼「PULSAR(パルサー)」の詳細はこちらの記事をチェック!

トレイル(MTB)性能を高い次元で具現化したPULSAR|SHIMANO

トレイル(MTB)性能を高い次元で具現化したPULSAR|SHIMANO

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高品質をリーズナブルな価格で

アイウェアは海外メーカーのブランドも多く、どれがイイのか迷ってしまいやすいもの。その点、シマノのアイウェアは機能性が高く、最高のフィット感を追求したものばかりだから何を買っても安心だ。すべてのアイウェアが2万円を切る価格で手に入るのも魅力で「コストパフォーマンスがいい」という声も多い。

最後にラインアップをおさらいしたい。新モデルがS-PHYRE SL、EQUINOX、PULSAR。継続モデルがS-PHYRE、TECHNIUM、TECHNIUM L、AEROLITE、TWINSPARK、TOKYO、SQUAREとなる。オンラインサイトでお気に入りの一本を探そう。

シマノ公式サイクリング
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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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