新城幸也「日本チャンピオンジャージで走りたい」 全日本選手権ロードレース出場｜ユキヤ通信

プロサイクルロードレーサーの新城幸也（ソリューションテック・ヴィーニファンティーニ）が、6月22日（日）に静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターで開催される「第93回 全日本自転車競技選手権大会 ロードレース」に出場する。2022年以来、自身4度目となる全日本チャンピオンの座を目指す。

単騎で挑む日本一、調整に余念なし

新城はレースに備え18日にアンドラから日本へ到着。長旅の疲れを取りつつ、最終調整に余念がないという。昨年大会では、レース中の落車による負傷というアクシデントに見舞われながらも7位でフィニッシュ。今年も単騎での厳しい戦いが予想されるが、ベテランの経験と不屈の闘志で頂点を狙う。

「日本チャンピオンジャージで欧州を」 衰えぬ闘志

「『まだ出場するの?』という声が聞こえてきそうですが(笑)今年も全日本選手権に出場いたします」とユーモアを交えつつコメントした新城。「チームからも期待がかかっているので、全日本選手権は出場するからには負けられないと思っています。何度出場しても、年に一度この日にすべてがハマるか、全てを合わせられるかが一番難しい。ですから、何度も挑戦し続けます。まだヨーロッパで走れているからには日本チャンピオンジャージで走りたいですからね!!」と、大会への強い意気込みと、再び日本一の証であるジャージを纏って欧州のレースを走りたいという熱い思いを語った。

日本自転車界の第一人者として長年トップシーンで戦い続ける新城が、再び日本の頂点に立つことができるのか、注目が集まる。