ヒルクライムレースってどうやって出るかご存知ですか?【ヒルクライム完全攻略】
FUNQ
- 2019年05月20日
初めてのヒルクライムレースへ参加する場合。誰でも最初は右も左もわからないはず。
ここではヒルクライムレースデビューをめざす人に向けた、
エントリーから、レース当日までの流れを中心に紹介しよう。
押さえておきたい大会エントリーから レース当日までの準備
1 大会にエントリーしたら、すぐに入金
2 宿泊施設の予約やアクセス方法を把握
3 バイクは1カ月前にはメンテナンスしておく
4 参加案内(通知書)を確認しておく
5 前日受付のため、レース前日に移動
6 前夜のうちに、翌朝の準備は可能な限りすませておく
7 ゴール地点で受け取る荷物をまとめて指定の時間までに預ける
8 指定のスタートブロックに整列
大会にエントリーしたら、宿泊の予約も済ませておこう
大会に参加するためには、まず大会ホームページまたはイベントのエントリーサイトから申し込みを行うことになる。現在、ほぼすべてのヒルクライムレースは先着順方式なので、エントリー開始日を忘れずにチェックしたい。6月初旬のMt.富士も8月末の乗鞍も、3月からエントリーを開始し、月内には締め切ってしまう。秋以降の大会も、夏頃から申し込みが開始される。
エントリーを完了したら、すぐに指定の方法で入金を済まそう。エントリーした気になって、じつはエントリーできていなかったということがないようにしたい。
エントリーと同時に行いたいことが、前日に宿泊する会場近くの宿の予約や、会場までの交通アクセス決めだ。周辺の宿泊施設が少ないこともあるので、早めの手配が必要だ。
ほとんどのヒルクライムイベントが、前日受付となっている。そして、レース当日の朝は早いため、翌日の準備を終えてから就寝するようにしたい。下山用の荷物をまとめたり、ジャージにゼッケンを付けておくと、翌朝の準備がスムーズだ。
レース当日は朝早い。あらかじめスケジュールを組んでおこう
翌朝、起床後からスタート時間まではやるべきことが多い。慣れるまで、分刻みでスケジュールをメモなどに書き出しておくといいだろう。そして、会場にクルマを駐車するだけでも、渋滞など時間を要することを考慮して行動したい。なかでも会場でのトイレには、20分〜30分ほど時間をみておきたい。当日は、余裕を持った行動を心がけよう。
受付は前日のケースが多いので、要項を確認しよう
下山用の荷物は大会で預かってくれるケースが多い
7時スタートの乗鞍の例。スタート3時間前には食事を済ませられるように起床したい
(出典:「ヒルクライム完全攻略」)
(著者プロフィール)ハシケン
スポーツバイクを専門にするサイクルジ
ャーナリスト。本名、橋本謙司。これま
で延べ100近いヒルクライムレースに参
加。複数の大会で優勝を飾っている強豪
アマチュアヒルクライマーでもある。プ
ロ選手やプロトレーナーとの親交が深く、
自転車メディアを中心にさまざまな企画
に携わり、執筆や撮影を行う。月刊「バ
イシクルクラブ」にて、連載「ハシケン
のロードバイクエクスプローラー」を担
当。本書「ヒルクライム完全攻略」を監修。
ヒルクライムレースを攻略するためのノウハウを網羅したムック。バイクの作り方、フィッティング、ライディングのコツからコース攻略法までを網羅した1冊
- BRAND :
- Bicycle Club
SHARE