ボッシュ製最新ドライブユニット搭載！トレックからeMTB 2種の販売がスタート

Bicycle Club編集部

2019年10月10日

ボッシュ株式会社が供給する、ドライブユニット(モーター)「Performance Line CX」を搭載した新型 eMTB「Rail9.7」「Powerfly 5」が、トレック・ジャパン株式会社から全国の TREK Bicycle および TREK 取り扱い販売店を通じて 2019 年 12 月(予定)より発売される。以下、プレスリリースより。

eBike の中でも注目の eMTB!ブームは欧州から日本へ

eBike とは、電動ドライブユニットを搭載した“スポーツ用途”の電動自転車。すでに eBike においてドイツ、オランダを中心に全体で 213 万台の市場規模があります。なかでも、eBike ブームの火付け役となったドイツでは、新車販売の 4台に 1 台が eBike であり、2018 年は前年比 36%増の 98 万台、そのうち eMTB は 25%を占める 24 万台となっています。オランダは前年比 39%増の 41 万台、スイスでは前年比 26%増の 11 万台と eBike 市場が成長しています。さらに、北欧や南欧州でも eBike ブームが起きており、こうした動きが今後、eBike と eMTB の需要につながっていくことが予想されています。
そして eBike の中でも近年注目されているタイプが、未舗装路を走行する MTB(マウンテンバイク)である「eMTB」。電動アシスト機能を搭載した eMTB は、前輪にのみサスペンションが搭載された”ハードテイル”と前後輪にサスペンションが搭載された”フルサスペンション”の 2 種類に大別され、それぞれ次のような特長を持ちます。

TREK 2020 年新型 eMTB「Rail9.7」「Powerfly 5」が登場

これまでにない、プレミアムな走り。「Rail9.7」

注目の eMTB カテゴリにおいて、TREK 社より新しい商品が登場。山野の未舗装路(トレイル)での走行をこよなく愛するライダー向けの本物志向の eMTB です。電動ではない MTB と同様に“攻めた走り”を可能にし、リフトなしで山頂へ駆け上がることも可能。40 年以上の歴史に裏付けされたトレック社の最新技術がつぎ込まれた優れた軽量カーボンフレームに、今までにない軽いライディングを提供するボッシュ製新型ドライブユニット「Performance Line CX」、さらに長いトラベル(ストローク)サスペンションの軽量カーボンホイールなど、トレイルに適した複数のテクノロジーを搭載しています。

▼Rail9.7
サイズ:S, M, L
フレーム:軽量/高剛性な OCLV マウンテンカーボンフレーム(TREK 特許のカーボン製法)
フォーク:RockShox Yari RC 160mm トラベル
リアサスペンション:RockShox Deluxe RL
タイヤ:29×2.60
ブレーキ:Shimano MT520 4 ピストン油圧ディスクブレーキ
リアディレイラー:SRAM NX Eagle
ドライブユニット:Bosch Performance Line CX
バッテリ:Bosch PowerTube 500 (500Wh)
ディスプレイ:Bosch Purion
希望小売価格:¥790,000(税別)
*仕様は予告なしに変更になる可能性があります

ユーティリティモデルの「Powerfly 5」

MTB ライダーならば必ずと言っていいほど走る里山をはじめ、アップダウンの多いトレイルライドから都心のクルージングまでこなす、eBike 界の SUV(スポーツ用多目的車)。新型のドライブユニット「Performance Line CX」や、120mmトラベル(ストローク)のサスペンションの 1×12 ドライブトレイン(12 速変速)などの搭載により、どんな道でも心置きなく快適なトレイルを楽しめます。

▼Powerfly 5
サイズ:S, M, L, XL
フレーム:Alpha Platinum アルミニウム
フォーク:RockShox Recon RL 120mm トラベル
タイヤ:29×2.30
ブレーキ:Tektro HD-M275 油圧ディスクブレーキ
リアディレイラー:SRAM SX Eagle
ドライブユニット:Bosch Performance Line CX
バッテリ:Bosch PowerTube 500 (500Wh)
ディスプレイ:Bosch Purion
希望小売価格:¥460,000(税別)
*仕様は予告なしに変更になる可能性があります。