パワーアシスト自転車を作ったヤマハから、苦労のないスポーツ自転車登場!【YPJ-R】

苦労せずに、気持ちよく走りたい!

自転車趣味の人の中には「大変な道ほど楽しい」「上り坂こそ喜び」という人がいるようだが、我々一般人にとっては、上り坂は大変なもの。できれば、上り坂の苦労を体験せずに、気持ちのいいフラットな道だけ走りたいと思うものだと思う。

そんな、我々のためのロードスポーツが登場する。

このヤマハYPJ-Rは、フラットな道ではロードスポーツとして軽快に走り、漕ぎ出しや、上り坂ではパワーアシストしてくれるという夢のような自転車なのだ。

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軽くて快適、上り坂は助けてくれる

アルミ製ハイドロフォーミングチューブのおかげで車重はわずか15kg台。タイヤは700-25c。変速ギアは22段。メインコンポーネントは本格的なスポーツグレードSHIMANO 105を使用……と構成は結構本格的なロードスポーツ。

パワーユニットは240w。0から10km/hまでは比例補助、24km/hまでが逓減補助、24km/h以上は補助なしとなっている。
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自転車専門誌バイシクルクラブの山口博久によると
「実際に乗ってみると、スタートから20km/h過ぎまでスムーズに加速していくことに感動を覚える。じつはロードバイクに乗るときに難しいのが、このスタートだ。ここでうまくペダルに力を入れられないと、ハンドルがふらふらしてしまい、転んでしまうことになる。そこをアシストの力で乗り切れるのはうれしい。これが坂道だったらなおさらだ。また、電動によるアシストは24km/hまでなので、24km/hに近づくとライダーの踏力だけが頼りになる。なので、本来のロードバイクのスピード域は25km/hくらいなので、アシストの力はあまり使わず、バッテリーの消費も思ったよりは少ないだろう」
とのこと。スムーズなスタートで、スピードに乗ったらロードスポーツの性能を発揮して、バッテリーをあまり消費しないなんて、最高だ。

気になる上り坂については、
「アシストが力を発揮するのは上り坂。ペダルをまわしているだけで、アシストしてくれるのでこれは非常に助かる。踏むというよりは、ペダルを速くまわすとそれにあわせてアシストしてくれるイメージだ。ちょっとムラのあるペダリングをしても、急激な動きが出ないようにセッティングをしてあるため、スムーズな乗り味を実現している。このため坂道で座りこぎから立ちこぎへ変わるときにも安心して攻めた走りができる」
とのこと。快適そうだ。

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液晶マルチファンクションユニットには速度、ペダルの回転数、バッテリー残量、時計など様々なデータが表示され、スイッチユニットはマイクロUSBのポートを持っており、別売りのLEDライトやスマホに給電出来るというのが非常に今風だ。

今でもこそ、一般的なパワーアシスト自転車だが、国交省と様々な交渉をし、どのような電動自転車なら、現行法上免許なしで乗れるかを模索して、最初のパワーアシスト自転車である『PAS』を実現したのはヤマハだ。PASの登場から20年を経て、ヤマハはパワーアシスト自転車に、趣味としての楽しさを持ち込もうとしている。

この楽して快適なロードスポーツYPJ-Rは、12月10日、ヤマハから24万8000円(税込)で発売される。

(村上タクタ)

ヤマハ YPJ-R
http://www.yamaha-motor.co.jp/pas/ypj/

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