BRAND

  • FUNQ
  • ランドネ
  • PEAKS
  • フィールドライフ
  • SALT WORLD
  • EVEN
  • Bicycle Club
  • RUNNING style
  • FUNQ NALU
  • BLADES(ブレード)
  • flick!
  • じゆけんTV
  • buono
  • eBikeLife
  • HATSUDO
  • Kyoto in Tokyo

STORE

MEMBER

  • EVEN BOX
  • PEAKS BOX
  • Mt.ランドネ

自転車ヘルメット最新セレクト2024

今、スポーツ自転車用のヘルメットを探している人に、最新の自転車ヘルメットのブランドとモデルをセレクトして紹介。さらに、自転車ヘルメットの基礎知識や、気になる最新のトレンドを知識も経験も豊富なワイズロード新宿ウエア館の後藤悠介さんに聞いた。

最近のヘルメットのトレンドとは?

近年の世界的なスポーツ自転車の楽しみ方の変化は、ヘルメットのトレンドにも影響している。そのひとつが、アメリカを皮切りに欧州で人気が高まっているグラベルライドやオールロードなどを意識したモデルの登場だ。軽やさ空力など機能面だけでなく、デザインやカラーに個性を出した世界観をもつモデルが増えている。通勤や通学などコミューティング向けのヘルメットのラインナップも増加。各社、基本的な機能を備えながらカジュアルに被れるモデルも登場している。欧州で爆発的に普及しているEバイクを意識したヘルメットなどもある。

そのような中で、機能面ではフラッグシップモデルに搭載されるテクノロジーをミドル〜エントリーモデルにも取り入れているブランドも多い。例えば、安全機能MIPS(ミップス)は代表的な機能のひとつだ。その上で、各社デザインやイメージにこだわりを持ったモデルをランナップしてきている。

特にミドル以下のモデルは、ビジュアルにこだわったモデルも目立ち、その世界観がブランド全体のイメージに影響も与えているケースも多い。

このように、近年、自転車本体同様にヘルメットも多様化し、機能だけでなくデザインを意識したモデルも充実してきていると言える。

ヘルメットの基本構造はインモールド?

ヘルメットの基本構造は、ほとんどのメーカーがインモールド構造と呼ばれる工法を採用している。これは、ヘルメットの金型にポリカーボネートシートで外側のシェルを形作り、そこにEPS(発砲スチロール)を注入して、ポリカーボネートシェルと成形する。これにより高い安全性に加え、軽さも実現できる。

その上で、空力を高める形状、さらに軽量化のための工夫、安全性を高めるための独自機構などは各社の腕の見せ所でオリジナルのプロダクトが生まれている。

選ぶ基準は目的、機能、価格?

まず選ぶ基準の一つになる目的は、3つに大別される。レースなどを目標にする競技向けなのか、ライトなアクティビティとしての休日サイクリングなのか、通勤・通学も含めたデイリーユースなのか。

また、走るシチュエーションのイメージも大切だ。オンロード(舗装路)なのか、グラベルはじめオフロード走行も想定したマルチユースモデルなのか。

価格帯を区切るなら、3万円以上のトップグレード、2万円台のミドルグレード、1万円台のエントリーモデル、それ以下のモデルに分けることもできる。グレードが上がるに従って、軽やさ空力、フィットなど機能面を打ち出したモデルが多い。いっぽうで、近年は各社ミドルグレードのラインナップが拡充し、性能もデザインもバランス良く融合した注目モデルが増えている。

このように、目的や機能、価格を総合的に判断して選ぶことになるが、頭にフィットするモデルを選ぶことも大事なポイントだ。欧米ブランドは欧米人の頭部形状を基準に作られているケースが多く、真上から見た時に円形傾向にあるアジア人(日本人)には合わないことも多い。そこで海外ブランドの中には、アジアンフィットを展開するブランドも多い。

法改正もあり、ファーストキットとして認知

近年、ツール・ド・フランスに代表されるプロ自転車競技の世界はもちろん、趣味でスポーツサイクルを楽しんでいる人の中でも、ヘルメット着用による安全性への意識が高まっている。2023年4月には道路交通法が改正され、日本全国で着用努力義務化がスタート。自転車ヘルメットの着用が社会に普及する中で、スポーツ自転車を始めようとショップに足を運ぶ人の多くは、自転車と同時にヘルメットの購入も想定しているケースが多い。また市区町村によってはヘルメット購入の費用サポートもあったりするので活用してみよう。

アイウェアのブランド統一のメリット

ヘルメットメーカーの中には、アイウェアを自社で開発しているメーカーも多い。メリットとして、着用時に相互が干渉せず、高いフィット性や広い視野を追求できる。中にはコンセプトを同じに同時開発しているモデルもある。例えば、写真のカブトのフレックス・エアーと同ブランドのアイウェアFA1は、軽さを共通テーマに開発されている。

また、ビジュアル面でデザインやカラーの統一性を持たせることができる点はユーザーにとって魅力だ。同時に、各モデルごとに世界観が明確になっている近年、ヘルメットとアイウェアの統一はメーカーにとってもメリットと言えるため、今後もアイウェアの自社開発の流れは続いていくだろう。

ヘルメットは壊れて機能するもの。その時の保証等は?

ヘルメットの目的は、落車時の衝撃から頭を保護すること。そのときヘルメットを形作るベース素材となるEPS(発泡スチロール)が潰れることで衝撃エネルギーを吸収して脳を守ってくれる。一度潰れたEPSは復元せず機能を果たさないため、一度落車をしたら、そのヘルメットの役割は全うしたということ。

そこで多くのメーカーは、クラッシュリプレイスメントプログラムを用意している。多くの場合が正規価格の割引価格で購入できるサービスを展開。正規店舗購入や保証書等が条件になることが多いので、所有するブランドのアフターサービスをチェックしておきたい。

注目ブランドの最新モデルはこちらの記事をチェック!

今回は3つのブランドをピックアップ。それぞれのページで最新モデルについて紹介しているので、ぜひチェックしてみてほしい。

日本ユーザーの期待に応えるジャパンメイド「KABUTO(カブト)」

KABUTO(カブト)|自転車ヘルメット最新セレクト2024

KABUTO(カブト)|自転車ヘルメット最新セレクト2024

SPONSORED

ビジュアルも品質も一流のジャーマンブランド「UVEX(ウベックス)」

UVEX(ウベックス)|自転車ヘルメット最新ヘルメット2024

UVEX(ウベックス)|自転車ヘルメット最新ヘルメット2024

SPONSORED

キネティコアと歩む老舗の強み「LAZER(レイザー)」

LAZER(レイザー)|自転車ヘルメット最新セレクト2024

LAZER(レイザー)|自転車ヘルメット最新セレクト2024

SPONSORED

 

取材協力/ワイズロード 新宿ウェア館

東京都新宿区新宿2-19-1 ビッグス新宿ビル B1F
営業時間:月〜金 12〜20時、土日祝 11〜19時
定休日なし
https://ysroad.co.jp/

SHARE

PROFILE

Bicycle Club編集部

Bicycle Club編集部

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

Bicycle Club編集部の記事一覧

No more pages to load