シーンに合わせて選ぶ! ドロップハンドルの握り方【ロードバイクの乗り方】

ドロップハンドルの利点は、握る場所がとても多く、走る強度や時間、環境によって最適なポジションを選べること。
ここでは快適に走るためのポイントを紹介しよう。

ハンドルの握り方で変わるライディングフォーム

ロードバイクの特徴となるドロップハンドルは、握る場所を変えることで上体の前傾を自在に変えることができる。

ブレーキにいちばん近いブラケットは、交通量の多い車道などで最も頻繁に握る。
ダンシング(立ちこぎ)への移行もスムーズなのでドロップハンドルの持ち手では標準の位置となる。

上ハンドルは、上体がアップライトになる。リラックスできるため呼吸器系が解放され、集中してペダルを踏める。
ブレーキがかけられないが、走行環境が安全な場所や、スピードが落ちる登坂などで重宝する。

下ハンドルは、ドロップハンドルで最も深い前傾となる。
エアロフォルムをとりながらモモの大きな筋肉をフルに使えるため、巡航スピードを保ちやすい。
しかし下ハンドルは、股関節の可動域が狭いと息苦しくなりがち。力みすぎるとバイクコントロールのハードルが上がり初心者では難しくなることも。
股関節の柔軟性と相談して握る範囲を少しずつ広げたい。

GUIDE 1

ブラケット

ブレーキレバーに中指もかける
中指中心にブレーキレバーを2本指で握る。これでしっかり制動できる。中指でレバーをタッチするとヒジは軽く開く。ハンドルを包みこむようなホールドは、コントロールしやすい

ブレーキレバーに人差し指をかける
人差し指一本でレバーをかけると、ブレーキ制動力が足りない。また、人差し指で握りこむと腕に力が入りがちで、フォームが前のめりぎみになる。こうなると落車時に前転するリスクも高い

GUIDE 2

上ハンドル

上ハンドルは上体をアップライトにしたいときに握るポイント。リラックスしたいときや、坂道で呼吸が上がったときにココを握ると呼吸を安定させられる

GUIDE 3

下ハンドル

ヒジから手首が自然に伸びるところをつかむ
アールの緩い部分を軽く持つことで、深い前傾姿勢をとれる。中指を中心にハンドルを握ることで、ヒジが開いてリラックスして走れる

ヒジを曲げてギュッと力を入れて握る
アールの深い部分を持つのはよくない。呼吸が詰まり、ハンドリングはヒジが曲がりすぎてクイックになりがち。巡航姿勢には向かない持ち方だ

Teacher
管洋介
AVENTURA CYCLING 代表

国内外で50ステージレースを経験してきた競技歴22年のベテランロード選手。バイシクルクラブではインプレッションやモデルのほか、ライディングアドバイスや連載も執筆。2017年よりアベントゥーラサイクリングを立ち上げ、自転車スクール講師としてイベントやコミュニティでのテクニカルコーチも務める。また、プロフォトグラファーとしても活躍する。

(出典:『大人のロードバイク教科書』

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