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気になっている人が急増中のE-BIKEは、シティサイクル+電動アシストとは別の乗り物だ!

ロードバイクやクロスバイクなどのスポーツ自転車での通勤は今や当たり前。街で見かけると涼しい顔してさっそうと走っているように映るが、走っている本人は「都内はけっこう坂があってツライんすよ……」って思っているハズだ。忙しい朝なのに坂道を避けて遠回りしたり、必死で漕ぐ端から電動アシスト付き自転車にスイスイ追い抜かれたり……。

だからってスポーツ自転車の軽快さとカッコ良さは捨てらない、そんな人たちが気になっているであろう新しいカテゴリーが、スポーツ自転車を電動アシスト化したE-BIKE(イー・バイク)だ。

いつでも、誰とでも、どこへでも。スポーツ自転車の楽しさがグンと広がる

2018年はE-BIKE元年とも称されるほど、様々なモデルが登場した。ロードバイクはもちろん、クロスバイク、マウンテンバイク、小径車といった具合で、じつは日本市場にもすでに30車種を超えるEバイクが導入(もしくは導入予定)されている。スポーツとして捉えるなら、100%自分の力で走りたいだろう。しかし、E-BIKEならレベルの差に関係なく仲間と一緒にワイワイしゃべりながら走れたり、富士山五合目や乗鞍といった熟練のサイクリストしか目指せなかった峠に誰でも上れる。つまり、スポーツ自転車の楽しみ方の幅が飛躍的に広がったのだ。

それでは、気になるそれぞれのカテゴリーごとに特長と注目の一台をご紹介しよう。

走行フィールドが広がった「クロスバイク」

軽快かつ初心者にも乗りやすいクロスバイクは街乗りが主な用途。しかし、E-BIKE化によって河川敷のサイクリングがいいところだったクロスバイクが、勾配20%を超えるような急坂にもトライできる乗り物となった。

【E-Cross Bike】注目の一台
■GIANT ESCAPE RX-E+ (ジャイアント・エスケープRX-E+)

20190111_03 ヤマハと共同開発したオリジナルユニットを採用するジャイアントのEバイク国内初号機。500Whクラスを搭載したクロスバイクカテゴリー唯一のバイクで、乗鞍や富士山五合目といった難所も余裕で上れる。Eクロスバイクなら、あえて険しい斜度の峠道を選んだサイクリングに行きたくなる。

たくさんの荷物を載せてもラクラク「ツーリング」

E-BIKE化によってキャンプ用具などたくさんの荷物を積んだバイクパッキングも気にならない。また、峠と峠を結ぶルートが楽にとれ、交通量の多い平らな道を走ることなく安全で楽しい旅ができる。

【E-Touring】注目の一台
■DAVOS E-600 (ダボス・E-600)

20190111_02 バイクパッキングはやりたい。でも重い荷物を装着しての峠越えは……と思っている人は多いだろう。スイスの景勝地、ダボスの名称がついたこのバイクなら、シマノのユニットと500Wh級バッテリーで険しい峠も楽々。自転車ツーリングでつらい思いをすることが目的でなければ、Eツーリングは最高に楽しい。

まだまだ進化が期待される「ロードバイク」

国内市場に投入されているロードバイクは、アルミフレームを採用したモデルで、いわゆるカーボンフレームと高級ホイールを装着したハイエンドEロードではない。しかし、ベスビーやヤマハが採用するような、最大およそ250Wのアシスト力はやはり絶大だ。平地を走った後に長い峠を上るようなシーンや、夫婦でサイクリングするといったシチュエーションには最適だ。

【E-Road】注目の一台
■YAMAHA YPJ-ER (ヤマハ・YPJ-ER)

20190111_04 ヤマハ製ドライブユニットを搭載した自社ブランドのEロードバイク。サイクリングロードを走った後に超級山岳に突撃といった走り方なら、ポジションに自由度のあるEロードは快適。ロードバイクとはいえ、スピードを追い求めるよりもいかに楽しく走るかを考えるなら、Eロードは最適の選択肢だ。

別の乗り物に進化!「ミニベロ」

ミニベロ(小径スポーツ車)はE-BIKE化によって大きく進化。従来は走りを軽くするために細めのタイヤを履きがちだったが、太めのタイヤを履けるようになったことで、乗り心地とグリップという小径車のデメリットを一気に克服した。日常用途+週末ツーリングという使い方がメインなら、車載したり、日本の狭い住宅事情を考えてもオススメの選択肢だろう。

【E-Mini Velo】注目の一台
■TERN VECTRON S10 (ターン・ヴェクトロンS10)

20190111_01 ボッシュシステムを搭載した小径Eバイク。従来の小径車が弱点とした登坂性能や乗り心地を、Eバイク化によって解消した。太幅タイヤを履いても、Eバイクなら登坂&巡航性能に影響しない。自動車に積んでの観光にも最適で、自宅でも省スペース収納が可能。

E-BIKE化の恩恵を最も受けた「MTB(マウンテンバイク)」

山に入ったら急な上り坂が切り立つ日本特有の地形と、E-BIKEとの相性が抜群なのは想像しやすい。心拍数が180(息がゼイゼイいうくらい)で時速4kmといったシチュエーションでも、E-BIKEなら心拍130(おしゃべりできるくらい)で時速15kmといった具合だ。

国内導入(導入予定)車種はまだ少ないが、すでにヨーロッパはフルサスペンションが主流。というのも、フルサスペンションのバイクでもラクに上っていけて、フルサスならではのご機嫌の下りを満喫できるためだ。また、路面の凹凸が激しいオフロードだからこそ、ハードテールではドライブユニットの重量が下からの突き上げとなるため、フルサスこそ上りでも快適な乗り物となる。

【E-MTB】注目の一台
■MERIDA E BIG.SEVEN 600 (メリダ・E ビッグ.セブン 600)

20190111_05 シマノ製ユニットに、メリダ本社工場製のアルミフレームを組み合わせたE-MTB。大トルクによるヒルクライム性能は圧巻のひと言で、MTBが別のスポーツへと変えられてしまった感すらある。軽量コンパクトで低重心なドライブユニットにより少し幅広の下りでも高い安定性を発揮し、どんなライディングシーンも笑顔にしてくれる。

(出典:『初めてのE-BIKE購入マニュアル』

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