日本チャンピオン與那嶺恵理が契約更新、万全の態勢で東京2020を狙う

Bicycle Club編集部

2019年11月15日

女子ワールドツアーで走る、日本チャンピオンの與那嶺恵理選手から契約更新のリリースが届いた。

チームとしてはAlé–Cipollini（アレ、チポッリーニ）との契約が継続するが、メインスポンサーが変更したためチーム登録はスロベニア籍のALE’ BTC LJUBLJANA（アレ・NTCリュブリャナ）となる。また、同チームはUCI初の女子ワールドツアーチームのライセンスが与えられた。

UCIの改革により2020年から女子にもワールドツアーチームライセンスが発行されることになる。いままではレースとしては女子ワールドツアーとなっていたが、男子のように参加チームにライセンスは発行されておらず、参加チームに特別なライセンスは与えられていなかった。

2020年シーズンからは與那嶺選手が所属するALE’ BTC LJUBLJANAのほか、CANYON / /SRAM RACING、CCC – LIV、FDJ NOUVELLE – AQUITAINE FUTUROSCOPE、MITCHELTON – SCOTT、MOVISTAR TEAM WOMEN、 TEAM　SUNWEB、TREK – SEGAFREDOの合計8チームにライセンスが与えられた。これが女子トップ8チームということになる。

PHOTO:Kyosuke takei

以下リリースより

與那嶺恵理は２０２０年もワールドツアーの一員としてレースを行います。 UCI Women’s WorldTeam ALE’ BTC LJUBLJANA に所属致します。４シーズンめのヨーロッパツアー。初めて同じチームでの契約更新です。

今シーズン、私はこのチームでの活動を通し、多くの学び、そして自分自身のチャンスを感じることが出来ました。

ワールドツアー　ストラーダ・ビアンカで13位

ヨーロッパ　１クラス　スコットランドで総合６位

自身のベストも更新することが出来ました。

来季のオファーは４月のアルデンヌクラシック時に頂きました。来季の契約は東京オリンピックと言う大きなイベントが有るため様々なオプションをコーチと考えながら、８月に契約続行を選択しました。私にもチャンスが有るALE’ BTC LJUBLJANAで来年も戦えることがとても嬉しいです。チームメンバーも大きく入れ替わり、世界トップ８のワールドツアーチームにふさわしい陣営です。

来季の目標は、チームのより多くの勝利、自身のワールドツアーでの表彰台、そして東京オリンピックでの集大成です。

応援よろしくお願いします！

全てを力に変えて