TEAM BRIDGESTONE Cyclingが2020年チーム体制を発表
Bicycle Club編集部
- 2019年12月17日
ブリヂストンサイクル株式会社が、自転車競技チーム「TEAM BRIDGESTONE Cycling(チームブリヂストンサイクリング)」の 2020 年体制及び機材サポート選手を発表した。
2020 年体制では、新たに自転車トラック競技で日本代表として活躍する脇本雄太選手をチームに迎え、2020 年に向け更なる体制の強化を図るとともに、引き続き、自転車競技アスリート、トライアスリート、パラトライアスリートへの幅広いサポートを行う。以下、プレスリリースより。
TEAM BRIDGESTONE Cycling
(プロフィール、2020年に向けたコメントの順に記載)
■橋本 英也(はしもと えいや) ロードレース/トラックレース
オリンピックのオムニアムで、メダルを取れるようやっていきたいですね。まずはワールドカップで結果を出すことが一番の準備になると思っています。
■窪木 一茂(くぼき かずしげ) ロードレース/トラックレース
ブリヂストンと共に東京2020を目指し、いよいよ集大成の時を迎えます。パフォーマンスアップには十分手応えを感じているし、世界との体力、スキル、そして機材、どれにおいても計画的に課題は克服できています。だからこそ、今積み上げてきているこのプロジェクトを、途中で満足することなく心身共にブラッシュアップさせていきたい。そこに誰よりもこだわりを持って挑戦することが、ある意味自分らしいのかなと思います。空回りすることなくチームを信じて、自分を信じて、この2020年を誰よりも楽しもうと思います。
■近谷 涼(ちかたに りょう) トラックレース/ロードレース
まずは2020年3月までトラックを走ったあとに、自分が東京2020オリンピックに出場できるのかどうかが決まります。それも自分の来年の活動に対して大きく関わってきますが、来年も今年以上に結果を求めて走っていきたいと思っています。UCIレースもそうですが、Jプロツアーでもまだ勝利はないので、狙っていきたいと思っています。
■太田 りゆ(おおた りゆ) トラックレース
オリンピック出場の枠が、2枠取れる可能性がすごく高まっていて、そのチャンスを私自身がつかめるかどうかがポイントになってきているので、一戦一戦を大事にしたいです。
ケイリンは、去年銀メダルを獲っているので、それ以上のものも狙いたいですし、必ずメダルを獲得できるレースをしたいと思っています。
スプリントでは昨シーズン、ハロン(200mTT)での予選を勝ち上がってから一人目の対戦で勝ち上がれた経験がないので、これからの2020シーズンは一人でも勝ち上がれれば2枠というものが現実的になるので。スプリントは私には未知の世界ですが、ひとつずつこなしていきたいと思っています。
■脇本 雄太(わきもと ゆうた) トラックレース
チームブリヂストンサイクリングに加入させていただき、より自分の競技パフォーマンスが向上することへの期待とうれしさでいっぱいです。国内トップレベルのチームで活動できることで、更なる競技力向上に努めます。これからブリヂストンサイクルの皆さんと共に、2020年の活躍、そして自転車競技の魅力を伝え、ファンを増やすことに取り組んでいきたいと思います。
■今村 駿介(いまむらしゅんすけ) ロードレース/トラックレース
来年は、まずオリンピックがありますので、チームパシュートでの出場を目指します。そしてロードも頑張ろうと思っているので、Jプロツアーでもツアーリーダーのルビーレッドジャージを目指して走ります。あとはトラックの個人追い抜きの日本記録を更新できるように力をつけたいと思います。
■沢田 桂太郎(さわだ けいたろう) ロードレース/トラックレース
来年は、まずオリンピックを目指します。そしてロードで結果を残していきます。来年はアンダー23で最後の年なので、全日本ロードをしっかりと獲っていきます。これまでアンダー17、ジュニアとチャンピオンを取ってきているので、後はアンダー23を取って、全カテゴリーの制覇を目指したいと思います。
■石橋 学(いしばし まなぶ) ロードレース/トラックレース
今年は自分が総合狙いで走ることが多かったのですが、他のメンバーも全体的に活躍できていて、メンバー全てに勝利のチャンスがあるので、チームとしての幅が広がったなと感じています。
いろんな戦い方ができるという感覚があって、今までの作戦だと、例えば自分が総合を狙って他の選手はアシストだけ、という感じだったんですが、ここのところは何人かが勝ちを狙えるようになってきています。これで違う作戦も立てられます。例えば自分が逃げに乗って、後ろで違うメンバーが追いついた時の作戦に備えるとか。結果的に自分も動きやすくなるし、逃げをやりたいとも思っているので、そういう動き方ができますね。
コンディションとかもいろいろありますが、自分がロードレースの作戦の中での軸にならなければいけないと思っています。それに前半は特に、オリンピックに関するポイントも絡んでくるので、シーズン前半から前倒しでコンディショニングしていきます。
■黒枝 士揮(くろえだ しき) ロードレース/トラックレース
オリンピックイヤーですので、もちろんチームからトラックもロードもオリンピアンを出すことを目標にがんばっていきます。個人的には、全日本選手権を狙っていきます。
■徳田 優(とくだ すぐる) ロードレース/トラックレース
今シーズンは後半の方が走れていた印象があるので、その力を前半にも出せるように、前半に力を出しても後半をがんばれるような体づくりをしたく思っています。
また全日本選手権で表彰台に立てるような選手になること、そして今年はツール・ド・北海道ではUCIポイントが取れましたが、どのUCIレースでも総合に絡んでいけるような選手になるのを目標にがんばっていきます。
■孫崎 大樹(まごさき だいき) ロードレース/トラックレース
今シーズンも、自分が狙えるチャンスを何回か頂いたんですが、そこでしっかりとつかめていない結果が今シーズン0勝という具合でした。来年はそこをきっちりと回収するつもりで勝率を上げたいというのと、全日本タイトルを狙っていきたいなと思っています。
■平野 星矢(ひらの せいや) マウンテンバイク
一番の目標はオリンピックに出ることです。チームの意義も含めてオリンピックに出場するのが重要なので、まずは日本代表となるため、5月までにどれだけのポイントを積み重ねられるかがとても重要です。
そのなかで、来期のアジア選手権がオリンピック代表選考に関わる重要な大会なので、そこで確実に優勝してポイントを取るというのは必須の課題なのかなと思っています。アジア選手権に勝ち、オリンピック代表になりたいと思います。
また全日本選手権も、今年勝つことが出来なかったので大きな悔いが残ります。このままこの挑戦をやめるわけにはいかない。僕は必ず勝てます。
■沢田 時(さわだ とき) マウンテンバイク/ロードレース
2020年の目標は3つあります。まずはオリンピックに出場すること。アジア選手権で勝つこと。そして全日本選手権で勝つことです。アジア選手権が2月にある予定で、オリンピックの出場が決まるのが5月末です。全日本選手権は遅く10月になります。その3つ、それぞれ1年を通してがんばる年になりますが、万全なサポート体制のもと、努力し、成し遂げていきます。
機材サポート選手
■トライアスロン:上田藍・ゴードンベンソン (計2名)
■パラトライアスロン:谷真海・秦由加子 (計2名)
■自転車競技・トラック/ロードレース:梶原悠未・小林優香 (計2名)
問:ブリヂストンサイクル
https://www.bscycle.co.jp
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