究極のフィット感と運動性能を追求した新型レーサーパンツ「3DX」シリーズ発表｜PEARL iZUMi

Bicycle Club編集部

2025年05月27日

パールイズミは、2025年5月27日、シリアスなトレーニングやレースシーンでのパフォーマンスを最大限に引き出すことを目指し、フィット感、快適性、運動性能を徹底的に追求した新型サイクルパンツ「3DX レーサービブパンツ」および「3DX レーサーパンツ」を発表した。身体との一体感を高める新開発パッド「3D-エックス」の搭載、ペダリング動作を妨げない独自のパターン設計、そして肌との段差をなくす裾のカットオフ仕様など、同社の最新技術が惜しみなく投入されている。

パフォーマンス志向のサイクリストへ – 「3DX」シリーズの核心

「3DX レーサー」シリーズは、一秒でも速く、一ミリでも遠くへと挑戦を続ける、競技志向の強いサイクリストや、日々のトレーニングに真剣に取り組むアスリートをメインターゲットとしている。パールイズミが長年培ってきた人体工学に基づく設計思想と、プロ選手からのフィードバックを融合させ、より高いレベルのパフォーマンスを求めるライダーの要求に応える製品として開発された。

身体と一体化する新型パッド「3D-エックス」

本シリーズの最大の注目点は、新たに開発された高性能パッド「3D-エックス」の採用である。このパッドは、従来の製品と比較して、身体とのフィット感を格段に向上させるとともに、長時間の高強度なライドでも持続する柔らかなクッション性を両立させている。「着用感の少ないフィット感」を追求し、パッドが身体の動きに自然に追従することで、ペダリング時の摩擦やズレを最小限に抑制。これにより、ライダーはペダリングに集中でき、より効率的なパワー伝達と快適性の持続が期待できる。

ペダリングを科学した独自のパターンとカッティング

パンツ本体の設計においても、ペダリング動作の最適化が徹底されている。特に「3DX レーサービブパンツ」では、腹部への圧迫感を軽減する快適なビブ（肩ひも）仕様に加え、脚の付け根部分にはペダリングの動きを妨げないよう計算された独自のカットラインを採用。さらに、パンツの前側中心部には縫い目を設けない特殊なパターン設計を施し、股関節のスムーズな動きと不快な擦れの解消を実現している。これにより、ペダルストローク全体を通じてストレスのない、ダイナミックな脚の動きが可能となる。

究極のフィット感と美しさを追求した「カットオフ裾」

裾部分には、近年のプロユースウェアでもトレンドとなっている「カットオフ仕様」を採用。これは、生地の端を縫製せずに切りっぱなしにすることで、肌との段差を完全になくし、まるで第二の皮膚のような一体感のあるフィット感を実現する技術である。これにより、裾の締め付けによる不快感が解消されるだけでなく、空気抵抗の低減や、シャープで美しいレッグラインのシルエットも実現する。