R×L SOCKS・ヒールロックソックス TBK-214HL【TEST ME】
ハマダ
- 2020年09月03日
編集部が気になるパーツやアクセサリーをインプレッション! 今回はサポート選手からのリクエストに応える形で開発がスタートした、R×L SOCKS・ヒールロックソックス TBK-214HLを編集部のハマダがテスト!
カカト全体を適切にロックしスムーズなペダリングを実現!
武田レッグウェアーは1982年、現会長の武田進さんが立ち上げた靴下製造メーカー。1997年、世界で初めてつま先部分のアーチが靴のように左右対称になっているソックス、「R×Lソックス」の開発&生産に成功。以降R×Lソックスは、多くのランナーやサイクリストの足を支えている。
数カ月前に発売された「ヒールロックソックス」は、あるサポート選手からのリクエストに応える形で開発がスタートした一品。整骨院の医師との試行錯誤を繰り返して設計され、カカト部分に細く薄いテーピングを施すような設計になっている。
カカト付近にペダリング時の身体的バラつきを軽減し、より効率的な足の動きをサポートする「ヒールロックサポート」と、カカト部分を立体形状にし、ズレを防ぐ「内外リアル立体サポートヒール」を備えている。さらにR×Lがもつ超立体製法や、つま先下部の滑り止めデザインを配置するなど、美しく、効率的なペダリングを生み出すための一足になっている。
水色のラインがカカトをロックしてくれる!
ただ締め込むのではなく、アキレス腱部分に過度な負荷がかからないようクリアランスを設けた「C型設計」。
元五輪選手と試行錯誤し開発したグリップ配置。適切なグリップ力で、インソールとの位置関係を適切に保つ。
ソックスを床に置いた状態。カカト部分の立体形状がよくわかる。内部での足のズレを防いでくれる。
ネイビー/サックスのほか、ブラック/グレー、レッド/ブラックをラインナップ。機能系ソックスとしてはややカラバリ多め。ウエアやシューズのカラーと合わせよう。
R×L SOCKS・ヒールロックソックス TBK-214HL
2200円(税抜)
●素材:ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン ●サイズ:S(22~24cm)、M(24~26cm)、L(26~28cm) ●実測重量:39g
そもそもの感触が心地よく、ダンシング時にはサポートを実感!
ソックスに足を入れると、すぐに水色ラインにサポートされている感触がわかる。とくに足裏側がわずかに「クッ」と持ち上げられる印象。対して足首側はC型設計でさほど強さを感じない。肝心のペダリングだが、いい感じだと思う。シッティング時は私が鈍感なせいか、あまり実感がなかった……。しかし! ダンシング時に土踏まずに力を込めると、脚(足?)を下に落としやすい感覚がある。「これがカカトの安定か!」と実感でき、非常に好ましい。そもそもソックスとしての全体の履き心地が快適だ。個人的に、つま先グリップ部分の四角は、ちょっと膨らみの主張が強いか?
TESTER/ハマダ
元プロショップ店員の編集部員。足のサイズは27.5cmの幅広甲高で、さらに足首も太い。書いていてなんだが、かなり困った足だ。ダンシングはわりと多用するほうだと思う
問:武田レッグウェアー www.rxl.jp
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