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パワーロスが大幅に減少! M9100シリーズNEW XTRはココが違う!

マウンテンバイクの駆動系パーツの最高峰モデル、XTR。初代から7代めとなるXTRM9100シリーズが登場した!

大きな進化としては11速だったリアが12速となったこと。それと同時に変速のスムーズさやスピードの向上、エンデューロ競技でのブレーキ性能の向上が大幅にアップした。さらにレースからのフィードバックも取り込み、あらゆる方向から細部まで改良が行われた。

NEW XTRに搭載されるテクノロジーの数々を紐解いてみよう。

TECHNOLOGY1 シフトチェンジの新しいテクノロジーHYPER GLIDE+

CS_KOJ6196 名称未設定-1 カセットスプロケット(CS-M9100-12)…3万8344円(10-45T、10-51T/+税)、チェーン(CN-M9100)…5903円(+税)

カセットスプロケットは、変速ゲートを再設計。新型チェーンとの組み合わせで、変速時のバタつきを軽減。駆動、回転がよりスムーズになった。これらによってシフティング時間を1/3に減らし、路面状況に最適なギヤポジションでの走行を実現した。
20180816tu_shimano-xtr_img_

TECHNOLOGY2 静かでスムーズなNEW XTRの秘密! SCYLENCE

Bicycle0927 scylence-image ハブ(FH-M9110/FH-M9110-B)…3万4119円(+税)

新設計のフリーハブは、ハブボディの素材をこれまでのチタンからアルミに変更。軽量化を果たすとともに、マイクロスプラインの採用によって、駆動時に生じるハブボディへのカセットのかじりつきを大幅に軽減。伝達構造も爪座式からランニングフェイスラチェット式となり、従来比30%もの駆動剛性向上と伝達効率の向上に貢献。またペダリングを止めて走行する時にはクラッチが切れた状態になり、ほぼ無音状態になるので、路面や周辺状況に対する注意力が要求されるトレイルライドやエンデューロにマッチしている。

TECHNOLOGY3 操作性、フィッティング幅を向上したI-Spec EV

Bicycle0927-02 ブレーキレバー(BL-M9120)…2万5038円(+税)、シフトレバー(SL-M9100-I)…2万5474円(左右セット/+税)、シートポストレバー(SL-MT800-IL)…6690円(+税)

シフトレバーとブレーキレバーを組み合わせて取り付け、ライダーにとって最適なコックピットを作れるシステム、アイスペック。M9100ではデザインを見直し、アイスペックEVとなって、左右14mm、回転方向に60度と取り付け位置の変更を可能にした。またラピッドファイアプラスシフターは、新しいリアディレイラーと組み合わせることで、前モデルに対し操作時の抵抗を35%軽減。20%もの変速スピード向上を果たした。またフロントシフターは新しく74gと軽量なシングルレバータイプの「ラピッドファイアプラスモノ」も登場。フロントシングルでドロッパーシートポストを使用する際には、複数のブランドに対応するシートポストレバーが用意される。

※価格は2018年9月現在。詳しくはhttps://bike.shimano.com/ja-JP/home.htmlをごらんください。

全日本チャンピオン山本幸平がNEW XTRをインプレッション!

Bicycle0927-03 圧倒的な強さで10度目の全日本タイトルを獲得した山本幸平が、大会後に新しいXTRをテスト。そのファーストインプレッションを語ってもらった。

「今シーズンはXTR Di2を使用しているので、ひさびさのワイヤーシフトでしたが、シフトチェンジの際のギヤのつながりのよさ、早さに驚きました。Di2のシンクロナイズドシフトと比べても、ほとんど差がなく感じられるほどスムーズで変速の完了が速いので、上りの変速時にペダリングを弱めたくない場面でも速度を落とす必要がなく、しっかり変速してくれます。

これはレースでの大きな武器になりますね。シフトレバーのタッチも大きく変わってカチッとした手応えになっています。意図したタイミングで変速できるので、競り合いにも強いと思います。クランクがダイレクトマウントになって、整備やチェーンリングの交換がしやすくなったのもありがたいですね。

リアカセットは10-45Tと10-51Tを使い分けることができるので、コースによって最適なギヤ比を選ぶことができるのも大きなメリットです。ブレーキもマスターシリンダーのデザインが変わって剛性が上がっているので、ハードブレーキングから微妙な入力までコントロールしやすくなっています。それぞれのパーツが軽量化されているので、もっと乗り込んで、実戦で使うのが楽しみです」

【DATA】
●山本幸平(ドリームシーカーレーシングチーム)
1985年8月20日生 北海道出身。2008、12、16年オリンピックXC代表。全日本選手権10回、アジア選手権9回の優勝を誇るアジアを代表するXCレーサーとして、ワールドカップを転戦。

(出典:『BiCYCLE CLUB 2018年10月号 No.402[付録あり]』)

(ライター:千葉泰江)

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