電動ロードスポーツYPJ-Rは想像していたのと違った

YPJ-Rがどんな乗り物か、想像してから乗ってみた

ロードスポーツタイプのパワーアシスト自転車『YPJ-R』をヤマハの方が持ってきて下さったのでエイパブ編集長の村上タクタが乗ってみた。

あらかじめ言っておくが、私は自転車は専門分野外(笑)自転車も折り畳み式の小径車しかもっていない。つまり、フツーの47歳のオッサンの感想だと思って読んでいただきたい。

YPJ-Rは従来にないロードスポーツタイプのパワーアシスト自転車。家には妻のパワーアシスト自転車を持っているからだいたい想像はつく。楽々と坂を上がれて、その上、平地ならスイスイ走れると、そういう感じなんだと予想した。

もし、自転車通勤するとすれば、家から会社まで10kmあるのだが、途中には3カ所ほどキッツい坂がある。この坂を楽々と登れるのなら、あとは快適に走れるだろうなぁ……。となれば、こういう自転車は意義深いかもしれない。そう思っていた。

とはいえなぁ……『体力あるヤツがエラい』の自転車の世界で、電動でアシストしてもらうこと自体がカッコ悪い……ような気はする。どうなんだろう。

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乗ってみると、違った側面が見えてきた!

乗って見るとたしかにその通り。会社のある用賀から、二子玉川に向かうと河岸段丘の坂があり、戻ってくる時はかなり大変なハズなのだが、モーターのアシストがあるとかなり楽々な感じだった。

が、しばらく走り回っていると、この自転車の真価はそこだけでないことに気が付いた。

気が付くと、ずっと30km/h弱ぐらいの快適な速度で走っているのだ。無理な速度は出さない。単に快適な速度で走って、風景を見る余裕がある。

こ れが、普通のロードスポーツだと、一生懸命漕いでしまう。(速度メーターがないからわからないけど)30km/hを越え、40km/hを越え……と一生懸 命速度を乗せてしまう。これは慣性力があった方が楽だからだと思う。勢いがあれば、ちょっとの登り坂でもその勢いで登っていける。だから、常に一生懸命漕 いでしまうのだ。

ところがYPJ-Rだったら、気分のいい速度で走ってればいい。登りがあればモーターがアシストしてくれるのだから。信号で止まるのも苦じゃない。人が歩いていたら、速度を落とす余裕もある。だって、いつでもモーターアシストを使って加速できるのだから。

歩行者として自転車を『危ないな!』って思う状況は、再加速するのが大変だから『減速したくない』と思ってしまう自転車の性質から生まれていたのだ。

そういう意味でYPJ-Rは周りから見ても安全だし、走っていても常に快適なのだ。これはこれまでの自転車にない性質だと思った。

24万8400円(税込)という価格は私のような自転車シロウトにとってはなかなかヘビーだが(詳しい人が見たら多分使っているパーツの割に破格の安さだと思う)、これは新しい乗り物だと思うと……欲しいなぁ……。

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けっこうコンパクトなドライブユニット。

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電気のパワーだけでなく、人間のケイデンスなどの管理もしてくれるディスプレイ。速度、時計、バッテリー残量、などを表示可能。また、USBポートからスマホなどに給電することもできる。
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外装22段で、メインコンポーネントはSHIMANO 105という高級なパーツを奢っている。

(村上タクタ)

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