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【バイシクルオブザイヤー2019】COLNAGO・C64 DISC

今年も始まった「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2019」!
栄えある栄冠はどのバイクに!? 選考委員会による10台のインプレッションをレポートする。

コルナゴのフラッグシップに追加された軽量ディスクモデル

これまで培ってきた伝統のなかに革新を求めるのがコルナゴのもの作りといえよう。ラグドフレームを頑ななまでに守り続け、現代のレースシーンで十二分にトップを争えるレベルに昇華させたモデルこそがC64ディスクだ。Cシリーズの原点ともいえるフラッグシップカーボンバイクであるC35の誕生から30年の時を経ても、その魅力は色あせることがない。

2014年に誕生しシリーズ最高傑作とされたC60を超えるためC64に与えられた課題は徹底的な軽量化だ。シートチューブとラグの一体化や、新設計されたフロントフォークなど、あらゆる部分を見直すことで、付属品を含めて186gもの軽量化を実現。合わせて剛性も最適化したことにより、クライミングをはじめとしたシーンでの走行性能を向上させた。またシートポストをカムテール形状のDシェイプとして、エアロダイナミクスを追求するなど、多方面から性能を高めるアプローチがなされている。

これらを軽々とやってのけるコルナゴだが、前述したラグを一体化したシートチューブは、サイズごとに異なり14種類ものチューブを必要とするという。頑固なまでにバイクと向き合う姿勢がなければC64は誕生し得なかったモデルといえるだろう。

 

 


コルナゴ・C64 ディスク

Spec.

●72万8000円(アズーロ、ビアンコカラー/フレームセット/税抜)
70万円(UAEチームエミレーツ/フレームセット/税抜)
68万円(マットブラック、レッド、シルバー、ホワイト/フレームセット/税抜)
●フレーム:HHM-HMカーボン
●フォーク:カーボン
●コンポーネント:シマノ・デュラエースDi2
●ホイール:シマノ・デュラエースWH-R9170-C40
●タイヤ:ヴィットリア・コルサ
●サイズ:420S、450S、480S、500S、520S、540S、560S、580S
●実測重量:6.88㎏(ペダルレス)

 

フレーム全体でデザインされたバランスのよさ ―鈴木雷太―

【IMPRESSION RIDER】
鈴木雷太

乗った瞬間に、いい!と感じてしまうバイクだ。評価基準はさまざまだと思うが、このバイクはバランスだろう。コルナゴといえばコルナゴらしいハンドリングが特徴だ。高い剛性のフォークで、ハンドリングにダイレクト感があり曲がりやすい。テストコースには峠の下りはなかったが、小刻みなきついRでのスラロームなども、軽さとタイヤの接地感、ダイレクト感などがすばらしかった。また振動吸収性もマイルドさが表現されている。フレーム全体はまとまった骨太の感じながら、剛性過多は感じない。フレーム全体で剛性デザインされているのを感じた。

 

【IMPRESSION RIDER】
山口博久

コルナゴの伝統的なラグフレーム形状を踏襲しつつ、最新のディスクブレーキを採用したネオクラシックバイク。まさにコルナゴにしかできないデザインが高評価だ。コルナゴらしくフレーム剛性は高く、レーシーな乗り味になっている。ただし、C60に比べ軽量化されたことでBBのウイップが適度にあり、自分のような非力なレーサーでも踏むとグイグイと前に進んでくれるのが好印象だった。また、スルーアクスルにマニトウのヘックスロックを採用することで着脱が楽になっている。2019年に解禁となるレースでの使用を考えたいバイクだ。

問:エヌビーエス
www.colnago.co.jp

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