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【速報】高岡亮寛がツール・ド・おきなわで6勝め!

11月10日、沖縄県北部にて開催されたツール・ド・おきなわ市民210。ホビーレーサーたちの甲子園とも呼ばれる大会で、高岡亮寛(六本木エキスプレス)が3人スプリントを制して自身6度めの勝利を飾った。

前半は阿曽が積極的にしかけ150㎞まで逃げ続ける

阿曽圭祐、徳田鍛造 櫻井透らがレース前半から仕掛け、9名の逃げが決まる。

この逃げは人数を減らしながら進行し、この中から阿曽が単独で150km地点、高江あたりまで先行した。

いっぽう先頭グループでは2回めの普久川ダムで高岡が満を持してアタックしを阿曽を追走した。ここで同調できたのはニセコクラシックの覇者松木健治だけだった。その後、山の神こと森本誠など6名のグループに纏まり、高江で先行していた阿曽をキャッチした。

高岡を含む3人が羽地ダムから仕掛ける

高江で振り出しに戻ったレースだが、最後の上り、羽地ダムの上り口で高岡亮寛がアタックした。このアタックに反応できたのは井上亮、松木健治のみ、先頭集団は3人、高岡がまさに勝負をかけて選手を絞りこんだのだ。

そして、このままゴールまでたどりついた3人によりスプリントとなり、高岡が先にしかけ、スプリントにつよい松木を押さえて勝利を飾った。

スプリントでも強さを見せた高岡

レース後の高岡の話では

「最後に一番注意したのは松木選手でした。彼の得意な展開であろうともいえましたが、自分が先行してのスプリントで並んだタイミングでギアを上げて踏み切ることができました!とても嬉しい勝利です」という。

かつてはスプリントが苦手と言われていた高岡だが、2年前のツール・ド・おきなわでもスプリントを制しており、もはやオールラウンドに他を寄せ付けない実力をみせた。

レース後に讃えあう松木(左)と高岡(右)

2位 松木コメント

「得意な展開ではあったけど羽地ダムの上りで高岡さんの引きに消耗してしまい、結果的に自分の得意なところでも彼の力が自分を上回っていました。今年はコンディショニングも含めて調子が万全だっただけに悔しいです。 最後3人になったときは、もうお互いを知り尽くしている感じで話す事もなく勝負に徹しました」

3位 井上コメント

「2週間前にクランクの長さを167.5mmに変えてみるなど、コンディショニング以外にも最後まで最高の条件になるように準備してきました。ただ、スプリント力のない自分は、あの展開では二人にかないませんでした」

リザルト 市民210

優勝 高岡亮寛
2 位 松木健治
3 位 井上亮
4 位 持留叶汰郎
5 位 森本誠
6 位 中村俊介

ツール・ド・おきなわ 公式サイト
www.tour-de-okinawa.jp

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Bicycle Club編集部

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ロードバイクからMTB、Eバイク、レースやツーリング、ヴィンテージまで楽しむ自転車専門メディア。ビギナーからベテランまで納得のサイクルライフをお届けします。

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