アイアンマン世界王者が「自宅でトライアスロン」に挑戦！

Bicycle Club編集部

2020年04月13日

トライアスロンのアイアンマン現世界王者にして北京オリンピック金メダリストのドイツ人、ヤン・フロデノが、新型コロナウイルスの患者の治療にあたる医療従事者を支援するための寄付金を募ろうと、ロックダウン下にあるスペイン・ジローナの「自宅でトライアスロン」に挑戦。その模様をフェイスブックでライブ配信した。以下、プレスリリースより。

完走時点で集まった寄付金は20万ユーロ

チャレンジ当日4月11日の気温は13℃。「スイム」ではウェットスーツを着用し、庭に設置したトレーニング用の流水エンドレスプールで3.8kmを泳ぎました。ズイフトでWahooのスマートトレーナーを使用した180kmの「バイク」パートはライドイベントとして一般公開され、スタート地点には日本を含む世界中から800名以上ものライダーが共にスタート、彼のチャレンジを勇気付けました。ライドにはファビアン・カンチェラーラをはじめとした著名人も参加しました。

自宅の流水エンドレスプールで3.8kmの「スイム」

Wahooスマートトレーナーでズイフトを使用した180kmの「バイク」

バイクパートはズイフトのイベントとして一般公開され、ファビアン・カンチェラーラも参加

同じくズイフトでトレッドミルを使用した42kmの「ラン」を走破、８時間33分39秒で完走しました。完走時点で集まった寄付金は20万ユーロ、日本円で2370万円に達しました。寄付金は引き続き、募金を募っています。

8時間33分39秒でアイアンマンディスタンスのチャレンジを完遂した

▼8時間にわたるチャレンジの模様は、フェイスブックヤン・フロデノ公式ページで視聴可能
https://www.facebook.com/JanFrodenoTriathlon/

キャニオンはこのチャレンジをサポートするため、ヤン・フロデノカスタムカラーのTTバイク「スピードマックス CF SLX」1台を特別に制作し、を寄付へのリターンとして贈呈。SRAMから贈呈されたRed eTap AXSコンポーネント、Zipp858 NSWホイールを組み合わせた完成車として、15,000ユーロ、日本円で178万円の寄付へのリターンとして贈呈されました。