JALが自転車輸送用 受託手荷物専用ボックスを開発!
Bicycle Club編集部
- 2018年08月13日
自転車旅の可能性がさらに快適に広がるサービスが新たに登場した。この度、JALから自転車を飛行機に積載する際の、専用ボックス「SBCON(エスビーコン)」(スマート・バイシクル・コンテナの略称)が発表。これはJALの飛行機に乗る際、自転車を手荷物として預けるための専用品で、これからJALの国内線で利用できるように準備を進めていくというもの。
今後ますます盛んになるサイクルツーリズムの多様なニーズに応えていく。この専用ボックスを利用することにより、輪行袋などを用意することなく自転車だけで空港に行け、安全確実にロードバイクを目的地まで運ぶことが可能になる。フレームサイズによるが基本的には前輪を外すだけで簡単確実にバイクが固定される仕組み。
これはサイクリストに対して販売されるものではなく、JAL搭乗者のみが使える梱包材といった位置づけ。空港まで自転車でそのまま乗り付ける、またはクルマに積んで行くか輪行して、空港でこの箱に利用者自身が入れるということになる。
箱はプラスチック段ボール製で、サイズは52×170×94 ㎝、重量15㎏。今後さらに改良されていくという。基本的に前輪を外すだけで、ペダルもサドルも外さないので、梱包は1〜2分で終わる。TTバイクにも対応。
JALによれば現在はまだ実証実験段階。今後さまざまな問題点を解決していくことになる。また対応も空港ごとに異なってくるだろうという。サービス開始は8月からを予定しており、当面は事前予約が必要なツアー対応を考えているという。
■問い合わせ先
日本航空広報部
TEL:03-5460-3105
(出典:『BiCYCLE CLUB 2018年9月号vol.401[付録あり]』)
(ライター:千葉泰江)
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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。
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